2009年04月04日

冬ドラマ、最終回を斬る!

…と、いうほど斬っちゃいませんが、何のこたぁないです。取り敢えず見たんだけど、レビューでは殆ど書かなかったその他の作品について、いくつか取りこぼしがあったりしたので、ざっくりとコメントをしたいと思ったまでで。

■ヴォイス〜命なき者の声〜
最後まで超優等生な作品。毎回そこそこ「いい話」が展開され、そこそこウルっと来たものの…落ち着きが良かった分、後々記憶には残らないだろうなぁと思ってしまった。瑛太がね…いい役者だけど月9で主役を張るにはまだまだインパクトがない。石原さとみは地味ながら健闘。こういうテキパキした役がよく似合っていた。

■トライアングル
展開が二転三転して視聴者の推理を揺さぶるタイプの話の場合の「主人公の一番近くにいて一番信頼できそうな人が犯人!」という「流星の絆」の法則が的中。上海行きの乗客リストを探しまくっているあたりで、そんな予感がして、以降、そういう目で見てしまい、いまいち盛り上がれなかった。開局記念番組だかでやたらに豪華なキャストは楽しめたが、だからと言ってパリや上海のロケが必要だったとは思えない。

■ラブシャッフル
視聴は初回と最終回だけ。ま、途中色々あったようだが、それぞれに落ち着くところに落ち着いた、という話?この不況の世にバブリーな設定が浮きまくりで、おとぎ話と割り切るには中途半端。懐メロや古いギャグもビミョーで、紙一重のところで「おしゃれ」にはなっていなかった。いずれにしてもあまり興味の向く話じゃなかった。

■浪花の華〜緒方洪庵 事件帳〜
「主役(窪田正孝)がむさしさん好みですから!」と勧められて最終回含め2〜3回ほど見た。なるほど。確かに的外れでもなく、いい線はいってると思った。が、ドンピシャではなかったので、のめりこみはしなかった(笑)個人的には、時代劇として、その後の洪庵先生の物語をじっくりみて見たい気はする。

■だんだん
ここまで主人公や登場人物に最後まで共感できなかったドラマも久々。主人公達が若さゆえ色々と悩みながら、チャレンジ、挫折、転向を繰り返して成長していくエピソードが続いたが、そのどれもに説得力がなく、いつも強引、唐突。ゆえに、ただの「わがまま」にしか思えなかった。あーーしんどかった。今週スタートした「つばさ」に期待。

以上、冬ドラ精算終了!(むさし)

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2009年04月02日

フジテレビのホラー

3/30、フジテレビで2つのホラーのドラマが放送された。

『世にも奇妙な物語 春の特別編』

以前は”幽霊モノ”というイメージだったが、今は”人間の怖さ”をテーマとした展開が多くなっている。
人間の心理を描いたり、現代社会を反映したストーリーが目立つ。
こういうオムニバスだと、主演俳優の力量がよく分かるということを実感した。

『トリハダ5〜夜ふかしのあなたにゾクッとする話を〜』

「世にも奇妙な物語」の後、深夜に放送された。
こちらも幽霊ではなく、人間の心理を描いたドラマだ。
かつて、日本人は狐や恨みを持った幽霊を恐れたが、現在は生身の人間の方がよっぽど怖いということを実感した。
見るものに想像させる演出が多く、現代における”怪談”と言えるドラマではないか。
オムニバス仕立てだが、演出・脚本は全て三木康一郎が担当している。
全体を通してなかなか趣向を凝らしたドラマなので、次の放送からでも見てみては。
(緋炎)
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2009年03月31日

TBS、昼ドラに幕

40年に渡って、主に主婦向けのドラマを放送してきたTBS。
2009年3月27日をもって、”愛の劇場”と呼ばれた13:00〜13:30の時間帯のドラマを終了することとなった。

個人的な話で恐縮だが、小さい頃から、長期の休みに入るといつも昼ドラを見ていた思い出がある。
中でも、「天までとどけ」や「ぽっかぽか」、「大好き!五つ子」、「吾輩は主婦である」は印象深い作品だ。
昼ドラは特に脚本によって作品の良し悪しが決まると思うが、「吾輩は主婦である」は私の周りでも評価が高かった良作だ。

また、同チャンネルの13:30〜14:00のドラマ30(現在は”ひるドラ”)も、「おちゃべり」が最後のドラマとなった。
「キッズ・ウォー」シリーズが話題を呼んだ。

40年もの歴史があったし、なかなか面白い作品もあったため、視聴者のドラマ離れ・改編による昼ドラの終了は寂しいものだ。
(緋炎)
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2009年03月27日

冬ドラマ最終回〜「本日も晴れ。異状なし」

過疎と言う厳しい問題を抱えた沖縄のとある離島。その島へ東京から派遣交流で警察官・白瀬亮(坂口憲二)がやってくる。事件など何も起こらないその島で「駐在」という立場は、なかなか受け入れられなかったが、彼は持ち前の明るさとバイタリティーで徐々に暮らしに溶け込み、やがて島民に根付く島の未来に対する「諦め」の意識を「希望」に変化させていく。

終盤で拳銃の密輸事件を絡めてきたり、一方では島の小学校で子供達を教える西門うらら(松下奈緒)と突然、恋愛モードになるのは、少々強引だった感じはするが、全体的には一話ごとの収まりもよく、全編ロケという映像も長閑で美しく、日曜日の夜に家族で見るには相応しい優等生的なドラマだったのでは、と思う。もっとも優等生過ぎる作品というのは、かえって後々記憶に残り難いものだったりするのだけど…(苦笑)。
出演者の中では地元でサトウキビ作りに命をかける青年・光生役の青木崇高の純朴っぷりが印象的。「ちりとてちん」で彼をよく知る脚本家の藤本有紀が、青木のこれまでとは違う一面を上手く引き出したという感じだった。(むさし)

脚本:藤本有紀
出演:坂口憲二、松下奈緒、前田美波里、遠藤憲一、近藤芳正、岡本麗、青木崇高、宇梶剛士、夏未エレナ など

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2009年03月26日

「メイちゃんの執事」

そもそも「イケメン」という言葉に関心がない。ハッキリ言って苦手。そんな男子に傅かれたいとも思わない…という極めて個人的な嗜好の相違から、今期まったくノーマークだったこのドラマ。
ところがところが、当ブログのサイドバーにある冬ドラマ人気投票の途中結果を見てびっくり!集中投票でもあったのかと思うような、得票数の異常な伸びにより、ただいまダントツの1位である。最終回の視聴率が16.6%(くらい?)だった事を踏まえると、単純に自分を含めた身近なところでの視聴率が取れていなかっただけで、全国的には相当人気があったりして?そんなに面白かったというわけか???

と言う訳で、本当に面白かったのなら、それを見逃してしまうのは悔しいし、まったく見ていないのに批判をするのも筋違いかとも思い、数多ある便利な動画配信サイトで(ちなみに字幕は中国語であった/笑)1話から最終回までを一気にざざざーーっとチェック!いやぁ〜疲れた(笑)

とある田舎のうどん屋の娘として、慎ましやかに楽しく暮らしていた榮倉奈々演じる東雲メイ(しののめめい←役者達が非常に言い辛そうな名前であった)が、両親の事故死によって、実は日本有数の大富豪・本郷家の跡取りである事がわかり、「有閑倶楽部」も「花男」も真っ青な超セレブ・お嬢様学校に入学させられるところから物語はスタート。なんとこの学校、生徒一人一人にイケメン執事がつくという決まり。で、メイの執事・柴田理人役が今をときめく(…らしい)水嶋ヒロなわけだ。で、この理人の弟で、メイを好きな剣人役を佐藤健。またメイと跡取り争いをする本郷家の養女・詩織が山田優。(ぶっちゃけ、山田優の制服姿は年齢的にどうなの、と疑問でしたが)そして彼女の執事・忍(向井理)。彼ら・彼女らの「好き」ベクトルの絡み合いがベースで、プラス、個性的かつ意地悪なクラスメイト達と徐々に打ち解け、最後は「友情」が芽生えちゃうというパターンの学園コメディ。

まぁ…原作が少女漫画のようですから、まんま動く少女漫画といったところ。そういう世界観で割り切って見れば面白いのかもしれない。ただ、今回は私自身も何せ一気に見たので、物語的にはメイが学校を辞めるだの戻るだののくりかえしという印象が強くて予想以上の捻りや仕掛けは殆ど感じられなかった。メイに唯一敵対していなかった寮の隣人・多美が、実は…という後半の展開も、その多美役を「谷村美月」がわざわざ演じているあたりで、何かあるなぁと察することができてしまったし…(苦笑)

一応、全部見たので、私なりの評価というか、感想。強いて言うなら
「私は20代のイケメン執事より、ロマンスグレーのおじさま執事がいい。じゃなけりゃ、10代の小姓のほうがむしろ…(以下自主規制)」
結局、ドラマは人の好み次第…ということ?(むさし)

メイちゃんの執事


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2009年03月25日

「落日燃ゆ」

廣田弘毅を中心として描かれたドラマ。
時期としてはドラマ「白洲次郎」(近衛文麿&吉田茂)よりも若干前という感じだろうか。
もっと政情が色濃く反映されているかと思ったが、家族愛の方が強かったように思う。これも見易さを追求したからか。
個人的には、もう少し時代背景を描いて欲しかったが。

とはいえ、廣田弘毅という人物の内面はよく描かれていたと思う。
A級戦犯の中で彼だけが文官だったことを今回初めて知った。
また、当時は軍閥に支配されていて否応なく戦争に向かったと勝手に思い込んでいたが、真相は違っていた。政府は戦争推進派と戦争反対派に分裂しており、廣田が反戦を主張して内閣総理大臣に就任したことも初めて理解した。

東京裁判で廣田が敢えて沈黙を貫いたのは、彼なりの責任の取り方だったのだろう。
現代に生きる戦争を知らない我々が、当時を気軽に口にすることはできない。
しかし平成も20年を過ぎた今だからこそ、昭和を歴史として認識し、我らの先祖が辿ってきた影日向の道をきちんと学ぶ時期にきているのかもしれない。
戦争責任の所在と謝罪、A級戦犯の扱いと合祀問題を改めて考えさせられた。(鹿の使番)

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「黒部の太陽」

2夜連続で放送されたこのドラマは、およそ45年前に完成した黒部ダムの建設工事における死闘とも呼べる男達の、そしてその男達を支えた家族の物語だ。
石原裕次郎と三船敏郎によって映画化されたのは1968年。私自身はその作品を実際に見た事はないが、以前、ゼネコンに勤めていた時には、60代近い上司達がよくこの黒部ダムの話をしていたのを思い出す。建設業に携わったそもそものきっかけが、この映画だったという人も少なくないくらい、影響力の強い、バイブルのような作品…そんな印象すら受けたほどだ。

今回テレビドラマとしてリメイクされたものは、香取慎吾、小林薫、ユースケサンタマリアらを中心にキャスティングされ、脇を固める役者も大御所揃いで映画なみの豪華さ。もともと、こういう“元祖プロジェクトX”のような題材が好きだという個人的嗜好も手伝って、かなり贔屓目ではあるが、映像も現場の迫力がよく表されていて素晴らしかったと思う。また事実に基づいたシナリオであるがゆえに、事故で作業員が亡くなったり、絶望的なトラブルに襲われたりする場面などからは作り物ではない悲壮感や衝撃がストレートに伝わってきて、物語としての完成度も高かった。

晩年の近藤勇役を思い出すような、香取慎吾の貫禄ある監督役も期待以上だったが、やはり注目してしまったのは小林薫。今回は、優しく寛大な父でありながら、仕事に対する責任感から、家族への情愛を押し殺して任務を全うした現場の責任者役だが、そんな彼が、病気で亡くなった三女の通夜の折に、娘が残したダムの絵を見て泣き崩れるところは、こちらも号泣。…本当に上手い役者だ。

ドラマなので基本的には「美談」仕上げ。実際には当然もっと生々しい人間の感情のぶつかりあいなどもあったのだろうが、まぁそれはさておき、ふと周りを見回して溜息。
「足りないお金はワシがなんとしてでも調達してくる!」と力強く宣言し、実行して、部下に不安を与えない経営者や際立ったリーダーシップを発揮する上司達…このドラマには確かに大勢出てきたのだが、うーん…私の周りには、というか現在の会社組織の中には、ほとんど見かけなくなってしまったなぁ。(むさし)

黒部の太陽

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2009年03月24日

「相棒Season7」”新”相棒は及川光博ーさて結果は?

相棒Season7の最終回当日にテレビ朝日から届いたメールマガジンを読んだ時、正直、やられた、と思った。まさか”新”相棒に及川光博が抜擢されるとは思ってもみなかったからだ。
キャリアのある俳優が後任であると決めつけていた(もちろん及川も俳優としてのキャリアを積んではいるが)のだが、見事に意表を突かれた。
しかも及川の演技の幅は広いので、どういうキャラクターで”新”相棒として登場するかと、気になった。
キャリア組の頭脳明晰エリート、ボンボンで脳天気な刑事、まったくやる気のない刑事、いろんなパターンが考えられた。

結果は最終回をご覧の通りだが、及川はうまくそのキャラクターを演じていたと思う。あの設定であの演技であれば文句はない。

ただどうしても亀山薫(寺脇康文)を越える相棒にはなれないと思う。杉下右京(水谷豊)との関係性に面白みがないのだ。警察庁幹部からは(とりあえず)半年の期限付きで特命係に配属されたので、次のシーズンで及川の降板もありえなくはないが(視聴率が取れれば期限はあっさり延長されるだろう/笑)、番組終了後に流れた劇場版相棒のトレーラーを観たりすると、ああやっぱり薫ちゃんしかいないよな、と思ってしまう。

いずれにしても次シーズンも観てしまうのだろうが、私もまんまとテレビ朝日の思惑通りに動いてしまっているということだ(笑)


余談だが、右京が初対面の神戸(及川光博)にむかって「あなたは亀山君の代わりにはなりませんよ」という台詞は嬉しい一言だった。

その通り!わかってるなら、亀山を戻してくれ!

(仲村英一郎)
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2009年03月18日

「相棒」Season7 〜フツーの警部になりつつある杉下右京〜

「相棒」Season7もすでに終盤を迎えたわけだが、2クール目で絶対無比の相棒「亀山薫」を失った大きさを感じた視聴者は多いのではないだろうか。

冷静沈着で頭脳明晰、その反面で人情にうとい「杉下右京」。それを「相棒」として支えていたのが、勇猛果敢、情熱の塊のような「亀山薫」だった。

その亀山を失った今、右京のキャラクターは迷走を続けている。状況に応じては笑みを浮かべたりして、ブレが大きいのだ。無表情で思考を巡らせるのが右京の特徴だったのだが、その面影はいまや無い。

右京のキャラクターが2時間ドラマのキャラクター(例えば「探偵左文字進」みたいな)に近づきつつあるのが非常に心配。
というか、Season7の前半クールと後半クールでは全くキャラクターが別人と言っても言い。

視聴率はなぜか相変わらず順調のようだが、長年の「相棒」ファンにとってはきっと満足のいくものではないだろう。

(仲村英一郎)
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冬ドラマ最終回〜Q.E.D.証明終了

中盤をすっ飛ばしておきながら、ふと見た最終回直前の第9話が思いの外、自分好みのノスタルジックな展開だったので気をよくして勢いで最終回をチェックした…が、んーーー見なくてもよかったかも。

燈馬想(中村蒼)が、研究プロジェクトへの参加要請を受けMITに戻ることになった。知らず知らずのうちに彼に魅かれていた水原可奈(高橋愛)は心穏やかではない。そんな折、学校の授業で行われた模擬裁判。可奈も裁判員になり自分の頭だけで想と同じ答えが出せたら、想を止める権利が与えられるのだと友人達に唆される…という展開なのだが、その強引な根拠はなんじゃ?という感じ。揺れる思春期の繊細な心情が汲み取れないほど、私自身が心の固い大人になってしまっていると言う事かもしれないが…それにしても、まったくもって共感ができるようなラストではなかった。残念。

当初はその明るさと勢いで視聴者を惹きつけたかのように思えた高橋愛だったが、回が進むに連れて技量の浅さが露呈したように思う。10話を保たせるにはあまりにも力不足だったのでは。輪をかけてクラスメートの役を演じる子供達の演技がお粗末!学芸会の延長のような素人芝居では、いくら中高生ターゲットのドラマ枠でも見限られてしまう。予算等々諸事情もあるのだろうが、もう少し「質」というものを追求して欲しかった。次クールは福田沙紀主演の作品らしい。期待できるのだろうか…(むさし)

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2009年03月11日

「白洲次郎」第2話

第1話よりも遥かに素晴らしかった。
次郎がマッカーサーを怒鳴りつけたエピソードは有名だが、ドラマではどう描かれるのかが個人的に楽しみだった。
第2話最後の最後でそれを上手く表現してくれた。

白洲正子役の中谷美紀は相変わらず上手い。
伊勢谷友介の英語も流暢だが、中谷の方がより素晴らしかったし、市川亀次郎が演じた青山二郎の破天荒っぷりもなかなか面白かった。
しかし何と言っても、岸辺一徳演じる近衛文麿の存在感が圧巻!

“疎開”という言葉が頻繁に聞かれるようになる遥か以前に田舎へ引越し、生きるため食べるために農業に勤しんだ次郎の先見の明はお見事!と言うほかない。
だが、共に働いてきた友が赤紙をもらい戦場に旅立つ一方で、辰巳に会いに行き自分宛の赤紙を握り潰してもらう次郎は、やはり特別階級のエゴにも見受けられる。
赤紙の握り潰しは、次郎が政界に繋がりがあったからこそできた超法規的措置であり、大多数の一般人は赤紙から逃げる手段など持ち合わせていなかったというのが、悲しいけれど現実だろう。
そしてあの青年のように、一通の死亡通知と僅かな形見が本国日本へ送り届けられ、遺体もないままに葬儀のみ行われたのが大半の民間人の姿だったように思う。
何ともやるせない。(鹿の使番)

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2009年03月05日

「おちゃべり」

TBSで今月から始まった昼ドラ、「おちゃべり」。

内容はというと…
>この作品は、カフェを舞台にした1シチュエーションコメディー。お昼のドラマでは珍しい一日一話完結で、日替わりでゲストが登場し、カフェにやってきては周囲を引っ掻き回します。(「おちゃべり」公式サイトより引用)

主役は星野真里・堀内敬子・峯村リエと、昼ドラにしては個性的。
内容はもちろん完全に主婦向けなのだが、舞台的なノリのかけあいもあったりして面白い。
1話完結、ということは30分で完結させなくてはいけないため展開は慌しいが、気軽に見られるのでついつい毎日見てしまう。
お昼の時間帯にはちょうどいいゆるさだし、毎回見なくても話がわからなくならないのが良い。

ちなみに、毎日変わるゲストは意外に豪華。
(緋炎)
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2009年03月04日

「白洲次郎」第1話

3話に渡りドラマ化されるNHK「白洲次郎」第1話を見た。
主役の次郎に伊勢谷友介、妻の正子役には中谷美紀。

ある人物の生涯をドラマ化するというのは、非常に大変であると思う。
しかも1900年代という日々変革が激しい時代であれば尚更のことだ。
今回は、幼少時から近衞文麿のブレーンとなり、戦争初期に誰よりも早く疎開をするところまでの白洲次郎が描かれた。

個人的に最も期待していたイギリス・ケンブリッジの街並みが、モノクロ写真のストップモーションばかりだったのが残念だった。
イギリス留学時代が、その後の彼の人生を変えたともいえる大事な時期だろうに、レポートで一度叱責された程度のエピソードしか挿入されなかったのが非常に残念だ。

白洲正子役の中谷美紀は適任だった。
ツンデレ系(笑)のお嬢様っぷりが良く出ていたように思う。
ただ、政情に焦点を置いたがために、夫婦の愛情が希薄に感じてしまった。
いつの間に子供が生まれたんだ?
しかも乳母に子供を任せて、自身は煙草をふかしているだけ…というのは、当時のお貴族様特有の表現だろうか。
次郎、正子共に煙草を吸うシーンが非常に多かったのが気になった。

とはいえ、まだ第1話。次回以降に期待したい。(鹿の使番)

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2009年03月02日

「神の雫」(仲)

どうも視聴率では苦戦をしいられているらしい(現時点で平均視聴率6.49%)。
しかし、ダメドラマではないし、そこそこ面白いと思うのだが。やはり視聴率とドラマの出来は関係ないということか。

主演の神咲雫役の亀梨和也(KAT-TUN)も悪くないし、脇役陣の田辺誠一、竹中直人、古谷一行もさすがベテランだけあって、いい演技をしている。
ストーリーも思い切りツッコミを入れたくなるようなものではないし。
印象が薄いドラマになっているのは事実だが、ダメドラマではない。かるーく流して楽しめるドラマだ。

ワインの造詣に深ければもっと楽しめるのかもしれないが、そうでなくても楽しめるのは間違いない。

なぜこんなに視聴率が低いのかが不思議でならない。

これをきっかけに「ジャニーズ陥落」的なくだらない記事がまた芸能ニュースで流れるのだろうが、それはお門違いだ。くれぐれもそういう類の煽情的なゴシップに一喜一憂しないでいただきたいと思う。

雫の父である豊多香(古谷一行)の残した謎の遺言状のラストである「神の雫」まであと数話。個人的には非常に楽しみにしている。

(仲村英一郎)
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2009年02月17日

「警官の血」

佐々木譲のベストセラーを原作にして、2夜連続で放映されたスペシャルドラマ。
三代に渡って続く“警官の宿命”について描かれている。
祖父・安城清二に江口洋介、父・民雄に吉岡秀隆、息子・和也に伊藤英明、そして連鎖の原因である犯人・早瀬勇三は椎名桔平が演じた。

戦後の混乱期、曲がったことが嫌いでいつも清廉潔白のまま仕事に取り組んだ清二。
学生紛争の最中、スパイ任務というあざとい職責と仲間を騙す良心の呵責の間に耐え切れず、自らが壊れてしまった民雄。
彼らは2人共、警服を着たまま他界した。
それらを見て綺麗ごとだけでは生きていけないと、警察の中で生き抜く術を身につけてしまった和也。

和也の最後は、三代に渡る遠回りな復讐とみるか汚染された警察機構の内部に浸食されてしまったとみるかは、意見の分かれるところだろう。
だが油断すると潰されそうな切迫した状況下で、彼はそうしなければ生き残れなかったのだ。
一番の敵は犯人ではなく警察上層部、組織そのものだったと気づいてしまった時に、和也は腹を括ったに違いない。

非常に重いテーマかつ地味な事件の連続だが、心の動きやその人が変化していくさまを如実に捉えた、なかなかの作品だった。(鹿の使番)

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2009年02月16日

「ヴォイス」〜命なき者の声〜 第5話

鶏小屋の前で不審な死を遂げたフリーカメラマン・岡原(吹越満)。ゴシップ専門とあって事件性も疑われたものの、解剖の結果は長時間同じ姿勢を続けた事が原因で起こした肺動脈血栓塞栓症、いわゆる「エコノミークラス症候群」だった。所持品はカメラの他に折り畳みイスや現像済みの写真など。殆どがスキャンダル画像ばかりのその写真の中に、何故か「めんつゆ」を写した物があり、そこから今回の真実が紐解かれていった。

冒頭から「携帯画像」に関する大己(瑛太)と亮介(生田斗真)のかけあいがあったので、それがヒントとなり話の先は何となく見えていたものの、これまでの回と同様、結末はハートウォーミング仕立て。岡原は離婚して別れた妻との間にいる幼い息子と携帯メールを使った「画像しりとり」でささやかなコミュニケーションを続けていたのだ。「めんつゆ」写真はその1枚。鶏小屋の前で倒れていたのも「めんつゆ」→「ゆうひ」ときて、「ひよこ」を撮ろうとしていたからだったのだ。生活の為に自尊心を押し殺してゴシップネタを追う日々の中で、息子のためだけに、それぞれのオブジェを丁寧に撮影していく回想の場面では岡原の優しい表情がとても印象的だった。
この「ちょっといい話」路線は、個人的には嫌いではないのだが…ただ毎度毎度となってくると見る側も最初からその予想をしてしまうだけに「感動」も薄まってくる気もする。後半戦のエピソードにそのあたりに工夫のあるものを期待したい。

登場人物とそのキャストのインパクトが全般的に弱いと思っていたが、ここへきて漸く「キャラクター」が出来上がりつつある。意固地でマイペースな大己や、お調子者の亮介達に間髪入れず冷たいツッコミを入れる久保秋(石原さとみ)が結構気持ちいい(笑) (むさし)

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2009年02月11日

「Q.E.D. 証明終了」第3〜5話

3話は学園祭の準備中に、起こった教室荒らしの犯人捜し。落研、お化け屋敷、バンド、メイド喫茶、それぞれ互いのイベントが自分たちの営業や発表の邪魔になると開催前から一触即発。そんな折、設備点検で停電になった隙に、4つの教室が全て荒らされるハプニングが。ま、結論から言うと、全てが被害者で全てが加害者だったというありきたりな話だが、そんなことより…中学生日記か!と思うほどの全員の芝居の稚拙さに呆れ返ってしまった。(落語の辻本祐樹も空回り) 初回ではこれも彼女の魅力と思っていたハイトーン、ハイテンションな高橋愛の台詞回しも、こうなると耳障り。

4話。燈馬想(中村蒼)がなぜMITをやめて日本の普通の高校に編入してきたかを説明する話。現地で知り合った天才学生との友情や、論文を巡るトラブル…いろいろあったのは分かるが、説得力はなかった。

5話。2時間ドラマをこよなく愛する熱血刑事と、世間の注目を集める為に大袈裟なストーカー被害をでっち上げた落ち目の女優が登場する話。2時間もののネタが満載だったが、お世辞にも洗練されたパロディではなく、このドラマの質の限界を感じてしまった。もっとも、この3〜5話の中では、辛うじて全編直視した回ではあったが。
…と言う訳で、これはもういいかな〜と録画予約を解除した。証明終了ならぬ視聴終了(むさし)

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2009年02月09日

「ヴォイス」〜命なき者の声〜 第3〜4話

この作品に出てくる「法医学」や「監察医」という設定に、どうも私はかつて好んで見ていたドラマ「きらきらひかる」をダブらせ、比較していたようだ。その「きらきら…」に比べ、テーマが不明瞭、登場人物の個性が今ひとつ…テンポが緩い、などと、特に1〜2話は学生達の探偵ごっこに終始した感が強かったので、余計に批判気味だったのだが、3話、4話と回を進めて見て、ようやくその勝手に抱いていた「思い込み」から脱却できた気がする。要するにまったくテイストの違うドラマなのだ。将来へ向けて試行錯誤中の若者達が、法医学を通して成長していく群像劇と認識し直せば、それなりに納得できる。毎度毎度のハートウォーミングなエピソードがいささか優等生過ぎて鼻につく部分もあるが、「人の死」がそれだけではないという美しくない現実も含めて、彼らの成長をリアルに描いてくれれば、そこそこまとまりのある作品になるのでは、と思えるようになってきたところだ。(でも、やっぱり何か地味…)

3話は、久保秋(石原さとみ)が、7歳の時に死んだ母親(片平なぎさ)の死因を突き止める話。母親の遺体にあった痣が気になって、「急性心不全」の検死結果に納得がいかないま15年を過ごしてきた彼女が、それが「クラッシュシンドローム」(急激な圧迫から解放された後に起こる血液中の成分変化が引き起こす心不全)だったという事実と、何故そうなったかという出来事を、大己(瑛太)らの手助けで紐解き、ようやく母親の死を乗り越えるという展開だ。7歳の時の石原さとみ役の少女があまりにも大人っぽくて、ランドセル姿が妙に艶かしかったりと意地悪なツッコミどころも多々あったものの、最後は片平なぎさの快活な肝っ玉かあさんぶりに情を持っていかれてしまった。
4話では大病院の跡継ぎである石末亮介(生田斗真)の苦悩と前進。院長である父親(名高達郎)からゼミの変更を指図され悩むが、高校時代の友人・富士夫(田中圭)の死を解明していくうちに、親にきちんと向き合って自分の思いを告げようと決意する。終盤で死んだ友人から亮介へ届いたメッセージ、「高校3年の時、机にバレンタインのチョコ3つ入ってたって大騒ぎしてたろ?あれ入れたの俺だ。ざまあみろ!」には少々涙腺を刺激されてしまった。あまりにも“泣かせ”を狙い過ぎてるよなぁ…と頭の片隅で批判しつつも。(むさし)

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2009年01月28日

「RESCUE〜特別高度救助隊」第1話

山本耕史くんが登場するとのことで、初回2時間SPを録画で見た。
だが正直、2時間も必要ないと思ってしまった。
しょっぱなの緊張感溢れる消火活動はまだよい。
しかし、これはドキュメントではなくあくまでもドラマだ。
ストーリーの本筋に入るまでの導入部分があまりにも長すぎて、つい早送りをしてしまった。

主人公は横浜市安全管理局西消防署・北島大地(中丸雄一)。
スーパーレンジャー(特別高度救助隊隊員)になる夢を抱き、4週間の訓練に挑む。
ロッカーを開けると「不合格」の紙が貼ってある…という設定はなかなか強烈で面白かった。
次々に候補生が脱落していく中、実地訓練の時がやってくる。

中丸くんはなかなか頑張っていたと思う。
しかし、北島大地というキャラ設定がいただけない。
命を張る消防士だからこそ、命令に背き個人行動に走るなど最もしてはいけない禁則行為ではないだろうか。
上司命令を破り団体行動や隊列を乱した北島の衝動的な行動は、言語道断だ。

命には優劣などない。どの命も等しく平等であるはず。
自らの命さえ守れない人間が、他人の命を守ることができようか。
しかも己の命だけでなく、仲間の命さえも危険に晒してまで窮地に飛び込むというのは愚行以外の何物でもない。
山本扮する宮崎の志を継いで「命を助けたい」と思った北島の行動は、ストーリーとしてはドラマティックだが、それ以上に冷ややかな視点での“出来過ぎ感”が否めなかった。

結局は、要潤の冷静な行動と格好良さが際立った第1回だった。
これから北島は紆余曲折を経てスーパーレンジャーになっていくのだろうが、何と言うか…もはや先が見えてしまい、しかも脚本に捻りがない単純さを感じ、辛辣ながらもう見なくてもいいやと思ってしまった。(鹿の使番)

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「キイナ〜不可能犯罪捜査官」第1話

菅野美穂演じる女性捜査官・春瀬キイナが、常識では考えにくい不可能犯罪事件を科学と直感、自らの能力を生かして解き明かしていく物語。移植した心臓のドナーの記憶が蘇る、ポルターガイスト現象、空から魚が降ってくる…など日本を始め世界中で起こった不可思議現象や怪奇現象とも捉えられるよな出来事をベースに構成したオリジナルストーリーだ。

第1話ではキイナ(菅野美穂)がどのような個性を持ち、そしてその「能力」がどのようなもので、更に周辺の人間関係がひとつの事件の展開と共に説明された。
甘いものが好きで、男に弱く、取り立てて上昇志向もなく、できれば早く結婚して家庭を築きたいと願う29歳の女性だが、驚異的な速読能力を持ち、またひらめきに近いような鋭い直観・観察力が上司の目に止まり、交番勤務から捜査一課の特別班(通称ベッパン)に引き抜かれた切れ者。そういった彼女を認めているのが、管理官の御手洗修司(草刈正雄)、上司の雅一馬(沢村一樹)、同僚の遠藤桜(小池栄子)だ。
のんびりとマイペースな雰囲気から、配属初日、彼女の班につかされた新人刑事の山崎尊(平岡祐太)は、不満顔だが、徐々に彼女の「力」を知り、やがていいコンビになっていくのだろうとは想像がつく。

キイナの元カレという設定で登場する科捜研の技官役・工藤真一郎(塚地武雄←足を骨折したという設定で登場します/笑)も、なかなか温かみのあるいい味役どころで好感が持てる。彼とキイナが付き合っていたという設定がナンとも微笑ましいのだ。

刑事者でも迫力やスピードというテイストとは無縁のようだが、その分気楽に楽しめそうなドラマだ。
当座は1話ごとに一つの事件が解決するパターンだろうから、2話からでも十分楽しめるのでは。(むさし)

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2009年01月24日

「ヴォイス」〜命なき者の声〜第2話

タマゴを1パック買って家に戻る帰り道に、突然息絶えた男。死因は急性心不全。だが解剖の過程で感電の痕跡がみつかる。男はどこで感電し、そして道端で絶命したのか。日頃料理などしない男が何故、その時に限ってタマゴを買っていたのだろうか。男の妻(鶴田真由)は、事故の直前に夫に冷たい言葉を投げかけたことを悔やんでいた。おそらく夫は自分を憎んだまま死んで行っただろう、と。

「現場に行ってみない?」
大己(瑛太)のひと言で始まる「最後の言葉」探し。今回もまた、現場に行き、知人や家族から話を聞く…まるで刑事か探偵だが、そこから得た情報から、やがて何故その死に至る行動に出たのかが紐解かれて言った。
男は元アメフトの選手だったが怪我で引退。次の仕事も見つからず不甲斐なく家にこもる日々が続いたある日、妻に言われたひと言に奮起して、かつて一緒に観た映画「クレイマークレイマー」のワンシーンのように、やったことのない料理に挑戦しようとした矢先の感電事故だったことが判明したのだ。不器用だが、優しい人柄を描き出すエピソードのオンパレードは、少々“泣かせ”を意識しすぎる感もあったが、ストーリーとしての後味は悪くなかった。

ただドラマとしては、そういった一つの事件や事故の背景を解明していく部分と、そして彼らゼミ生の青春を描く部分との両方を折り込む構成に若干、(ボリューム的に)無理を感じてしまう。どっちも欲張りすぎると、かえって浅いドラマになってしまわないだろうか。(むさし)

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2009年01月20日

「本日も晴れ。異状なし」第1話

東京から沖縄の離島へ赴任した警察官・白瀬遼(坂口憲二)と、その島に暮らす人々とのふれあいを描くヒューマンドラマがスタートした。似たようなシチュエーションで大ヒットした「Dr.コトー診療所」と大きく違うのは、この島の人にとって「駐在さん」は全く必要とされてはいないこと。島の暮らしに溶け込むにはそれが最初の大きなハードルで、実際「ウザい」という感覚で受け止められた様子が第1話では描かれる。そこを彼の明るく情熱的な人柄と行動力で、やがて過疎という問題を抱える人々の絶望にも似た気持ちを前向きに変えていく…物語の行き先はそんなところだろうか。
人情を暖かく描くヒューマンドラマは脚本の藤本有紀の得意とするところ。おそらくは毎回収まりのよい展開を楽しむ事はできると思う。が、社会問題を絡めつつ人間を暖かく描くというパターのドラマがこれまでにもいくつも作られている事を踏まえると「平均点」的な作りでは、後々印象に残るドラマにはなりえない。主役の坂口憲二や島の住民として登場する松下奈緒、青木崇高ら役者陣の個性的なキャラクター作りにその成否はかかっているのではないだろうか。

参考までにドラマは全編沖縄ロケだそうだ。のどかな風景、美しい海、輝く太陽の映像は見ているだけでも暖かい。まだまだ寒い季節柄に、この温度感はちょっと嬉しい。
出演は他に前田美波里、夏未エレナ、近藤芳正、半海一晃、岡本麗、宇梶剛士ら。(むさし)

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2009年01月18日

「ヴォイス」〜命なき者の声〜第1話

今期の月9はドラマ初主演の瑛太を中心に、生田斗真、石原さとみ、佐藤智仁、遠藤雄弥ら法医学生たちの奮闘を描く青春群像劇。
もっとも、解剖のテクニックを学び、医学生としての苦悩や日常を描くのではなく、解剖の症例やデータから、何故その人がこの死に至ったかを仲間と共に突き止めていく筋運びで当座は展開しそうだ。女性監察医を描いた「きらきらひかる」〈鈴木京香・深津絵里ら出演〉の学生版か。
サラリーマン家庭に育ち、その風貌は極めて平凡だが、物事の理由・原因をとことん知りたがる探究心と、直観力・感性を見込まれて法医学ゼミに引き抜かれた加地大己(瑛太)、大病院の跡継ぎ息子・石末亮介(生田斗真)、クールな優等生タイプの久保秋佳奈子(石原さとみ)、“族”あがりの羽井彰(佐藤智仁)、少々オタク気のある桐畑哲平(遠藤雄弥)など5人のゼミ生にはそれぞれ生育環境の違いや個性を割り振っている。ただの探偵ごっこ的なドラマにするのではなく、そういった彼らの生い立ちや、過去、将来の選択、悩みなどもバランスよく織り交ぜて、深みのある青春ドラマとなってくれるといいのだが。

第1話では、何かの落下物により死亡した男(モロ師岡)が、実は建物の屋上から飛び降りた少年を受け止めたための事故だったという事がわかる。過去に同じ年齢くらいの息子をベランダからの転落事故で亡くした経験があった彼は、咄嗟に手を差し伸べたのだろう…それが大己の推測だった。結果的にはそれが正解で、ヒューマニズムで包んだ「いい話」に仕上げていた。ま、推測のまま離婚した彼の妻(美保純)に告げたり、救われた少年についてはちゃんと警察に事情を説明しただろうか…など少々ツッコミたくなる箇所もあるにはあったが、そういう暴走ぶりも含めての彼らの青春物語にするつもりなのだろう。

そういえば、地下鉄の車両事故に遭遇した大己の15年前のシーンがあったが、大己少年を演じていたのは「天地人」で兼続の幼少期を熱演した加藤清史郎君。短い場面だったが、またもやいい芝居をしていた。しばらく引っ張りだこになりそうだ。
出演はその他に時任三郎、矢田亜希子、泉谷しげる、名高達郎、濱田マリなど(むさし)

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2009年01月17日

「Q.E.D. 証明終了」第1〜2話

Q.E.D.とは “Quod Erat Demonstrandum=証明終了” ラテン語で「かく示された」。数学の証明で最後に書かれる略語だそうで、同名のコミックを、ちりとてちんの藤本有紀が脚本化したドラマだ。
主演にモーニング娘。の高橋愛、相方には中村蒼というフレッシュコンビを起用。学園や周囲で起こる数々の事件に、高橋演じる水原可奈の持ち前の好奇心と明るさ、そしてアメリカのMITを15歳で卒業したという天才少年・燈馬想(中村蒼)の数学的・科学的思考で挑むというもの。

元気いっぱいなヒロインは彼女の魅力を生かした設定。中村蒼も小難しい長セリフに芝居を殺されることなく奮闘しており、このドラマ枠のターゲット、すなわち10代の中高生層を対象と割り切っているのならまずまずの出来だと思う。とは言っても、そのターゲットから完全に外れている私が見た感想としては、驚くような推理が楽しめるわけでもなく、全体的な浅さが否めない。主演二人のいずれかのファンならともかく、毎週欠かさずチェックするかどうかは微妙。強いて言うなら「ちりとてちん」を書いた藤本有紀が脚本を担当している、というのが気になるところで、いずれかの回で「お!」と感心するような深み・奥行きのあるストーリーが登場するのでは…そんな期待がまだ捨て切れないではいるが。
ちなみに初回では魚脇実役で友井雄亮が、また次回は上方落語同好会の一人として辻本祐樹が出演。どちらも“ちりとて”メンバーだ。とりあえず、来週は見てみるか…。(むさし)

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posted by むさし at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | その他’09冬ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする