2009年01月13日

「コード・ブルー」〜ドクターヘリ緊急救命 新春SP

昨年夏に放送した連ドラのスペシャル版として放送。
その最終回、高速道路のトンネル内多重衝突事故で、4人のフェロー達は(山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介)ルールを無視して患者を救う行動に出たのだが、それに対して数日間の謹慎という懲罰が与えられた。今回のストーリーはその謹慎明けの一日目に飛び込んできた列車横転事故での活躍がメインだった。
事故現場で数々の難しい救命措置を確実にやってのけるフェロー達の姿に、その成長を描き出そうとしてはいたが、やはり要所要所で中堅組(りょう・柳葉敏郎・杉本哲太など)の絡みがないと、どことなく引き締まらない感じがするのは以前と同じ。また、すぐに身内(今回は戸田演じる緋山)を重傷患者にするのは止めて欲しかった。確かにドラマチックにはなるだろうが、コードブルーでは、そのパターンをあまりにも使い過ぎている。度を越すとリアリティに欠けるし、安易さも否めなくなる。
とは言え、スペシャルと銘打っておきながら大半が総集編だったりするような作りじゃなかっただけでも見る価値はあったか…。(むさし)
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2008年09月16日

「コード・ブルー」〜ドクターヘリ緊急救命 最終回

4人の若いフェロー達の成長物語。さて彼らは成長したのか。

自分の技術に自信があり、他人との関わりを好まない一匹狼だった藍沢耕作(山下智久)は「事故現場で人の鼓動の熱さ」を感じたか?という白石(新垣結衣)の問いに「感じた」と真摯に答えるまでになった。痴呆が進んで自分を孫だと分からなくなった祖母への関わりにもハートが見えてきた。
同じく自信家で緋山美帆子(戸田恵梨香)のセリフにも、他人を蹴落とすのではなく、共に成長していこうという気持ちがストレートに表れる。(ちなみに、気になっていた常備薬は、結局ただのサプリメントだったのか?)黒田(柳葉敏郎)が腕を切断する怪我を負ったのは、自分のせいだと、そのプレッシャーから救急医研修を辞める決意をしていた白石も、最後は「もう一度、やらせてください。」と上司に懇願。この道でやっていこうという決意を覗かせた。腕は冴えないのに口だけは達者で軽薄、お調子者というキャラの藤川(浅利陽介)も、ヘリに乗れない(力量を認めてもらえない)みそっかす的な存在であることを指摘され激しく落ち込んでからは、いい意味での開き直ったのか、最終回では同じ人物とは思えないほどの冷静さで治療にあたっていた。確かに彼らは成長した。「成長」という観点からすれば、その姿はきちんと描かれていたと思う。

しかし…はっきり行って「ドクターヘリ」はあまり関係がなかったのでは?それ自体が救急医療現場でどのように活躍し、期待されているシステムなのかという説明はされたが、それがドラマを盛り上げるという事はなかったし(少なくとも、私は感じなかった)、むしろタイトルに「ドクターヘリ」をつけることで、ドラマの主題が少し薄れてしまった気がする。ただの「コードブルー」でよかったのに。

フェロー達を指導する立場の中堅組(柳葉敏郎、杉本哲太、りょう、勝村政信ら)が、毎度丁寧な芝居をしていたので全体として大きく崩れなかったのは救われた。スペシャルや続きを作るなら、今度は若手を主役にするよりは、ヘリのスタッフも含めた群像劇の色合いを濃くした構成でもいいような気がする。(むさし)
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2008年07月21日

「コード・ブルー」〜ドクターヘリ緊急救命 第3話

薬物使用で前後不覚に陥りマンションから転落した男、卵巣のう腫茎捻転を発症したわがまま女弁護士、MRIにより脳腫瘍が発見された主婦、ストーカー男、くらげに刺された子供の集団…今回の救急救命センターもバラエティに富んだ患者が登場したが、バタバタとするシーンは意外と少なく、比較的落ち着いた展開で静かに1時間を終えた感じだった。実際には医者がわざわざドラマティックに大騒ぎしたり、声を荒げたりすることは殆どないんだろうし(むしろ現実にはそんな医者は勘弁して欲しい)、そういうリアルさを表現したいのかな、とも思うのだが、残念ながら若手4人組(山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介)の芝居がそのリアルさを伝えられているかと言うと…ちょっと弱く力不足は否めない。今回は中堅組(柳場敏郎、杉本哲太、りょう、勝村政信)の活躍場面も少なかったし、ヘリも冒頭しか飛ばなかったし、それが原因で緊迫感が出ないとするならちょっと問題かも。(ちなみにヘリを毎度ド派手に飛ばすってのは…予算的に難しいんですかね?)
そんな中での注目は看護士の冴島(比嘉愛未)。初回から同世代のフェロー達を「使い物にならない!」とばかりに厳しい目で見ているが、彼女自身の言う事、やる事はいちいちごもっともで、若いながらもフライトナースに抜擢された貫禄がきちんと演じられている。今回の横暴な患者に対する一喝も、実に気分良かったし…(笑)、彼女は今後も気になる存在だ。(むさし)
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2008年07月12日

「コード・ブルー」〜ドクターヘリ緊急救命 第2話

もう10年以上前になるが、BSで初めて「ER」というアメリカの医療ドラマを見た時に、その圧倒的なスピード感に衝撃を受けた。ストーリーはあってないようなものなのに…継続的な展開が無いように見せつつも、何故かまとまり感があり、その構成力、クオリティにも面食らった作品だ。予算の問題も含めて、とても日本のドラマでは、ここまでは出来ないだろうなぁとも思っていた。実際、似たようなシチュエーションのドラマやシーンがあっても、どこか間伸びした緊迫感の薄いものばかりだったし…。
そういう意味で、昨今のこの手のドラマはだいぶ頑張っていると思う。日本のドラマはキャラクターの内面を丁寧に描く傾向があるから、「ER」にするためにはまだテンポが甘いという声もあるようだが、そのきめ細やかさが日本らしさだ。真似ではなく、記憶に残る作品が生まれればいいのだ。

…と言う訳で、前置きはさておき第2話。


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2008年07月07日

「コード・ブルー」〜ドクターヘリ緊急救命第1話

タイトルの「コード・ブルー」と言うのは、容態が急変して緊急蘇生が必要な患者が発生したという意味の医師や看護師の中で使用される隠語だとか。昨年度成立した「ドクターヘリ法」、正式には「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法」とか言うらしいが…っていうか正式にも“ドクターヘリ法”でいいのに。ただでさえ一分一秒を争う現場の為の法律なんだから無駄に名称に文字数を割く必要はなさそうなもんだが…まぁ、それはともかく、日本でもようやく制度化されたこの新しい緊急医療システムを早速ドラマで取り上げるあたりはさすがフジテレビ。もちろん真面目な話、そういう制度や法令があるという事をドラマを通して広くPRするのはいいことだ。

さて、こちらの医療ドラマ「コード・ブルー」は前述のドクターヘリに乗りこみ、いち早く現場に駆けつけて患者の治療にあたるフライトドクターを目指す4人の専門研修医達の経験や挫折、苦難、そして成長を描くドラマだ。
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