2009年11月06日

「小公女セイラ」第3話

トマト…トマトだよ。
「私が間違っていました。認めます。私はなんの価値もない人間です。」と、ひざまずき、項垂れるセイラ(志田未来)に、武田真里亜(小島藤子)が高笑いしてトマトを投げつける。「皆さんも、どうぞ!」と真里亜から強要されたクラスメイト達も戸惑いながらも逆らえずに次々にトマトをセイラにぶつける。いやいやいや…今時、こんな古典的な「いじめ」も無いだろうと思いつつ、しかしながらこれがビジュアル的には結構なインパクト!そんな事を思いつく真里亜、ある意味凄すぎて怖い。
要するに転入してきたセイラが超セレブな扱いを受けていたのは、彼女の父親の財力が故であったと知った真里亜のセイラに対する筋違いな腹いせである。その財力という後ろ盾を失ったセイラには何の価値もない、と言う事を認めさせる為に取った手段が、まさみ(岡本杏里)やカイト(林遣都)といった辛い状況の中でもセイラの心を支えていた友人達を姑息な手段で引き剥がし孤立させると言う事。芯は強くても気持ちが素直な分、セイラはその作戦にまんまと嵌りショックを受けてしまった訳だ。わからんではないけどね…でも、先週は学院長(樋口可南子)の前で、あんなに誇り高く振舞っていた所を誉めたばっかりなんだから、もうちょっと粘って欲しかったなぁ(苦笑)

今週も最後の最後で、セイラを庇ったカイトはちょっと美味しい役まわりだった。でもそこで庇うなら最初から真里亜なんかの作戦に惑わされなきゃいいのにさ、とは個人的ツッコミ。
美味しいと言えば、忽那汐里演じる水島しをり。ポッキーのCMの時とは全くイメージの違う超クールな性格で、真里亜のやることなすことに心底呆れた様子で「…そこまでやるかね。」と低く呟く彼女は格好よさすら感じるほど。だからと言ってセイラの味方というスタンスでもないあたりもまたなんとも興味深く今後の動向がきになるところ。(むさし)

公式サイト

ブログパーツ
posted by むさし at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 小公女セイラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月27日

「小公女セイラ」第2話

第2話で装着していた、いじめっ子・武田真里亜(小島藤子)の髪のリボンはピンクと白のストライプ。(←どうしても、あの変なリボンに目が行ってしまう)どこかで見たなぁと、遠い記憶をさかのぼり気付いた。これってキャンディ・キャンディじゃん?(笑) 
…と言う事はさておき、学院の下働きになったセイラ(志田未来)の過酷な日々が始まった。シンデレラよろしく朝から晩までの皿洗い、洗濯、掃除、買い出し。隙あらば怒鳴られ、フォークを拾わされ、水を掛けられ…もう散々である。そりゃ熱も出るし、ろくな食事も与えられていないのだから倒れもするだろう。お陰でカイト(林遣都)に、文字通りお姫サマ抱っこをされて部屋まで運ばれると言う、ちょっと美味しい思いもしたわけだが、この先にまだ山のように待ち構えている極悪非道な(言いすぎ?)仕打ちを想像すると、こんなことは明日には泡と消えてしまう程度のラッキーか。

よくドラマを見ていると、本当の事を言えずにいるうちに、物事が悪い方へ流れてしまうことが間々ある。もちろん、それは展開上必要なのだろうが、見ているこっちは結構フラストレーションが溜まったりして、ついつい単純にも「何で本当の事、言わないかなぁ!」とテレビに向かってツッコミ入れたり。その点、この小公女セイラのいいところは、言うべき事ははっきりと言う姿勢。まぁ、言ってみた所で、ロクに話も聞かない賄い夫婦や、ヒステリックな院長先生(樋口可南子)にペシャン!と跳ね返されてしまうオチだが、それでも堂々と主張する気概は好きだ。フランス語教育の助成金欲しさに、語学の堪能なセイラに1日だけ生徒に戻れと命令した院長に「お断りします。」とスパッと言い切った場面、なかなか痛快だった!またその「NO」も院長を困らせてやろうという小賢しい反抗ではなく、セイラが自身の立場をわきまえているからこそ出てくる正当な拒否だと視聴者にきちんと伝わるのも上手いなぁと思った。(むさし)

公式サイト

ブログパーツ
posted by むさし at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 小公女セイラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

「小公女セイラ」第1話

幾ら多くの人たちから支持を得てきている不朽の名作だからと言って、確かにアニメも大ヒットしたからといって、今時分の設定で「小公女」をそのまんまやるのは無理があるだろう!と、はなからツッコミモードで挑んだ志田未来主演の「小公女セイラ」。
象が3頭もいるゴージャスなインドでのお姫様暮らしぶりも、(そりゃインドのお金持ちは象を飼ってるかもしれないけど!)聖ミレニウス女子学院とやらでの当初の扱われ様も、同級生の武田真里亜が頭にピンクの大きなリボンを恥ずかしげもなく付けていることも(今時そんなリボンは時代錯誤だよ、と誰か彼女に言ってやる子はいないのか?とやきもきしてしまうほどのリボンであった…)、およそ、現実離れしていてどう受け止めていいやら…と苦笑しながら見始めたのだが、しかし…。

いや、なんと言うか…さすが岡田惠和、とでも言うべきか。そもそもやはり原作の持つ魅力なのか。はたまた磯山昌&金子文紀のゴールデンコンビのなせる業か…。とにかく緩急が見事で、あっという間に引き込まれてしまった。主人公・黒田セイラ(志田)の賢く優しい、また芯の強さを、日本の学院へ転入し同級生達と関わっていくエピソードを通してしっかり印象付けた頃を見計らって、一気にどん底へ突き落とす展開。上手い。原作で結末がわかっていても、これからの展開が大いに気になり、次週も見てみたいと思ってしまった。

個人的イチオシは学院で下働きをする三浦カイト(林遣都)の存在。お姫様から召使に落ちぶれたどん底セイラを支える美味しい役どころだ。まぁ、セイラはともかく、彼にも幸せな結末がどうか待っていますように!と願わずにはいられない健気さがたまらない。またいじめ役の学院院長・樋口可南子のヒステリックな芝居も必見。全体的に“キャラクター”色が強い役作りになっているが、確かにこういった作品の場合は、中途半端なリアリズムで演技をされるとかえって白けるもの。オーバーくらいで丁度いいのかもしれない。

「小公女セイラ」…タイトルだけで敬遠せず、一度トライしてみては?(むさし)

ブログパーツ
posted by むさし at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小公女セイラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする