2009年03月31日

NHK朝ドラ「つばさ」第1〜2回〜初回視聴率は?

昨日からようやく始まった「つばさ」。まだまだ人物紹介の週ではあるが、なかなか面白そうだ。
経験豊富な多部未華子が主役ということもあり、ヒロインの演技には安定感がある。脇を固める俳優たちも中村梅雀、吉行和子などベテラン揃い。
脚本は、「相棒」、「科捜研の女」「ズッコケ三人組」シリーズなどを手がけた戸田山雅司。
このように環境は申し分ない。まだ2回しか視聴していないが、高畑淳子演じるつばさ(多部未華子)の母がキーポイントになりそうだ。

さて、気になる視聴率は下記の通り。

「つばさ」初回視聴率は関東17.7% 関西ではワースト2位と並ぶ
2009.3.31 11:26
「つばさ」のヒロイン、多部未華子さん「つばさ」のヒロイン、多部未華子さん

 30日から始まったNHK朝の連続テレビ小説「つばさ」は、初回の平均視聴率が関東地区で17.7%、関西地区で14.6%だったことが31日、ビデオリサーチの調べでわかった。NHKによると、関西では平成18年度上半期「純情きらり」のワースト2位と並んだ。

 「つばさ」は埼玉県川越市を舞台に、和菓子屋の娘・つばさが、家出した母親の帰宅を機にコミュニティー放送局に勤務、仕事を通じ、伝統を守ることや努力の大切さを学ぶ成長物語。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090331/tnr0903311127007-n1.htm

朝ドラの視聴率がいつもワーストだの史上最低記録など、書かれることは珍しくない昨今。気にしないで楽しみましょう。
posted by 仲村英一郎 at 20:04| Comment(0) | TrackBack(0) | つばさ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TBS、昼ドラに幕

40年に渡って、主に主婦向けのドラマを放送してきたTBS。
2009年3月27日をもって、”愛の劇場”と呼ばれた13:00〜13:30の時間帯のドラマを終了することとなった。

個人的な話で恐縮だが、小さい頃から、長期の休みに入るといつも昼ドラを見ていた思い出がある。
中でも、「天までとどけ」や「ぽっかぽか」、「大好き!五つ子」、「吾輩は主婦である」は印象深い作品だ。
昼ドラは特に脚本によって作品の良し悪しが決まると思うが、「吾輩は主婦である」は私の周りでも評価が高かった良作だ。

また、同チャンネルの13:30〜14:00のドラマ30(現在は”ひるドラ”)も、「おちゃべり」が最後のドラマとなった。
「キッズ・ウォー」シリーズが話題を呼んだ。

40年もの歴史があったし、なかなか面白い作品もあったため、視聴者のドラマ離れ・改編による昼ドラの終了は寂しいものだ。
(緋炎)
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2009年03月30日

「トライアングル」最終回(緋)

ベテラン俳優のあたりが犯人じゃないか、と安易に推理していたが、なんと!

とりあえず初回は見ておこう、と思っていたくらいのドラマだが、結局は最後までひきつけられてしまった。
設定や内容は、新鮮味溢れるというところまではいかなかったが、視聴者にとって、こういう駆け引きで展開されるドラマは面白い。
推理ドラマとしての要素だけでなく、キャラクターたちの人間関係も充分描いていた。

江口洋介を始めとした男優陣の演技は見ごたえあるものだった。
また、『医龍』でも有名な澤野弘之の音楽が、時には切なく、時にはハラハラするドラマを盛り上げ、とても良い効果を出していたと思う。
(緋炎)
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2009年03月29日

「ありふれた奇跡」最終回(仲)

あれれ?と目を疑うような急ピッチの展開にびっくり。
それまでは丹念に加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)の心の動きが描かれていただけに、いきなり両家の面談会には驚いた。

1クールではこの話を描ききる事は難しかったのかもしれないが、最終2話の性急なテンポには疑問を感じざるを得ない。

まぁ、ハッピーエンドだからそれはそれで良かったのだが。

しかし「終わりよければ全て良し」の逆説もあると思う。思い入れを込めて観ていた視聴者にはこの幕切れは満足のいくものだったのだろうか?
すくなくとも私はもう少し丁寧に描いて欲しかった、というのが率直な感想。

(仲村英一郎)
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2009年03月28日

ファン必読! 「必殺仕事人2009」公式ガイドブック

ふとしたことでこの公式ガイドブックの存在を知り、amazonで迷うことなくポチってしまいました(翌日には届いてこれまたビックリ/笑)。

写真はふんだんに使われているわ、京都のロケ地紹介巡りのコーナーはあるわ、制作秘話、レギュラー陣のコメント、歴代仕事人シリーズの紹介など、これはファンには宝物ですね〜(笑)。まさにバイブルです。

必殺ファンの方に、つよーーーーーーくオススメします!

(仲村英一郎)


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2009年03月27日

冬ドラマ最終回〜「本日も晴れ。異状なし」

過疎と言う厳しい問題を抱えた沖縄のとある離島。その島へ東京から派遣交流で警察官・白瀬亮(坂口憲二)がやってくる。事件など何も起こらないその島で「駐在」という立場は、なかなか受け入れられなかったが、彼は持ち前の明るさとバイタリティーで徐々に暮らしに溶け込み、やがて島民に根付く島の未来に対する「諦め」の意識を「希望」に変化させていく。

終盤で拳銃の密輸事件を絡めてきたり、一方では島の小学校で子供達を教える西門うらら(松下奈緒)と突然、恋愛モードになるのは、少々強引だった感じはするが、全体的には一話ごとの収まりもよく、全編ロケという映像も長閑で美しく、日曜日の夜に家族で見るには相応しい優等生的なドラマだったのでは、と思う。もっとも優等生過ぎる作品というのは、かえって後々記憶に残り難いものだったりするのだけど…(苦笑)。
出演者の中では地元でサトウキビ作りに命をかける青年・光生役の青木崇高の純朴っぷりが印象的。「ちりとてちん」で彼をよく知る脚本家の藤本有紀が、青木のこれまでとは違う一面を上手く引き出したという感じだった。(むさし)

脚本:藤本有紀
出演:坂口憲二、松下奈緒、前田美波里、遠藤憲一、近藤芳正、岡本麗、青木崇高、宇梶剛士、夏未エレナ など

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2009年03月26日

「銭ゲバ」最終回(仲)

わかったよ。わかったって。オレはもう死ぬよ。それが望みだろ、お前らの。消えてやるさ。
でもな、オレは間違っていたとは思わない。これっぽっちも思わない。たしかにオレは人殺し、犯罪者だ。地獄に堕ちてやるよ。
ただな、オレは思うズラ。この腐った世界で平気なツラしてヘラヘラ生きてる奴の方がよっぽど狂ってるズラ。いいか、この世界に生きてる奴はみんな銭ゲバだ。
お前らは気づかんで、いや、気づかんふりをして飼い慣らされていたブタみたいに生きてるだけの話ズラ。
そいでよきゃ、どうぞお幸せに。
ただオレは死んでも、オレみたいな奴は次々生まれてくるズラ。そこら中、歩いてんだぜ、銭ゲバは。
じゃぁね。



これが導火線に火をつけた後の最後の風太郎(松山ケンイチ)の言葉だ。
私は彼の言葉を否定できない。確かに世の中はそういう風にできている。気がつくか、気がつかないかの差ではあるが。

しかし、風太郎の言う「銭ゲバ」とは、言葉の語感から感じるところのものとは大きくかけ離れていた。

自分の体に巻き付けたダイナマイトに引火するまで、母との思い出の掘っ立て小屋に刻み込まれた「幸せ」とは、ごく普通のありふれた幸せだった。

普通に育って、普通に就職して、普通に結婚して、普通に子供を授かる、それが彼の「幸せ」だったのだ。決して人を殺めたりまでして得ようとする類のものではなかった。

彼のその「幸せ」に対する夢想が明らかになって、涙がこぼれた。彼は望んで「銭ゲバ」になったのではない、望んで人を殺めたのではない。ただ、みんなと同じような幸せを手にしたかっただけなのだ。

結局風太郎は「銭ゲバ」になりきれなくて、死を選んだわけだが、「銭ゲバ」になりきるストーリーも観てみたかった。

いずれにしても、このドラマはいままでになく切なくて、大きな問題提起をしたと思う。この時代にこのドラマを放送したスタッフの勇気を讃えたい。

ただ、余談だが、伊豆屋の店内に風太郎からの手紙が額に飾られていたのは蛇足だったと思う。風太郎の本来の人の良さを表現したかったのかもしれないが、結局銭かよ、という風にも解釈できるからだ。

(仲村英一郎)
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「メイちゃんの執事」

そもそも「イケメン」という言葉に関心がない。ハッキリ言って苦手。そんな男子に傅かれたいとも思わない…という極めて個人的な嗜好の相違から、今期まったくノーマークだったこのドラマ。
ところがところが、当ブログのサイドバーにある冬ドラマ人気投票の途中結果を見てびっくり!集中投票でもあったのかと思うような、得票数の異常な伸びにより、ただいまダントツの1位である。最終回の視聴率が16.6%(くらい?)だった事を踏まえると、単純に自分を含めた身近なところでの視聴率が取れていなかっただけで、全国的には相当人気があったりして?そんなに面白かったというわけか???

と言う訳で、本当に面白かったのなら、それを見逃してしまうのは悔しいし、まったく見ていないのに批判をするのも筋違いかとも思い、数多ある便利な動画配信サイトで(ちなみに字幕は中国語であった/笑)1話から最終回までを一気にざざざーーっとチェック!いやぁ〜疲れた(笑)

とある田舎のうどん屋の娘として、慎ましやかに楽しく暮らしていた榮倉奈々演じる東雲メイ(しののめめい←役者達が非常に言い辛そうな名前であった)が、両親の事故死によって、実は日本有数の大富豪・本郷家の跡取りである事がわかり、「有閑倶楽部」も「花男」も真っ青な超セレブ・お嬢様学校に入学させられるところから物語はスタート。なんとこの学校、生徒一人一人にイケメン執事がつくという決まり。で、メイの執事・柴田理人役が今をときめく(…らしい)水嶋ヒロなわけだ。で、この理人の弟で、メイを好きな剣人役を佐藤健。またメイと跡取り争いをする本郷家の養女・詩織が山田優。(ぶっちゃけ、山田優の制服姿は年齢的にどうなの、と疑問でしたが)そして彼女の執事・忍(向井理)。彼ら・彼女らの「好き」ベクトルの絡み合いがベースで、プラス、個性的かつ意地悪なクラスメイト達と徐々に打ち解け、最後は「友情」が芽生えちゃうというパターンの学園コメディ。

まぁ…原作が少女漫画のようですから、まんま動く少女漫画といったところ。そういう世界観で割り切って見れば面白いのかもしれない。ただ、今回は私自身も何せ一気に見たので、物語的にはメイが学校を辞めるだの戻るだののくりかえしという印象が強くて予想以上の捻りや仕掛けは殆ど感じられなかった。メイに唯一敵対していなかった寮の隣人・多美が、実は…という後半の展開も、その多美役を「谷村美月」がわざわざ演じているあたりで、何かあるなぁと察することができてしまったし…(苦笑)

一応、全部見たので、私なりの評価というか、感想。強いて言うなら
「私は20代のイケメン執事より、ロマンスグレーのおじさま執事がいい。じゃなけりゃ、10代の小姓のほうがむしろ…(以下自主規制)」
結局、ドラマは人の好み次第…ということ?(むさし)

メイちゃんの執事


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2009年03月25日

「落日燃ゆ」

廣田弘毅を中心として描かれたドラマ。
時期としてはドラマ「白洲次郎」(近衛文麿&吉田茂)よりも若干前という感じだろうか。
もっと政情が色濃く反映されているかと思ったが、家族愛の方が強かったように思う。これも見易さを追求したからか。
個人的には、もう少し時代背景を描いて欲しかったが。

とはいえ、廣田弘毅という人物の内面はよく描かれていたと思う。
A級戦犯の中で彼だけが文官だったことを今回初めて知った。
また、当時は軍閥に支配されていて否応なく戦争に向かったと勝手に思い込んでいたが、真相は違っていた。政府は戦争推進派と戦争反対派に分裂しており、廣田が反戦を主張して内閣総理大臣に就任したことも初めて理解した。

東京裁判で廣田が敢えて沈黙を貫いたのは、彼なりの責任の取り方だったのだろう。
現代に生きる戦争を知らない我々が、当時を気軽に口にすることはできない。
しかし平成も20年を過ぎた今だからこそ、昭和を歴史として認識し、我らの先祖が辿ってきた影日向の道をきちんと学ぶ時期にきているのかもしれない。
戦争責任の所在と謝罪、A級戦犯の扱いと合祀問題を改めて考えさせられた。(鹿の使番)

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「黒部の太陽」

2夜連続で放送されたこのドラマは、およそ45年前に完成した黒部ダムの建設工事における死闘とも呼べる男達の、そしてその男達を支えた家族の物語だ。
石原裕次郎と三船敏郎によって映画化されたのは1968年。私自身はその作品を実際に見た事はないが、以前、ゼネコンに勤めていた時には、60代近い上司達がよくこの黒部ダムの話をしていたのを思い出す。建設業に携わったそもそものきっかけが、この映画だったという人も少なくないくらい、影響力の強い、バイブルのような作品…そんな印象すら受けたほどだ。

今回テレビドラマとしてリメイクされたものは、香取慎吾、小林薫、ユースケサンタマリアらを中心にキャスティングされ、脇を固める役者も大御所揃いで映画なみの豪華さ。もともと、こういう“元祖プロジェクトX”のような題材が好きだという個人的嗜好も手伝って、かなり贔屓目ではあるが、映像も現場の迫力がよく表されていて素晴らしかったと思う。また事実に基づいたシナリオであるがゆえに、事故で作業員が亡くなったり、絶望的なトラブルに襲われたりする場面などからは作り物ではない悲壮感や衝撃がストレートに伝わってきて、物語としての完成度も高かった。

晩年の近藤勇役を思い出すような、香取慎吾の貫禄ある監督役も期待以上だったが、やはり注目してしまったのは小林薫。今回は、優しく寛大な父でありながら、仕事に対する責任感から、家族への情愛を押し殺して任務を全うした現場の責任者役だが、そんな彼が、病気で亡くなった三女の通夜の折に、娘が残したダムの絵を見て泣き崩れるところは、こちらも号泣。…本当に上手い役者だ。

ドラマなので基本的には「美談」仕上げ。実際には当然もっと生々しい人間の感情のぶつかりあいなどもあったのだろうが、まぁそれはさておき、ふと周りを見回して溜息。
「足りないお金はワシがなんとしてでも調達してくる!」と力強く宣言し、実行して、部下に不安を与えない経営者や際立ったリーダーシップを発揮する上司達…このドラマには確かに大勢出てきたのだが、うーん…私の周りには、というか現在の会社組織の中には、ほとんど見かけなくなってしまったなぁ。(むさし)

黒部の太陽

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2009年03月24日

「相棒Season7」”新”相棒は及川光博ーさて結果は?

相棒Season7の最終回当日にテレビ朝日から届いたメールマガジンを読んだ時、正直、やられた、と思った。まさか”新”相棒に及川光博が抜擢されるとは思ってもみなかったからだ。
キャリアのある俳優が後任であると決めつけていた(もちろん及川も俳優としてのキャリアを積んではいるが)のだが、見事に意表を突かれた。
しかも及川の演技の幅は広いので、どういうキャラクターで”新”相棒として登場するかと、気になった。
キャリア組の頭脳明晰エリート、ボンボンで脳天気な刑事、まったくやる気のない刑事、いろんなパターンが考えられた。

結果は最終回をご覧の通りだが、及川はうまくそのキャラクターを演じていたと思う。あの設定であの演技であれば文句はない。

ただどうしても亀山薫(寺脇康文)を越える相棒にはなれないと思う。杉下右京(水谷豊)との関係性に面白みがないのだ。警察庁幹部からは(とりあえず)半年の期限付きで特命係に配属されたので、次のシーズンで及川の降板もありえなくはないが(視聴率が取れれば期限はあっさり延長されるだろう/笑)、番組終了後に流れた劇場版相棒のトレーラーを観たりすると、ああやっぱり薫ちゃんしかいないよな、と思ってしまう。

いずれにしても次シーズンも観てしまうのだろうが、私もまんまとテレビ朝日の思惑通りに動いてしまっているということだ(笑)


余談だが、右京が初対面の神戸(及川光博)にむかって「あなたは亀山君の代わりにはなりませんよ」という台詞は嬉しい一言だった。

その通り!わかってるなら、亀山を戻してくれ!

(仲村英一郎)
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2009年03月23日

「ありふれた奇跡」最終回(む)

赤ん坊を翔太(加瀬亮)と加奈(仲間由紀恵)に預けて姿を消した女性は、結局夜になって戻ってきた。子供を育てることに自信をなくし途方に暮れていたというその若い母親を、駆けつけた藤本(陣内孝則)は、力になるからと諭し落着した。突然の出来事に、おろおろしながらも、なりふり構わず必死に世話をした二人、そして突然の終結。何だったのだろうと少し寂しそうに呟く加奈に「それでも僕達は無力じゃなかった。」と翔太が返した言葉が二人の気持ちを大きく進展させた。やがてそれぞれの家族にも二人を理解する気持ちが芽生えていた。

全話を振り返り、「ありふれた奇跡」とはよくよく出来たタイトルだと改めて思った。“奇跡”という言葉を修飾するには不似合いな形容詞。けれど身の回りで起こる全ての出来事に丁寧に目を向けた時、それらを「奇跡」と捉える事ができたなら、人はそこに「幸福」を感じ、力強く生きていく事ができるのではないだろうか…作り手のそんなメッセージを巧みに表しているからだ。
脚本家・山田太一のキャリアを実感し、美しい映像に見入り、言葉のリズムの妙を味わい、そして演じる役者の違った魅力や技量を再認識することのできたドラマでもあった。

「俺、ひとりじゃないよ。」
休日の晴天の河原。ファインダー越しにそう言ってピースサインを出した藤本の笑顔。初回で電車に飛び込もうとした男が、加奈や翔太との出会いを通して生きることに希望を見出した。それがまさしく奇跡。(むさし)

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2009年03月22日

「必殺仕事人2009」第10話(仲)

第8〜9話のレビューはまだアップしていないのだが、第10話を観てしまうと、書かずにはおれなくなってしまった。それほど第10話は非常に力のこもった回だった。

今回の仕事自体が非常に切ないもので、それだけでも作品として優れたものなのに、そこに若い仕事人二人(涼次/松岡昌宏と源太/大倉忠義)の仕事人としての苦悩や葛藤がプラスされ、深みがあった。
仕事をしくじった源太が見廻り中の伝七(福士誠治)に目撃されてしまうのだが、その様子を陰から覗く渡辺小五郎(東山紀之)の形相が鬼のように怖かったのが印象的だ。


私もむさし氏同様、このドラマは偉大なるマンネリズムの様式を取っていると思うのだが、そこに安住せずあえて深みを増そうとする制作の姿勢に感銘をうけた。

仕事人は決してヒーローではない。あくまでも人を殺す裏稼業であり、地獄へ堕ちる宿命の人間なのだということを改めて思い知らされた。一方、仕事人も人間であるがゆえ、情にもほだされたり、悩んだりする。
「仕事人」というキャラクターをぐっと視聴者に近づけたのである。
そういう意味で今回(と次回)は、非常に奥が深い出来上がりになったと思う。

次回放送は4月10日。間違いなくリアルタイムで観てしまうことだろう。

ただ、源太の降板の噂がちらほらと聞かれるのが心配。なんとか2クール演じきってほしいのだが。。。急遽延長決定したから、スケジュール問題もあるのだろうなぁ、と気になるところ。。。

(仲村英一郎)
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posted by 仲村英一郎 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 必殺仕事人2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「トライアングル」最終回

ま…まさか、あの人が真犯人だったとは…!!!

すっかり“彼”が犯人だと思っていた矢先の大どんでん返し。
やられたっ!と地団駄を踏むと同時に、その鮮やかな裏切りに爽快感さえ抱いてしまった。
非常に面白いドラマだった。

稲垣吾郎のポジションが中途半端だと最初は思ったが、最終回を観て、あのトリプルチームだからこそピタリと枠にはまったのかもしれない、と思えるようになった。
まさにトライアングルだったわけだ。
くろすけ、頑張れ〜!と思うようになってしまったのも不思議である(苦笑)。

最後までドキドキハラハラの展開を引っ張ってくれたストーリーには感動した。
豪華な出演陣もさることながら、飽きさせないストーリー展開は、まさに原作の底力と脚本の威力によるものだろう。

ツッコミどころがないわけではなかったが、1話分を逃しても展開についていけなくなってしまう秀逸な作りは、まさに見事としか言いようがない。
まんまとハマって見てしまった(笑)。
(鹿の使番)

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2009年03月21日

「必殺仕事人2009」第10話(む)

大物・大御所という意味ではないが、個人的に「おお!」と思った今回のゲストは荒川良々。家族の期待に応えられず、自身の存在意義を見失った武家の跡取り息子役で、黒頭巾を被り、昼夜構わず無差別殺傷を繰り返すという狂気の役どころだ。無表情の面構えが不気味に活かされていて、なかなか面白いキャスティングだと思った。
無差別殺傷という現代に頻発する事件を題材に描く一方で、今回は同時に仕事人達の心の惑いをストーリーに折り込んでいて、いつもより深めのテイストだ。黒頭巾に不意に襲いかかられた如月(谷村美月)を庇い、闇の“仕事道具”をチラつかせてしまった涼次(松岡昌宏)は、主水(藤田まこと)に手厳しくいさめられ、また源太(大倉忠義)は闇稼業を繰り返す自身に不意に迷いを感じるという按配。
4月からの放送延長が決定している中、大倉か松岡が4月以降のスケジュールが確保できなかった為に降板するのでは??と、一部、噂の流れていることを考えると、そのあたりの視聴者心情を上手く煽る筋書きだ。…ちょっと小賢しい(笑)

しかし1クールと言うのは案外短い。ようやく、それぞれのキャラクターが色濃く出始めたなぁと思っているだけに、降板の噂が本当なら非常に残念だが…どうなるのだろう。(むさし)

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「歌のおにいさん」最終回

せめて、さくら姉さんとカッちゃんくらいは、めでたしめでたし♪で終わらせて欲しかったが、まぁ予想通りのハッピーエンド。

ツッコミを入れたい箇所は山のようにあるが、大野くんの涙や最後の熱唱を聞いたら、そんな些細なことはもはやどうでも良くなった(←ゲンキン者)。

このドラマでの一番の収穫は、片瀬那奈演じるうららだった。
それまでは“無意味に露出度が高いだけのタレント”という認識しかなかったが(毒舌)、片瀬うららの壊れっぷりは予想以上の嬉しい大誤算だった。
今回のドラマを契機に、これからを期待したい女優さんへと認識が改まった。(鹿の使番)

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2009年03月20日

09冬ドラマ人気投票締切せまる!


みなさん、こんにちは。仲村です。

09冬ドラマも大方が最終回を迎え、春ドラマの情報もぽつりぽつり入ってくるようになりましたね。

桜が咲くのももうじきです。
楽しい春にしたいですね。

と、それはともかく、09冬ドラマ人気投票は3月31日が締切です。
まだ投票されてない方、お早めに投票してくださいね。

(仲村英一郎)
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2009年03月19日

「必殺仕事人2009」(む)

拍子木がカンカンカン!と打ち鳴らされ、春風亭小朝の「金は天下のまわりもの、ところがどっこい近頃は天下が金のまわしもの…」と始まるナレーションを聞くと「ああ〜一週間が終わったぁ〜」という気持ちになる。生きるの死ぬのという大事ではないにしろ、こちらもしがない会社員、愚痴に不満に恨み言は人並みに抱えているわけで、そんな一週間をこのドラマが擬似制裁してくれているのかな、などと冗談半分にも思ってしまう。何を隠そう、状況の許す限りリアルタイムで視聴している数少ない作品がコレ「必殺仕事人2009」! 
様式美とすら言えるほど徹底的にパターン化した制裁場面は、これまでのシリーズを間違いなく踏襲しているし、起承転結のハッキリしたストーリー構成(オチのタイミングまで!)は、言わば大いなるマンネリズム。ここまで堂々とされるとむしろ気持ちがいいくらいのワンパターンぶりだ。

毎回のテーマは、ずばり現代の社会問題。そのあてはめ方は単純過ぎるほどだが、今の世の中ではなかなか解決されない出来事を「恨みを晴らす」という切り口でズバッと両断する痛快感は、むしろ複雑な比喩では伝え損ねてしまうだろうから、これはこれでいいのだと思える。まぁ前回の「怪物親」(=モンスターペアレント)は、あまりにもそのまま過ぎるかなとは思ったが(笑)

レギュラーを東山紀之、松岡昌宏、大倉忠義、和久井映見などの若手に一新しつつ、藤田まことを要所に配してオールドファンにも安心感を与えるキャスティングも悪くない。回が進むにつれどんどん作品に馴染む「渡辺家」(東山・中越典子・野際陽子)の存在感も新旧の交代をスムーズにアピールしている。
またキャストの面では仲村氏も書いているが、毎回のゲストが豪華なのも楽しみの一つ。シンプルな展開にアクセントを添えてくれている。水川あさみの代わりに投入された谷村美月の出番が予想外に少ないのが少々残念なので、今後に期待というところか。もっとも放送延長が決定しているのでその期待には遠からず応えてもらえそうな気もする。

気負いも先入観も不要なこの作品、時間があれば是非一度見てみては。(むさし)

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2009年03月18日

「相棒」Season7 〜フツーの警部になりつつある杉下右京〜

「相棒」Season7もすでに終盤を迎えたわけだが、2クール目で絶対無比の相棒「亀山薫」を失った大きさを感じた視聴者は多いのではないだろうか。

冷静沈着で頭脳明晰、その反面で人情にうとい「杉下右京」。それを「相棒」として支えていたのが、勇猛果敢、情熱の塊のような「亀山薫」だった。

その亀山を失った今、右京のキャラクターは迷走を続けている。状況に応じては笑みを浮かべたりして、ブレが大きいのだ。無表情で思考を巡らせるのが右京の特徴だったのだが、その面影はいまや無い。

右京のキャラクターが2時間ドラマのキャラクター(例えば「探偵左文字進」みたいな)に近づきつつあるのが非常に心配。
というか、Season7の前半クールと後半クールでは全くキャラクターが別人と言っても言い。

視聴率はなぜか相変わらず順調のようだが、長年の「相棒」ファンにとってはきっと満足のいくものではないだろう。

(仲村英一郎)
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冬ドラマ最終回〜Q.E.D.証明終了

中盤をすっ飛ばしておきながら、ふと見た最終回直前の第9話が思いの外、自分好みのノスタルジックな展開だったので気をよくして勢いで最終回をチェックした…が、んーーー見なくてもよかったかも。

燈馬想(中村蒼)が、研究プロジェクトへの参加要請を受けMITに戻ることになった。知らず知らずのうちに彼に魅かれていた水原可奈(高橋愛)は心穏やかではない。そんな折、学校の授業で行われた模擬裁判。可奈も裁判員になり自分の頭だけで想と同じ答えが出せたら、想を止める権利が与えられるのだと友人達に唆される…という展開なのだが、その強引な根拠はなんじゃ?という感じ。揺れる思春期の繊細な心情が汲み取れないほど、私自身が心の固い大人になってしまっていると言う事かもしれないが…それにしても、まったくもって共感ができるようなラストではなかった。残念。

当初はその明るさと勢いで視聴者を惹きつけたかのように思えた高橋愛だったが、回が進むに連れて技量の浅さが露呈したように思う。10話を保たせるにはあまりにも力不足だったのでは。輪をかけてクラスメートの役を演じる子供達の演技がお粗末!学芸会の延長のような素人芝居では、いくら中高生ターゲットのドラマ枠でも見限られてしまう。予算等々諸事情もあるのだろうが、もう少し「質」というものを追求して欲しかった。次クールは福田沙紀主演の作品らしい。期待できるのだろうか…(むさし)

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2009年03月17日

人類は宇宙を目指した! 〜北野武×NASA50年・奇跡の挑戦!完全実写ファイル

日頃、このブログで“作られた物語”=ドラマの感想を書いている自分が言うのも大そうな矛盾だが、こういうドキュメンタリー番組を見るにつけ、真実に勝るドラマはないなぁ、と思ってしまう。
タイトルの番組はNASA設立50周年という節目を機会に捉え、これまでの主だった宇宙計画の概要やその裏側のエピソードをいくつかピックアップし、NASAから借り出した映像を中心にその軌跡を辿ったドキュメントだ。
個人的に映画「アポロ13」、そしてアポロ13に出演した“アポロオタク”のトム・ハンクスがプロデュースしたドラマ「人類、月に立つ(原題:FROM THE EARTH TO THE MOON)」が大好きで、過去に夢中になった経緯がある私は、この手のドキュメンタリーに弱い。ただ実際にはキャッチーなコピーに惑わされて見てはみたものの、掘り下げの浅い番組も少なからずあるので、正直あまり多くの期待はしていなかったのだが、今回は映像技術を売るキャノンというスポンサーの威信にかけたところもあったのか(笑)、なるほど貴重な映像やインタビューも多く、見ごたえという点では“当たり”な番組だった。

紹介されたエピソードで胸を打たれたのは、事故としても記憶に新しい2003年のスペースシャトル・コロンビア号の悲劇。クルーの一人が自分たちのミッションをドキュメンタリー映画にしようとチーム結成から事故の直前まで記録し続けたビデオ映像の一部が流されたのだが、そこに映る一人一人の希望と誇りに満ち溢れた笑顔に思わず涙した。再び計画が浮上している月面探査などは、こういった数々の失敗、犠牲の延長上に成り立っていることを改めて認識し、その成功を願わずにはいられない。

入手した映像や取材内容を極力全て見せたいと言う思いが強かったのか、全体的にはネタを欲張り過ぎて少々駆け足気味だった感はあるのだだが、一方では学生の頃にアポロ11号の月面着陸を見て、強烈な影響を受けたという北野武が、珍しく周囲を茶化すことも少なく、むしろ少年のような興奮と真摯な司会ぶりで進行していたことが番組としての品を保っており好感が持てた。(むさし)

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2009年03月16日

「銭ゲバ」最終回(む)

海辺の小屋の柱に刻まれた「幸せ」の文字、走る導火線の火、死が迫り狂気の表情を浮かべる風太郎…そうした緊迫感のある映像の間に挿入されたのが「もうひとつの風太郎の人生」のドラマだった。
こういう構成で来たか、と素直に驚く。
風太郎の手にかけられて(或いは彼の画策で)命を奪われてしまった人々が、彼の幻想の中に次々と登場し、別の日常風景が色鮮やかに展開される。仲間と野球を楽しむ風太郎、小遣いを無計画に使い母親に諭される思い出、父親とのキャッチボール、大学進学を喜びあう家族との触れ合い、友達や恋人との出会い、結婚、仕事の挫折、そして子供の誕生…どこかで何かが狂わなければ送ることができたかもしれない平凡でありふれた日々の光景が、すなわち風太郎が本当に欲しかった幸せなのだろうと思う。それがあまりにも背伸びのない慎ましやかな幸福観であるが為に切なさが募った。

脚本や演出上のテクニックとして上手いと思ったのは、これまでの劇中で使ったいくつかのセリフを、その空想シーンの中で同じ役者に言わせるアイデア。一言一句違わない同じ文字の言葉でも発する側、受け取る側の気持ちや状況次第で暖かくも冷たくも響く。その差を効果的に活用していた。
また役者も同様。あれだけ陰鬱な印象だった茜(木南晴夏)が、名前こそ同じでありながら明るい女子大生として風太郎の前に愛らしく現れるのだ。(ミムラ演じる緑のキャラクターに至っては天晴れ!としかいいようがない豪快ぶりだった/笑) それぞれの役者としての技量にも大いに感心した。

ただラストについては少々不満。死を前に自分が間違っていなかったこと、自分が死んだところで所詮世の中は銭ゲバだらけだ、というようなメッセージを吐いて暗転、という終わり方に後味の悪さを感じてしまったからだ。個人的には、緑が風太郎の墓に1円玉を置いて「銭ズラ…」と呟く場面で終わっても十分だったような気はするが。

「銭ゲバ」は扱う内容や展開の重さ・暗さにかなり好みが別れたようだ。不況の現代においてネガティブな気持ちをより増長させてしまうだけなのか、またはその気持ちから脱却する何らかのヒントを得るか、それは見る人次第だろうが、この作品を敢えてこの時期に企画した事に関して私は有意義だと思う。
主演の松山ケンイチ、脇を支えたミムラや椎名桔平らの役者としての魅力も十分堪能できる作品だった。(むさし)

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2009年03月15日

「ありふれた奇跡」第7〜9話(仲)

井川比佐志(田崎四郎役)と八千草薫(中城静江役)が素晴らしい。まるで演技をしてないような演技なのだ。単に年の功と言えないだけのなにかを感じる。四郎と静江の心の動きがじわじわとしっかり伝わってくる。

特に、田崎家の居間のコタツで二人向き合って話をするシーンには打ちのめされた。
四郎の翔太(加瀬亮)には子供をもってほしい、だから加奈(仲間由紀恵)を嫁として迎えるわけにはいかないと、静江に言い切る。そしてその言葉にショックを受け、貧血で倒れてしまう静江。ドラマではなく隣の家の出来事を見ているような気分がした。四郎の気持ちも静江の気持ちも痛いほどによくわかるシーンだった。


それにしてもこのドラマはドラマであることを感じさせないドラマだ。お決まりの展開に慣れてしまった私にとっては、意外な展開が次から次へと起こる。先が読めないのだ。
しかし、よく考えてみると私たちの日常とはそういうものかもしれない。自分の未来が思い通りに運ぶことはないし、予測しても外れる。

このドラマはそんな私たちの本当の日常を意識して作られているのではないだろうか。
ゆっくりと着実に心に染みいってくる名作と言っていいだろう。

(仲村英一郎)
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2009年03月14日

「ありふれた奇跡」第10話(む)

藤本(陣内孝則)が、たまたま手伝ったマンション販売の仕事が上手く行き、100万円もの臨時の収入を得たと加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)に報告する場面、今回はここが個人的にすごく好きだ。のぼせちゃいけない、でも嬉しい、そしてその嬉しさと感謝を二人に伝えたいと、料亭に呼び出して食事をご馳走するのだが、それが豪勢な会席ではなく、「ランチ」というささやかさが微笑ましいではないか。溢れんばかりの喜びを素直に表現できるまでに心が回復した藤本を、加奈たちと同じ気持ちで喜べるような感覚だった。

さて、私達の身の回りでも、おそらくは起こっていそうな出来事を、独特のセリフのリズムや間を意識した脚本・演出で「ドラマ」にしたこの作品も、あと1話を残すのみ。さすがに最終回を控えて、少々「ありふれてはいない」事件が起こった。デート中の二人の所に赤ん坊を抱いた見知らぬ女性が近づき、「トイレに行っている間だけ、子供を抱いていてくれないか。」と、半ば強引に預けて行ったのだ。しかし彼女は小走りに去り、トイレの前を通りぬけ、そのまま街中へ…。
この赤ちゃんを預かったことが、加奈や翔太に何らかの気持ちの変化をもたらすのだろうか。さらには将来への考え方に何かヒントを得るのだろうか。

「次回、衝撃の結末!」…とは、昨今のドラマでは恒例のように使われる予告のコピーだが、このドラマに限ってはそういうあおり文句は不要だ。じっくりと彼らが出す結論を見守りたい。 (むさし)

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2009年03月13日

「おくりびと」

アカデミー賞外国語映画賞を受賞し話題になった「おくりびと」を見てきた。
チケットは完売、パンフレットも品切れ状態らしい。
こういうところが日本人の良いところであり悪いところなんだろうな、とつい苦笑してしまう。

「おくりびと」はとても日本らしい、日本人好みの映画だったので、この作品がアカデミー賞を獲ったというのはなんだか面白い。
笑いも感情表現も演出も、非常に日本人的だった。
”納棺師”が主役なのでとっつきにくいと思うかもしれないが、ユーモラスなシーンも多い。

年を重ねるごとに”死”はどんどん身近なものになってゆくのかもしれない。
大切な人の”死”に直面した時、どう送り出せるだろうか?
素晴らしい久石譲の音楽と山形の風景を楽しみながら、色々考えさせられた。

また、主演の本木雅弘を始め、山崎努、余貴美子、吉行和子、笹野高史ら脇役を務めた役者陣の演技は本当に素晴らしいものだった。
(緋炎)
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posted by 緋炎 at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台・演劇・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ありふれた奇跡」第7〜9話(む)

子供を作る、作らない、産む、産めない…そういった問題が加奈(仲間由紀恵)と翔太(加瀬亮)だけでなく、その家族を巻き込んで大きな波紋となる。まったくの他人からすれば、極めて乱暴な言い方だが、“どうでもいいこと”だ。あくまで当事者の事情で、周りが口を挿む事ではない、という意味で。しかし脚本は、あくまで「当事者」の目線にこだわる。そしてその目線でドラマの中で起きていることを辿ると、愚かな事をした過去の自分への後悔の念、親として知らずにいた娘の問題、そして先祖からの血を繋いでいくと言う意識の強さなどがダイレクトに伝わってくる。単純に誰か一人の、一方の味方になることができないくらい、それぞれの立場のそれぞれの思いに説得力があるのだ。
また、ドラマが進むにつれ、ドラマの初回で自殺を図ろうとした藤本(陣内孝則)が、加奈と翔太の間にある問題を何とか解決できないかと、あれこれ奔走する場面が多くなってきている。その行動は、ぎこちなく決してスマートではなかったりもするのだが、これが見ていてとても嬉しい気持ちになる。自分の悩みにだけ没頭し、絶望し、自殺を図ろうとした男が、何時の間にか気づけば他人の為に力になろうとしている…。偶然の出会いにすら、人をそんな風に変えられる力があるのだと、さり気なく教えてくれるこのドラマの「ありふれた奇跡」とは、本当によく出来たタイトルだ。 (むさし)

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2009年03月12日

「トライアングル」第10話(緋)

最初の頃は「なかなか話が進まない…」とやきもきしていたドラマだが、中盤以降はしっかり惹きつけてくれるストーリー展開になっている。

それにしても、最近は江口洋介の活躍が目立つように思う。
スペシャルドラマ・連ドラ・映画の主演も多く、舞台にも出演している。
また、この「トライアングル」は関西テレビが制作していて、江口洋介は同じく関テレの制作の「アンフェア」に出演していたため、このドラマは彼の主演ありきで企画されたドラマなのかもしれない。
”犯人は一体誰か”というテーマで、警察の内部の人間や怪しい人物が沢山出てくるのは「アンフェア」を思い起こさせるが、その演出・展開にはつい見入ってしまう。

ただ、パリ・上海でのロケというのはやっぱりもったいなかった気がするが…(苦笑)
(緋炎)
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「トライアングル」第10話

まさかの展開!
ヒロインが、ドラマ途中でクランクアップ(死亡)とは…!(笑)

それにしても、北大路パパや秋山蔵之介ら今までいぶかしんでいたメンバーが、次々に良い人に塗り替えられていく手法はなかなかのものだ。
これでいよいよ犯人は大杉パパ1人に絞られたということか。
あるいは、予想外の展開が待っているのだろうか。

次回が気になって仕方がない。(鹿の使番)

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2009年03月11日

「白洲次郎」第2話

第1話よりも遥かに素晴らしかった。
次郎がマッカーサーを怒鳴りつけたエピソードは有名だが、ドラマではどう描かれるのかが個人的に楽しみだった。
第2話最後の最後でそれを上手く表現してくれた。

白洲正子役の中谷美紀は相変わらず上手い。
伊勢谷友介の英語も流暢だが、中谷の方がより素晴らしかったし、市川亀次郎が演じた青山二郎の破天荒っぷりもなかなか面白かった。
しかし何と言っても、岸辺一徳演じる近衛文麿の存在感が圧巻!

“疎開”という言葉が頻繁に聞かれるようになる遥か以前に田舎へ引越し、生きるため食べるために農業に勤しんだ次郎の先見の明はお見事!と言うほかない。
だが、共に働いてきた友が赤紙をもらい戦場に旅立つ一方で、辰巳に会いに行き自分宛の赤紙を握り潰してもらう次郎は、やはり特別階級のエゴにも見受けられる。
赤紙の握り潰しは、次郎が政界に繋がりがあったからこそできた超法規的措置であり、大多数の一般人は赤紙から逃げる手段など持ち合わせていなかったというのが、悲しいけれど現実だろう。
そしてあの青年のように、一通の死亡通知と僅かな形見が本国日本へ送り届けられ、遺体もないままに葬儀のみ行われたのが大半の民間人の姿だったように思う。
何ともやるせない。(鹿の使番)

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posted by 鹿の使番 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | その他’09冬ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月10日

「銭ゲバ」第8話

自分が思ったとおりの世の中だから死ぬ、と風太郎(松山ケンイチ)は言った。

本当は世の中が金だけがすべてと思いたくなかったのだ。
金のために自分への追求をやめ辞職した刑事。
包丁までむけて風太郎に金を要求する伊豆屋の一家。

風太郎はそんな金だけが世の中のこの世界に絶望したのだ。
そして死を選ぼうとする。

なんとも切ない話ではないか。

体中にまかれた爆薬につながった導火線の火を消しにくるのは緑(ミムラ)ではないかと思うのだが、どう決着がつくのか気が気でない。

(仲村英一郎)
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posted by 仲村英一郎 at 16:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 銭ゲバ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

「銭ゲバ」第8話(む)

野々村真一(松山ケンイチ・二役)が放蕩の果てに作った2000万円もの借金の返済を迫られ追い詰められた野々村家のそれぞれの行動が、風太郎が「賭け」と言っていた小さな希望を打ち砕く。貧しくも明るく快活な定食屋・伊豆屋の家族までもが、お金の為に崩れていく様を見るのは、物語の組立としては非常に上手いと思いつつ、心情的に辛かった。
また今回は10億入りトランクをガラガラと引き摺りながら遊び呆けていた父・健蔵(椎名桔平)が、そのお金を風太郎に返す場面が印象的。いい加減で、狡く、どうしようもないダメ男ぶりを初回から散々見せつけておいて、その実、いち早く分相応を悟った意外性に意表を突かれた。

策略どおり三國家に入り込み、金を手に入れ、金で人を支配し、そして金の前にひれ伏していく人々を目の当たりにした風太郎は、「世の中、銭ズラ」と呪詛のように唱え続けてきた自身の生き方が間違っていなかったと確信していく一方で、しかしそれがすなわち「幸せ」ではない現実も突きつけられる。そんな虚しさに耐え切れなくなったのだろうか。そして絶望だろうか。風太郎は、かつて母親と過ごした海辺の小屋で自殺を図ろうと、体にダイナマイトを巻きつけ、導火線に火をつけた。
衝撃的な場面で「続く」となったが、このまま単純に命を落としてしまう筋書きとは思えない。と言って安っぽいヒューマニズムで片付けられる話でもないだろう。次回は早くも最終回。久々に結末の予想が難しいドラマだ。脚本・岡田惠和の手腕に期待。(むさし)

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2009年03月08日

「歌のおにいさん」第7話

なんと!櫻井翔くんが特別ゲスト出演〜〜〜ぴかぴか(新しい)
当然、テンションはマキシマムグッド(上向き矢印)です!(笑)

「歌おに」ありがとうありがとうありがとうムード
今まで脚本に深みがないとか、テンポもノリも悪くて笑えないとか、明音がウザいとか、散々ボロクソにけなしてすみませんでしたあせあせ(飛び散る汗)(←単純)

有名アイドル(爆)櫻井翔の「嵐、ナメんなよ」のにっこり笑顔と、それに続く矢野健太の「すいません…たらーっ(汗)」が観られただけで、今回はもう充分です。
ハイ、嵐ファンはそれだけでお腹いっぱいになれます。満足です揺れるハート

ストーリー的には「みなうた」打ち切りの危機や、ジゼルの問題、健太パパの体調、カッちゃんとさくらちゃんの今後、そして健太自身のこれからを、最終回でどこまで上手くまとめてくれるかに期待!(鹿の使番)

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2009年03月07日

「必殺仕事人2009」第7話(仲)

このドラマ、意外と毎回ゲストが豪華である。しかもベテラン級クラスを起用しているので、すんなりとストーリーに溶け込む。

今回のゲストは渡辺いっけい。誠実で愚直な田舎藩士を好演していた。
もう一人のゲストは相場で非道な荒稼ぎをする江上屋役の津田寛治。
主要キャストだけでも超豪華だというのに、ゲストもこれまた毎回豪華。
ABC(朝日放送)の力の入れようが伝わってくる。

実は豪華ゲストはもう一人いた。江上屋の用心棒役の福本清三だ。この俳優は知る人ぞ知る、斬られ役の用心棒として有名だ。
知名度を上げるきっかけとなったのは、1992年6月5日放送の『探偵!ナイトスクープ』。視聴者から「いつも先生と呼ばれる用心棒の斬られ役はだれですか?」という依頼だった。その後「徹子の部屋」に出演するわ、「ラストサムライ」でトム・クルーズと共演するわで、意外と凄い役者なのだ。通称は「5万回斬られた男」だそうだ。

いささか話が脱線してしまったが、安定した面白さで視聴者を楽しませてくれる。

金曜の夜は仕事だぜ。

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「トライアングル」第9話

前回の予告で銃口を向けたシーンが一瞬映ったのだが、本編ではそれがカットされていた。
大杉葛城パパが撃ったのか、はたまた江口郷田が撃ったのか、視聴者を撹乱させるためだろうか。
しかしながら、個人的にはそのどちらでもないように思う。
だから敢えて銃口シーンをカットしたんだろうなぁ…。

彼女はてっきり死んだのかと思ったのだが、次回予告を見る限りでは生きていたようだし(苦笑)、やはり主役級は死なないということか。

なんだかんだで結局、毎回面白く見ているこのドラマ。
犯人が分かるようで分からないギリギリのバランスが非常に小気味良く、しかも「結局はいい人だったんだ…」という各人物像の表現も上手い。
いよいよ終盤戦に突入だが、最後までこの勢いで魅せて欲しいと思う。(鹿の使番)

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2009年03月06日

「銭ゲバ」第7話(仲)

風太郎(松山ケンイチ)が復活した。いや、パワーアップして戻ってきたというべきか。

緑(ミムラ)と茜(木南晴夏)に、三國家に潜り込んだ真相から譲次(山本圭)殺害に及ぶすべてを語る。
しかし、茜はそれを全て受け入れ、風太郎に「愛している」と告げる。だが、その思いは風太郎には届かなかった。
そして茜は自ら命を絶つ。

風太郎の全てを分かった上でそれでも愛していた茜。まさに無償の愛だ。
風太郎は気づかぬうちに、初めて自分に向けられた愛を無くす。

風太郎を追い続けていた刑事荻野(宮川大輔)は、妻を救うために結局金の前に屈した。「金があればなんでもできる」という風太郎の前にひれ伏したのだ。
自分の信念が間違っていなかったことに満足した風太郎だったが、茜の死は風太郎になにをもたらすのだろう。

一方で風太郎の生い立ちを探り始める緑。これからは風太郎と緑の関係が大きな軸になりそうだ。

逆説的ではあるが、このドラマは金がなくて困窮している人々に、勇気を与えているかもしれない。人生は銭だ、という開き直りが、生きるモチベーションをあげているような気がする。もっともこれはこのドラマが言わんとしているテーマとは異なるとは分かっているが。金のためならなんでもするズラという風太郎の考えは(極端ではあるが)、経済苦で自殺するよりも、前向きではないだろうか。あくまで個人的な考えだが。

(仲村英一郎)

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2009年03月05日

「おちゃべり」

TBSで今月から始まった昼ドラ、「おちゃべり」。

内容はというと…
>この作品は、カフェを舞台にした1シチュエーションコメディー。お昼のドラマでは珍しい一日一話完結で、日替わりでゲストが登場し、カフェにやってきては周囲を引っ掻き回します。(「おちゃべり」公式サイトより引用)

主役は星野真里・堀内敬子・峯村リエと、昼ドラにしては個性的。
内容はもちろん完全に主婦向けなのだが、舞台的なノリのかけあいもあったりして面白い。
1話完結、ということは30分で完結させなくてはいけないため展開は慌しいが、気軽に見られるのでついつい毎日見てしまう。
お昼の時間帯にはちょうどいいゆるさだし、毎回見なくても話がわからなくならないのが良い。

ちなみに、毎日変わるゲストは意外に豪華。
(緋炎)
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「天地人」第9話(鹿)

今回の演出は非常に良かった(笑)。
阿部寛演じる上杉謙信の最期がメインだったが、圧巻だった。

ただ、「謙信の遺言」の嘘がいただけない。
謙信が遺言を遺したかどうかの真実は所詮ドラマなので、この際どちらでも構わない。

「ついうっかり」景勝を後継者と公言してしまった…と後から発言した妙椿尼が問題なのだ。
しかも、そこになぜ兼続を巻き込むのかが更に理解できない。
数ある武将の中で、なぜ兼続を選んで“嘘”だということをカミングアウトしたのか。

一応武士の妻ともあろう者が3人も集まっているのだから、その間で秘し、ついた嘘なら最後まで…それこそ誰にもさとられず墓場まで持って行くというのが筋だろう。
そういった覚悟もなしに「ついうっかり」あんな大それた嘘をつくな!と言いたい。

無理矢理共犯にされた兼続が、何より気の毒で仕方がない。
彼はこれで主君・景勝に生涯言えぬ隠し事を持ってしまったのだ。

…脚本・小松氏が描きたい「義」というのは、この程度の浅薄なものなのだろうか。(鹿の使番)

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2009年03月04日

「白洲次郎」第1話

3話に渡りドラマ化されるNHK「白洲次郎」第1話を見た。
主役の次郎に伊勢谷友介、妻の正子役には中谷美紀。

ある人物の生涯をドラマ化するというのは、非常に大変であると思う。
しかも1900年代という日々変革が激しい時代であれば尚更のことだ。
今回は、幼少時から近衞文麿のブレーンとなり、戦争初期に誰よりも早く疎開をするところまでの白洲次郎が描かれた。

個人的に最も期待していたイギリス・ケンブリッジの街並みが、モノクロ写真のストップモーションばかりだったのが残念だった。
イギリス留学時代が、その後の彼の人生を変えたともいえる大事な時期だろうに、レポートで一度叱責された程度のエピソードしか挿入されなかったのが非常に残念だ。

白洲正子役の中谷美紀は適任だった。
ツンデレ系(笑)のお嬢様っぷりが良く出ていたように思う。
ただ、政情に焦点を置いたがために、夫婦の愛情が希薄に感じてしまった。
いつの間に子供が生まれたんだ?
しかも乳母に子供を任せて、自身は煙草をふかしているだけ…というのは、当時のお貴族様特有の表現だろうか。
次郎、正子共に煙草を吸うシーンが非常に多かったのが気になった。

とはいえ、まだ第1話。次回以降に期待したい。(鹿の使番)

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2009年03月03日

「銭ゲバ」第7話(む)

お金によって運命や人生や人格までも歪められてしまう哀しさが随所に表現されているこの物語は、ドラマと分かっていても胸苦しくなる。にも関わらず、回を追うごとに目が離せなくなっているのは、やはり「金」と「幸福」と言う、人が俗世で生きていく中で捨てきれない欲望をストレートに描いている点と、役者の熱演があるからだろうと思う。
風太郎(松山ケンイチ)の生まれ故郷を訪ねる緑(ミムラ)の目的は“ちゃんと憎む為”だという。おっとりと素直に、伸びやかに育ってきたこれまでの彼女が、風太郎を憎むことでしか生きていかれないような、そういう眼差しを視聴者にも向けて芝居をする。健蔵(椎名桔平)へ言い放つ容赦ない冷淡な言葉は痛快を通り越して、ショッキングですらあったが、見事でもあった。
宮川大輔演じる荻野も然り。弟を風太郎に殺されたという疑惑を抱き、刑事として追い詰めてきたその相手に、妻の心臓手術の費用を用立ててもらう為に頭を下げざるを得なくなった苦悩と屈辱が、耐え切れず路上でうずくまり泣き崩れる姿によく表れていた。
そして主役・松山ケンイチの迫力ある芝居…は言うまでもないが、忘れちゃいけないのは少年・風太郎を演じる齊藤隆成。少年期のエピソードをここまでふんだんに組み込む構成とは思わず、当初は1話限りだとタカを括っていただけに予想外の出番の多さだ。いかにして風太郎が「銭ゲバ」と化したかを視聴者に納得させる重要な場面を、大人の役者と比べても見劣りしない力で魅せているその功績は大きい。(むさし)

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2009年03月02日

「神の雫」(仲)

どうも視聴率では苦戦をしいられているらしい(現時点で平均視聴率6.49%)。
しかし、ダメドラマではないし、そこそこ面白いと思うのだが。やはり視聴率とドラマの出来は関係ないということか。

主演の神咲雫役の亀梨和也(KAT-TUN)も悪くないし、脇役陣の田辺誠一、竹中直人、古谷一行もさすがベテランだけあって、いい演技をしている。
ストーリーも思い切りツッコミを入れたくなるようなものではないし。
印象が薄いドラマになっているのは事実だが、ダメドラマではない。かるーく流して楽しめるドラマだ。

ワインの造詣に深ければもっと楽しめるのかもしれないが、そうでなくても楽しめるのは間違いない。

なぜこんなに視聴率が低いのかが不思議でならない。

これをきっかけに「ジャニーズ陥落」的なくだらない記事がまた芸能ニュースで流れるのだろうが、それはお門違いだ。くれぐれもそういう類の煽情的なゴシップに一喜一憂しないでいただきたいと思う。

雫の父である豊多香(古谷一行)の残した謎の遺言状のラストである「神の雫」まであと数話。個人的には非常に楽しみにしている。

(仲村英一郎)
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