2009年02月28日

「トライアングル」第8話

意外な人物が犯人にあがってきた。

上海滞在中の黒木のアリバイ、搭乗名簿に記載されていたまるすけの名前、葛城の父と繋がっていた秋本、黒木に電話連絡をしていた宮部、黒木と一緒にいた唯衣…誰も信じられないどころか、誰に対しても強い疑いを抱くようになってしまった郷田。

壊れかかっていた郷田をもう一度再生したのが、佐智絵の遺体が発見された現場だった。
郷田を助けたのは、もしかしたら佐智絵自身だったのかもしれない…とさえ感じられるような上手い展開だった。

このドラマも某大河ドラマ同様、江口洋介や広末涼子など主演陣の顔面アップ映像が多用されている。
しかしそれをクドいと感じさせないのは、間に挿入される過去の映像とカメラアングルによる…つまり、演出の妙ゆえだろう。
ここら辺は「天地人」の演出家は見習って欲しいところだ。(鹿の使番)

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2009年02月27日

「銭ゲバ」第6話(仲)

三國緑(ミムラ)は実は正気を失ったフリをしていた!
これには驚いた。全く不意を突かれた。
風太郎(松山ケンイチ)と同様に、呆然としてしまった。

緑が風太郎を罵倒するシーンは圧巻だった。
風太郎の正体に気づき父を殺されてからの、風太郎への燃えるような憎悪と怒りが画面越しに伝わってきた。
これほど衝撃的なシーンは久しぶりに観た気がする。

風太郎は金のすべてを知っていたわけではなかったことを知る。
金さえあれば幸せになれると信じて人生を金に捧げてきた風太郎にとって、それはあまりに辛いことだっただろう。信じるものを失ってしまったのだ。
風太郎にとって金は神のような存在だった。神をなくした風太郎にはもう信じられるものがない。生き地獄だ。

個人的には生き地獄から再び這い上がってさらに金の亡者になる風太郎を観てみたいが、そんな結末にはならないだろう(テレビドラマでもあるし)。
おそらく、「人は金だけではなく心だ」的な着地点だと推測するが、それはそれで興味がある。
どういうプロセスを経て風太郎が心を取り戻すのか。何が彼にそれを気づかせるのか。
いずれにしてもありがちな綺麗事で決着をつけて欲しくはないところ。

脚本がベテランの岡田惠和だけに、期待を裏切られることはないと思っているが。

次回は(くどいようだが、個人的には)風太郎の逆襲を期待したいところ。

(仲村英一郎)
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2009年02月26日

「キイナ -不可能犯罪捜査官-」第1〜5話(仲)

正直なところ、放送前はあまり期待していなかった。
が、見事に期待を裏切られた。
新しいオカルトミステリーの分野を開拓したと言ってもいいだろう。

従来のオカルトものは、オチがトリックだったり原因は謎のまま残されたりしてきた。さんざん手垢がついた感のするドラマしかなかった。
しかしこのドラマはオカルト現象をすべて科学的に立証してしまうというスタンスが斬新だ(個人的には超常現象を否定しているわけではないが)。
しかも実際に起こった怪奇事件をベースに作られているとのこと。なるほど、そういうアプローチもあったのか、と目からうろこである。

また、オカルトミステリーにありがちな陰鬱さは皆無で、むしろコメディー要素を少し織り交ぜている。オカルトものなのに、まったりと観れてしまうのだ。
その大きな要因は主人公・春瀬キイナ役の菅野美穂の演技によるところが大きい。実はキレモノなのに、いつもふわふわしていて甘い物に目がない女性捜査官。
実にかわいいキャラクターが出来上がっている。思考をめぐらせるときに、まるで一休さんのように、指で頭をぐりぐりする様も可愛い。
元カレの科捜研技官・工藤真一郎(塚地武雅)との関係もユーモラスで、いつも二人のシーンでは笑ってしまう。

脚本は、クローズド・ノート(2007年)や働きマン(2007年・日本テレビ)などを手がけた、吉田智子。
彼女の作風には柔らかくて温かい感性を感じる。

最後に忘れてはいけないのが、キイナの上司で警視庁捜査一課係長・雅一馬役の沢村一樹。
「サラリーマンNEO」の「セクスィー部長」が昨年大ブレイクして紅白にまで出てしまった沢村だが、このドラマでは寡黙で目つきの鋭い役を公演している。「セクスィー部長」から180度の大転換だが、非常に渋くてかっこいい係長を演じている。演技の幅が広いことを実感させられた。

このドラマは一話完結なので、途中からでもしっかりと楽しめる。まったりと楽しめるオススメのドラマだ。

(仲村英一郎)
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2009年02月25日

「必殺仕事人2009」第6話

今回の話はなんとも切なく、深く心に残るものだった。

病人から大金を巻き上げる、陰陽師・百瀬清水(篠井英介)と医者の隆玄(岩崎ひろし)の悪徳コンビが、今回のターゲットであるものだと思っていた。
しかし、それだけでなく、病の妻・初枝(田中美里)にかいがいしく看病をする寺社役付き同心伊勢崎藤五郎(西村和彦)が絡んできた時点で、ドラマは深みが加わった。

初枝の薬代のせいで借金に追われ、刀も竹光にしてしまうほど困窮していた伊勢崎藤五郎が、悪徳コンビに弱みをつけこまれ悪事に手を染めてしまうことに。
藤五郎は悪事に荷担したことで、初枝に薬を買ってやれるようになるどころか、使用人を雇うまでになるなど暮らし向きが一変する。しかし、初枝は夫の変貌ぶりに不安を感じていた。
藤五郎は藤五郎で、罪の呵責に苦しみながらも、次第に自分を見失って悪の道にのめり込む。

ひょんなことから藤五郎と知り合いになった渡辺小五郎(東山紀之)は藤五郎の行状に心を痛めていたのだが、ある日容態が悪化した初枝に呼び出される。
初枝は夫の悪事を見抜いていた。そして、生き地獄に落ちた夫を仕事にかけてほしいと小五郎に頼んだのだ。

そして小五郎は、夫と一緒に三途の川を渡るのが願いという初枝の言葉を噛み締め、涙ながらに藤五郎を斬る。

初枝の命を長らえようとして苦渋の決断で悪事に手を染めた藤五郎。
そして、自分のために悪事に手を染めた藤五郎の心中を察して小五郎に仕事を依頼した初枝。
愛し合っていたがゆえに起きた悲しい結末だ。

小五郎が斬り絶命寸前の藤五郎に涙を押し殺して言う。
「もうお初さんの手を離すんじゃねぇぞ。一緒に三途の川をわたるんだぜ」
そのときの、小五郎の台詞と表情にもぐっときたが、藤五郎が何かから解き放たれて笑いながら絶命するシーンは涙なくしてはみれなかった。

愛ゆえに死ぬ道をたどってしまった夫婦。なんとも切ない話ではないか。
藤五郎が死んだ頃、初枝も病床で息を引き取ったというのがせめてもの救いだ。

(仲村英一郎)
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2009年02月24日

「銭ゲバ」第6話(む)

策略の果てに、何億というお金の束を積み上げられるような生活を手に入れた知恵がありながら、そのお金が必ずしも人を幸せにするわけではないと、何故思い至れないのだろう。私達の中にも、おそらくあるだろうその浅はかさを思い知らされた回だった。
母に面影の似たホームレスの女・寛子(奥貫薫・二役)に高価な服やホテルの豪華な部屋をあてがい、今の生活から抜けるようにと札束まで手渡した風太郎(松山ケンイチ)の行いは、「母親を幸せにする」という、かつて叶わなかった願いの代償行為として、束の間、自分を満足させたかもしれない。が、結局はその厚意が仇となり、逆に彼女を死に至らしめた。彼は再び「母」を、今度はその得たお金で失う。皮肉な話だ。

あと印象的だったのは、三國譲次(山本圭)の無残な死によるショックで廃人のようになってしまった緑(ミムラ)の、突然の反撃。実際問題、あそこまで精神状態のおかしくなった様子をバレずに演じ切れるものだろうか、と思わないでもないが(苦笑)、ま、そこは目を瞑るとして…あの凄まじさは感動的ですらあった。必見。

風太郎は荻原(宮川大輔)の妻への傷害容疑で逮捕されるが、一気に頂点に登りつめ、そしてあっけなく転落…というほど簡単な筋書きではないだろう。後半からクライマックスへの展開もますます気になるところだ。(むさし)

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2009年02月23日

「天地人」第8話(鹿)

どうにも演出に馴染めない。
高橋陽一郎は今回で3回連続となるが、古臭い舞台のような印象を受ける。

説得力のある脚本相手ならば、それもある意味斬新な演出と受け取れるかもしれない。
だが浅い時代背景、意味が分からないオリジナルキャラの出演、愛をラブだと勘違いしている脚本、明らかに金がかかっていないと分かるスポットライトと顔面アップの連続…どれを取っても、却ってマイナスイメージを増幅させているとしか思えない。

阿部寛の上杉謙信をはじめとして、吉川晃司の織田信長、北村一輝の上杉景勝など良い役者陣を揃えているだけに、それを生かしきれていないのが非常に残念だ。(鹿の使番)

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2009年02月22日

「歌のおにいさん」第5話

カラスの気ぐるみを着た大野くん(笑)。
今回一番感動したのが、
「…奥二重じゃね?」
…ではなく(笑)、健太が啖呵を切った
「好きで歌のおにーさんやってんだ!!」
だった。
今までならば絶対語尾は否定だっただろうに、ここまで変わるなんて!
少しずつだが、確実に変化している健太が嬉しかった。

メインストーリーは、須藤理彩演じるさくら姉さんと片瀬那奈演じるうららのお見合い話だが、その根底にあるものは“自分の仕事に対する情熱”だったように思う。
この世に楽な商売なんてない。
汗水流して働くことの大切さ。

当たり前のことだが、非常に大事なことだ。
…当初、予想していたコミカルでノリの良いテンポのドラマとは異なり、随分と重いものがテーマではあるが(苦笑)。
ここで皆と楽しく歌えることが、一番の幸せ。。。そうはっきりと言える片瀬うららは、今までで一番素敵に見えた。

ゲストで黒柳徹子さんが出演されたが、どうせなら嵐のだれかが出演してくれればハイテンションになったのに〜!と、こっそり呟いてみる。(鹿の使番)

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09冬ドラマ人気投票、はじめました!

09冬ドラマも中盤戦を超えてきました。

みなさんがご覧になっているドラマの評価もそろそろ定まってきた頃ではないでしょうか。

というわけで、恒例の人気ドラマ投票を実施することに致しました。

右サイドバーのカレンダーの下に設置してあるのが、それです。

どんどんふるって投票してくださいね!

(仲村英一郎)
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2009年02月21日

「トライアングル」第7話

今回、初めて泣いた…!
相手が堺雅人さんでなければ、ここまで泣けなかっただろうけど。
最初はかな〜り胡散臭い人物として登場したのに、まさかあれほど“いいおにーちゃん”で亡くなるとは予想以上だった。
「上海に会いに来てくれて、ありがとう」
っく〜!泣けるぜ…!

ドラマが進むにつれ、一人また一人と減って来ているが、谷原章介さんといい堺さんといいクランクアップする人は皆、当初考えていたよりも好人物となって終わっていく。
だから、後味がそれほど悪く感じない。

そして満を持して、佐々木蔵之介さんが登場。
「…試してるのか?」という問いかけはなかなかに迫力があり、今後は彼がキーポイントとなることを暗示しているかのようだった。

今回ツボったのが、まるすけ(笑)。
堺さんのことを、
「いいオトコだったよな。俺と顔が似てたし〜♪」
って、可愛すぎ!(泣笑)
そんな愛嬌たっぷりの小日向まるすけのキャラが大好きだ☆
(鹿の使番)

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2009年02月20日

「必殺仕事人2009」放送延長決定!!

個人的には今クール一番楽しんで観ている「必殺仕事人2009」。
嬉しいことに、1クールの延長が決定した。最近の連ドラでは異例のことだ。
詳しくは、こちら↓をどうぞ。

17年ぶり“連ドラ復帰”の『必殺仕事人』、好調で放送延長決定(2月19日5時0分配信 オリコン)

 今年1月スタートのABC・テレビ朝日系ドラマ『必殺仕事人2009』(毎週金曜後9:00)が高視聴率をマークしたことから、当初の3月末までの放送予定を、6月まで“延長”することが18日(水)、わかった。必殺シリーズとしては、17年ぶりに連ドラ復帰を果たした直後の朗報に主人公・渡辺小五郎役を演じる東山紀之も「僕自身も命を削ってやっていきたい」と意気込んでいる。

 1970年代より続く“必殺シリーズ”の続編として、番組は1月4日に本来の放送枠とは異なる別曜日の夜に初回スペシャルを放送。平均視聴率は朝日放送によると、関東地区で18.6%、関西地区では25.8%と高視聴率をマーク。その後現在まで5話が放送されたがそれぞれ10%台前半から10%台後半をキープするなど好評だ。

 番組の放送延長について東山は「スタッフの方々とこれだけ積み重ねてきましたから、やはり嬉しいです」と心境を語る。さらに「監督によって描き方も異なるので、たとえ『50人斬り』を要求されても応えられるよう準備だけではしておきたい。ドラマとしても、命を賭けて必殺の歴史を積み重ねてきた藤田さんもいますし、僕自身も人間の本質をえぐり出すようなドラマになるよう、命を削ってやっていきたい」と今後の目標を明かした。

 また、ABCの森山チーフプロデューサーも「これからも世の中の晴らせぬ恨み、晴らす作品を届けたい」と自信をみなぎらしていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090218-00000026-oric-ent

17年振りの必殺仕事人がジャニーズ色に染まったことで不安があった。一つはオールドファンからの拒否反応があるのではないか、ということ。二つ目は、ジャニーズ層のターゲットが「必殺仕事人」の世界観に違和感を覚えるのではないか、ということ。
しかし、上記の記事を見る限り、数字も好調なようなので、杞憂に終わって安心した。

それにしても、東山紀之の「命を削ってやっていきたい」という言葉が非常に頼もしい。
まだまだ金曜の夜は楽しめそうだ。

(仲村英一郎)
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「天地人」第7話

初陣の最中、味方同士で諍いを起こしてしまい謙信(阿部寛)から、蟄居を命じられた兼続(妻夫木聡)は上田庄の雲洞庵に戻っていた。自信を失い、鬱々と反省の日々を過ごす兼続は、自分を訪れた弟・与七(小泉孝太郎)から母・藤(田中美佐子)の具合が良くないと知らされるのだが、今は会えぬと意地を張る。けれど、やがて危篤の知らせが届く。お藤は兼続が駆けつけるのを待っていたかのように、その手を取り息を引き取った。

第7話では母との永久の別れという出来事が今後の兼続にいったいどれ程の影響を与えるのだろうか、と思わず身構えてしまうほど、実にたっぷりと時間をかけて描いていた。(というか、ほとんどこの出来事のみ。)1年という長いスパンで構成される大河ドラマだからこそできる、贅沢な放送時間の使い方と言えなくもないが…今回は「丁寧」を履き違えて、ただ「ゆっくり」になってしまった間延び感の方が強い。正直退屈だった。視聴者を泣かせようと頑張ったのかもしれないが、泣くという点では、むしろ謙信が直江景綱(宍戸錠)を労って交わした会話の方がずっとじんと響いた。

ちょっと笑ったのは挨拶に参上した直江信綱(山下真司)を見た時に、一瞬浮かんだ景勝(北村一輝)のなんとも複雑な表情。今や初恋の人・お船(常盤貴子)の夫となった人物の登場に心中ざわついてしまったのだろうが…殿という立場はなかなかに辛いもの。お察し申し上げる。(むさし)

「天地人」公式サイト
第7話あらすじ

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2009年02月19日

「キイナ〜不可能犯罪捜査官」第2〜4話

ポルターガイスト現象、死んだ筈の男が蘇る、死を予言した占い…と、どこか胡散臭いような3流芸能誌の片隅に載りそうな出来事にも、必ずそれが起こる理由がきちんとあることを、主人公・春瀬キイナ(菅野美穂)が部下の新人刑事・山崎尊(平岡祐太)を連れまわしながら、この3話でも解明していった。
前フリ、事件発生、現場検証、速読によるヒントの発見、及び因果関係証明、解決…とオーソドックスなパターンに則り、物語が進んでいくリズムが心地よく、今期の中では非常に気楽な気分で肩肘張らずに楽しめている作品のひとつだ。(ちなみにもうひとつは必殺仕事人2009/笑) 一見、おっとりしていて頼りないお嬢さん刑事・春瀬キイナ(菅野美穂)が、実は…という隠れヒーローもので、事件が彼女の能力によって解決されていく様はなかなか爽快。

そういえば、少し前のネットの芸能トピックスに、「クールな2枚目に転向?」というような見出しで、このドラマに出演している沢村一樹が取り上げられていた。年末の紅白で一躍時の人(?)となった“セクスィー部長”との比較を楽しんだ記事だったが、確かにこのドラマでの二枚目ぶりは、わざわざ記事にしたくなるほどの存在感を放っている。コメディもOK、こういう渋い役もこなすとなれば、今後ますます幅の広い役者として活躍の場が増えるのではと思うと楽しみだ。(そういえば…このキイナでは“セクスィー常務”こと草刈正雄も出演中じゃないか!)

漫画や小説が原作のドラマが多い中、世界仰天ニュースで扱われるような珍事件・怪事件がネタとはいえ、オリジナル脚本で勝負しているあたりも評価したい。(むさし)

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2009年02月18日

「ありふれた奇跡」第6話(む)

若気の至りという言葉で片付けるには重い出来事だが、加奈(仲間由紀恵)の場合は、それが安易な堕胎だったということになる。別れた恋人の子供を中絶するのに、家族や周囲の人間に極力知られないよう東南アジアへ旅行するする口実を設け現地でそれを行った。処置に問題があったのか単純な不運か、いずれにせよその結果、彼女は子供の出来ない身体になってしまった。
そんな告白から始まる第6話。彼女の思いや、それを知った翔太(加瀬亮)の心とは関係なしに結婚をどこかで意識している互いの家族からは、子供や孫の話題がなにかにつけ飛び出す。加奈を庇って思わず「子供を持つ気はない」と加奈の祖母に言ってしまった翔太の言葉が波紋を呼んだ。

派手な国際テロ事件、凶悪な連続殺人事件が起こるわけでもない。そういう出来事に比べたら、なんと日常的な「悩み」で、また個人レベルの「事件」なのだろうと思うだろう。しかし日々の生活の中で、私達が向き合い、戦い、また傷ついているのは、まさにこういうこと。あえて大袈裟に描きはしないが、丁寧に描くことについては妥協しない。そういう描写とセリフの一つ一つに共感する。

口数の少ない左官屋の職人・神戸幸作(松重豊)の久々の出番は、離れて暮らす幼い娘たちから送られてきた絵を翔太に見せるシーンだ。そのやりとりは無骨ながら可笑しいものだったが、「家族」という事を真剣に考えなければならない局面にいる翔太にとっては、それも大切な過程だ。スナック「妙」での巡査(塩見三省)を交えての交流も、母親(キムラ緑子)との他愛のない会話も、全てがさりげなくも意味をもつシーンの連続。無駄がない。 (むさし)

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2009年02月17日

「警官の血」

佐々木譲のベストセラーを原作にして、2夜連続で放映されたスペシャルドラマ。
三代に渡って続く“警官の宿命”について描かれている。
祖父・安城清二に江口洋介、父・民雄に吉岡秀隆、息子・和也に伊藤英明、そして連鎖の原因である犯人・早瀬勇三は椎名桔平が演じた。

戦後の混乱期、曲がったことが嫌いでいつも清廉潔白のまま仕事に取り組んだ清二。
学生紛争の最中、スパイ任務というあざとい職責と仲間を騙す良心の呵責の間に耐え切れず、自らが壊れてしまった民雄。
彼らは2人共、警服を着たまま他界した。
それらを見て綺麗ごとだけでは生きていけないと、警察の中で生き抜く術を身につけてしまった和也。

和也の最後は、三代に渡る遠回りな復讐とみるか汚染された警察機構の内部に浸食されてしまったとみるかは、意見の分かれるところだろう。
だが油断すると潰されそうな切迫した状況下で、彼はそうしなければ生き残れなかったのだ。
一番の敵は犯人ではなく警察上層部、組織そのものだったと気づいてしまった時に、和也は腹を括ったに違いない。

非常に重いテーマかつ地味な事件の連続だが、心の動きやその人が変化していくさまを如実に捉えた、なかなかの作品だった。(鹿の使番)

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「銭ゲバ」第5話(む)

実父・健蔵(椎名桔平)の想定外の邪魔に苛立ちを感じながらも、風太郎(松山ケンイチ)は、三國家での信用を「誠実に努力する娘婿」というスタイルで着実に獲得していった。一方、緑(ミムラ)はそんな折に刑事・荻野(宮川大輔)から風太郎についての私見を聞かされる。風太郎が全て計算の上でこの三國家に入り込んだのだと知り愕然となった彼女のもとへ今度は父親・三國譲次(山本圭)が殺害されたという連絡が入る。それは風太郎が造船所で一時共に働いていた派遣社員の青年を利用して、計画的に犯行に及ばせたものだったのだ。急逝した社長に替わり、風太郎は三國造船の新社長となる。

そもそも、いくら愛娘・茜(木南晴夏)の願いとは言え、そして彼女がそれを理由に自殺未遂まで起こしたからといって素性の知れない男との結婚をあっさり許すだろうか。造船会社の社長ともあろう大人物が、ろくに調べもせずにそんな迂闊な事をするもんだろうか…。ここまでの三國家の不幸は、風太郎の作戦勝ちという以前に、むしろ三國家の甘さが招いたものだろうと意地悪く思ってしまった。
そんな隙だらけの三國家の描写が続いた後だからだろうか、風太郎の本性を知り動揺する姉とは対照的に平然と「そんなのわかっていた」と言い放つ茜の意外な強さには、ちょっと意表を突かれた。伊達に屈折したまま生きてきたのではない、ということか(苦笑)

計画通りに2発の銃声を聞き届けた後の風太郎の呻き。彼はこれからの展開で、その削ぎ落としきれない罪悪感に自ら破滅していくのか、或いは「良心」を徹底的に踏み潰す生き方をしていくのだろうか。ドラマの世界の中くらい、せめて救いのある結末であって欲しいと思いつつも、銭ゲバを見ていると理想だけが世の中じゃないと諦める自分もいて少々複雑な気分だ。(むさし)

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2009年02月16日

「ヴォイス」〜命なき者の声〜 第5話

鶏小屋の前で不審な死を遂げたフリーカメラマン・岡原(吹越満)。ゴシップ専門とあって事件性も疑われたものの、解剖の結果は長時間同じ姿勢を続けた事が原因で起こした肺動脈血栓塞栓症、いわゆる「エコノミークラス症候群」だった。所持品はカメラの他に折り畳みイスや現像済みの写真など。殆どがスキャンダル画像ばかりのその写真の中に、何故か「めんつゆ」を写した物があり、そこから今回の真実が紐解かれていった。

冒頭から「携帯画像」に関する大己(瑛太)と亮介(生田斗真)のかけあいがあったので、それがヒントとなり話の先は何となく見えていたものの、これまでの回と同様、結末はハートウォーミング仕立て。岡原は離婚して別れた妻との間にいる幼い息子と携帯メールを使った「画像しりとり」でささやかなコミュニケーションを続けていたのだ。「めんつゆ」写真はその1枚。鶏小屋の前で倒れていたのも「めんつゆ」→「ゆうひ」ときて、「ひよこ」を撮ろうとしていたからだったのだ。生活の為に自尊心を押し殺してゴシップネタを追う日々の中で、息子のためだけに、それぞれのオブジェを丁寧に撮影していく回想の場面では岡原の優しい表情がとても印象的だった。
この「ちょっといい話」路線は、個人的には嫌いではないのだが…ただ毎度毎度となってくると見る側も最初からその予想をしてしまうだけに「感動」も薄まってくる気もする。後半戦のエピソードにそのあたりに工夫のあるものを期待したい。

登場人物とそのキャストのインパクトが全般的に弱いと思っていたが、ここへきて漸く「キャラクター」が出来上がりつつある。意固地でマイペースな大己や、お調子者の亮介達に間髪入れず冷たいツッコミを入れる久保秋(石原さとみ)が結構気持ちいい(笑) (むさし)

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「銭ゲバ」第5話(仲)

茜(木南晴夏)は、風太郎(松山ケンイチ)の真意に気づいていた。
自分への愛ではなく三國家の金が目的で結婚したことを。
それを知りつつも、いつか風太郎に愛されることを信じている。
まさかの茜の気持に衝撃を禁じ得なかった。
苦労知らずで人を疑うことを知らないお嬢様の緑(ミムラ)には受け止められないことだったろう。
そして父・譲次(山本圭)が風太郎の策謀によって殺され、緑は正気を失う。


後半で風太郎がビルの屋上から大量の一万円札をばらまくシーンがあったが、あれは風太郎自身の中で起きている葛藤を具体化したものだ。
根は優しい風太郎だったが、金のために歪な人格を形成されてしまい、今では金の亡者と化している。愛も友情も慈しみもすべて消し去った自分が本来の自分を封じ込めようとしているのだ。風太郎の嘆きが観ている者の胸をかきむしり傷をつける。


このドラマは暗くて救いようがない。しかし、心の奥深い琴線に響く。
金とは、愛とは、そして、人生とは。

綺麗事で結論づけることの多い昨今のドラマの中で唯一このドラマは光っている。
まるで古びた十円玉のように鈍く。

結末まではまだ数話あるが、結末によってドラマ全体の良し悪しがひっくりかえるであろう。
まだまだ目を離せない。

(仲村英一郎)
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2009年02月15日

「歌のおにいさん」第4話(鹿)

大好きな大野智くん揺れるハートが主演しているし、丸山隆平くんや戸次重幸さん、吹越満さんなど展開によっては面白く転がりそうな良い役者陣で脇を固めていると期待して観続けていたのだが、ここに来てかなり失速。
というか、はっきりいって不満だ。

子供でもプロである以上、仕事を放り出して私心に走るなど許されることではない。
自分のことを後回しにしてまで相手のために奔走する矢野健太を描きたいのであれば、もっと視聴者が納得できるようなストーリーや手段が他にいくらでもあったはずだ。
あれでは“プロとしての自覚が未だにできていない”健太をアピールするだけで、却ってマイナスイメージを植えつけるだけだ。
脚本家の力量の限界を感じる。

加えて元カノ明音の行為もウザい。
自分から訣別しておいて、未練タラタラにライブチケットを健太に送りつけるなど、どこまで自己陶酔に浸ってんだ!と言いたい。
健太は忘れようと必死にもがいているのに、思い出させるどころか再燃させてどうする!むかっ(怒り)

黒ヤギさんや律儀に漢字練習をする可愛い大野クンが満載だったにもかかわらず、視聴後は非常に不愉快に感じたストーリー展開だった。(鹿の使番)

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2009年02月14日

「天地人」第6話

兼続(妻夫木聡)の初陣の模様を描いた第6話。敵に命乞いをされ動揺するわ、その後、殿・景勝(北村一輝)に叱咤され頑張るも、どうにも奮闘ならず、挙句、景虎(玉山鉄二)の家臣と揉め事を起こすわで、遂には謙信(阿部寛)から上田に帰れと言われてしまう。この優しさと弱さを含めた人間味溢れるところが、言うなれば兼続の個性なのだろうなぁと理解しつつも、やはりこの「普通」っぷりは、主役としてインパクが薄いような気がしてならない。キャラクターの濃い戦国武将たちが活躍する時代の中で、今ひとつ存在が表に出てこなかったのも何となく頷ける。大丈夫だろうか。

さて、この放送の中でヤッターマン、スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ、着信ありなどで知られる映画監督の三池崇史が役者として登場するとニュースになっていた。景虎(玉山鉄二)の家臣・刈安兵庫がその役で、初陣で相手を切れず落ち込む兼続を挑発し、刀を抜く騒ぎにまでなる展開の中で、その演技を楽しませてもらった。なかなか雰囲気のある芝居で本人と知らず見ていたとしても印象に残る存在だった。

そういえば出演役者でもうひとつ話題に上がっていたのが、与六こと加藤清四郎。本日2月14日(土)に新潟の「南魚沼市雪まつり」にゲスト出演する事が決まっているとか。なんと我がイチオシの溝口君も一緒だそうだ…いいなぁ、行きたいなぁ。(むさし)

「天地人」公式サイト
第6話あらすじ

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2009年02月13日

「銭ゲバ」第1〜4話(仲)

銭のためなら何でもするズラ

たしかに風太郎でなくてもみんなそうだ。
人は金じゃない、心だと説かれても、全く説得力など感じない。

金があれば人は生きていけるが、金がないと生きていけないのは事実だ。

風太郎のように腹を決めた貧乏人がどんな卑怯な手段を使っても、金に復讐をするというのはごく自然の考えではないか。

風太郎の言うように格差社会は今に始まったことではないのだ。

悲しいと言えばそれまでだが、そうするしかないのだ。生きるために。

実際風太郎が三國家に計算高く潜り込んでいく様は、観ていて胸がすく。苦労をしらずに育った世界の人間に復讐を願ってしまう。

・・・

ストーリーも中盤を迎えた。人が人を動かすのは、銭か心か、そこがこれからの焦点になってくるのだろうが、岡田惠和がどのような最後を用意しているのか、じっくりと観させてもらうつもりだ。

(仲村英一郎)
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2009年02月12日

「トライアングル」第6話

ムショに入る前に“富岡ちゃん特製オムレツ”、卵もちゃんと用意しておくから私にも作って〜〜!と懇願したくなった今回(笑)。

まさか、堺志摩野との関係があんなベタなものだったとは…たらーっ(汗)
思わず「原作は韓流か?」と疑ってしまった(苦笑)。

稲垣くろすけの役割は想定内。
北大路パパの過去を暴くために相手の懐に入る、という手を今更使って北大路パパが網に引っかかるものなのだろうか。
だとしたら、相当にお間抜けな刑事部長か愚息を溺愛しすぎの親父か。

来週はいよいよ佐々木蔵之介さんが登場しそうだ♪
長〜く引っ張ったなぁ、と思いつつもやはり観てしまいそうだ(苦笑)。
(鹿の使番)

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「ありふれた奇跡」第5話(仲)

「生きていくしかない!」

加奈(仲間由紀恵)と藤本(陣内孝則)が待ち合わせたスナック「妙」でママの息子の事故死を知らされた二人。
アルコール依存症の既往歴をもつ藤本は「酒を飲もうか」と佳奈にもちかけるが断られる。しかし、藤本の生に対して死に対してのやるせなさはピークに達していた。どうすればこの気持ちが治まるのか。藤本は自分でも気づかないうちに佳奈に迫っていた。だれかと抱き合うことによってこの気持ちを収めたかったのだ。

それに対する佳奈のセリフが冒頭のセリフ。藤本は自分の行為の愚かさに恥じ、そして倒れこんで泣く。

「生きるしかない」という言葉の裏には「ならば死ねばいい」(もちろん佳奈はそんなつもりはなかったが)が見え隠れする。

自殺未遂歴のある藤本にとっては、これほどキツい言葉はないだろう。
このシーンを観ていて、涙がボロボロこぼれた。では、人はいったいどうすれば救われるのかと。
藤本の気持ちもわかる。正しい。佳奈の気持ちもわかる。それももちろん正しい。では、人はどうすればいいのか。

あまりにも切ないシーンだった。

(仲村英一郎)
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2009年02月11日

「必殺仕事人2009」第4話

今回のゲストは市川亀治郎だった。5年前、見廻りの最中に火事に巻き込まれて死んだ父の跡を継いで同心になった仕事熱心な安川新吾役。

前回予約を観た時は「悪役か?」と早合点してそれはそれで楽しみだったのだが、実は真正直で勤勉な同心役だった。
結局父と同じく「暗闇奉行」なる男に殺められるのだが、なんともその演技はレギュラー陣を食うものだった。

大河は観ていなかったし、「七瀬ふたたび」でもそれほど印象の残るものではなかったゆえに。今回の仕事人エピソードではすっかりファンになってしまった。亀治郎の今後の動向に目が離せない。

関係ないが、最近のエピソードでは依頼人が仕事人のパターンが多い。それはそれでありなのだが、できれば庶民が仕事人に依頼をするのがこのドラマの面白いところだ。少しこの点を改善して欲しいところ。

(仲村英一郎)
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「Q.E.D. 証明終了」第3〜5話

3話は学園祭の準備中に、起こった教室荒らしの犯人捜し。落研、お化け屋敷、バンド、メイド喫茶、それぞれ互いのイベントが自分たちの営業や発表の邪魔になると開催前から一触即発。そんな折、設備点検で停電になった隙に、4つの教室が全て荒らされるハプニングが。ま、結論から言うと、全てが被害者で全てが加害者だったというありきたりな話だが、そんなことより…中学生日記か!と思うほどの全員の芝居の稚拙さに呆れ返ってしまった。(落語の辻本祐樹も空回り) 初回ではこれも彼女の魅力と思っていたハイトーン、ハイテンションな高橋愛の台詞回しも、こうなると耳障り。

4話。燈馬想(中村蒼)がなぜMITをやめて日本の普通の高校に編入してきたかを説明する話。現地で知り合った天才学生との友情や、論文を巡るトラブル…いろいろあったのは分かるが、説得力はなかった。

5話。2時間ドラマをこよなく愛する熱血刑事と、世間の注目を集める為に大袈裟なストーカー被害をでっち上げた落ち目の女優が登場する話。2時間もののネタが満載だったが、お世辞にも洗練されたパロディではなく、このドラマの質の限界を感じてしまった。もっとも、この3〜5話の中では、辛うじて全編直視した回ではあったが。
…と言う訳で、これはもういいかな〜と録画予約を解除した。証明終了ならぬ視聴終了(むさし)

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2009年02月10日

「ありふれた奇跡」第5話(む)

ビジュアル的に圧巻で脳裏から離れ難いのは、女装して町を闊歩する二人の父親(風間杜夫・岸辺一徳)達のシーン。二人の子供同士が交際している状況を慮って、密かに趣味にしていた女装クラブ通いを最後にすべく、思い切って外を歩いてみる事にしたのだが、その場所が六本木や新宿などの大都会ではないところがいい。中規模な駅のそばの商店街というようなロケーションがリアルだ。またその通りを躊躇いがちに歩き出す二人が、徐々に周囲の視線やリアクションに快感を覚え始める描写が絶妙で見事。奇妙な説得力すら感じてしまう程のベテラン役者ならではの表情や仕草を楽しませていただいた。
そして表情といえば、子供が欲しいけど産めないという加奈(仲間由紀恵)と、その発言に少し驚いて慌ててフォローの言葉を捲くし立てる翔太(加瀬亮)との場面、「もう帰る」と言った仲間由紀恵のそれこそ子供のように顔を歪める瞬間の表情にはドキッとした。あまりにも自然で、所謂「お芝居」で作り出す“パターン”の泣き顔には見えなかった。あんな顔されたら、翔太でなくても慌てるだろうなぁ、と。

加奈と母親(戸田恵子)の親子のやりとり、祖母(八千草薫)の女ならではの洞察力溢れる嫁(戸田)への言葉、以前トラブルを起こしたカフェの店長との和解(あれは気持ちのいい場面だった)。行きつけの店のママの息子が交通事故に遭うというシビアな展開もあるが、しかしそれらも含めて私達の「日常」というものがこういった出来事で構成されているのだということを改めて知る。当事者でなければ、おそらく関心もなく通り過ぎるような出来事の連続。なのに一歩その枠の中に踏み込むと些細な事の一つ一つがドラマになり、その関係する人全てに感情移入してしまう。
まんまと山田太一の世界に引き込まれてしまっている。(むさし)

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2009年02月09日

「ヴォイス」〜命なき者の声〜 第3〜4話

この作品に出てくる「法医学」や「監察医」という設定に、どうも私はかつて好んで見ていたドラマ「きらきらひかる」をダブらせ、比較していたようだ。その「きらきら…」に比べ、テーマが不明瞭、登場人物の個性が今ひとつ…テンポが緩い、などと、特に1〜2話は学生達の探偵ごっこに終始した感が強かったので、余計に批判気味だったのだが、3話、4話と回を進めて見て、ようやくその勝手に抱いていた「思い込み」から脱却できた気がする。要するにまったくテイストの違うドラマなのだ。将来へ向けて試行錯誤中の若者達が、法医学を通して成長していく群像劇と認識し直せば、それなりに納得できる。毎度毎度のハートウォーミングなエピソードがいささか優等生過ぎて鼻につく部分もあるが、「人の死」がそれだけではないという美しくない現実も含めて、彼らの成長をリアルに描いてくれれば、そこそこまとまりのある作品になるのでは、と思えるようになってきたところだ。(でも、やっぱり何か地味…)

3話は、久保秋(石原さとみ)が、7歳の時に死んだ母親(片平なぎさ)の死因を突き止める話。母親の遺体にあった痣が気になって、「急性心不全」の検死結果に納得がいかないま15年を過ごしてきた彼女が、それが「クラッシュシンドローム」(急激な圧迫から解放された後に起こる血液中の成分変化が引き起こす心不全)だったという事実と、何故そうなったかという出来事を、大己(瑛太)らの手助けで紐解き、ようやく母親の死を乗り越えるという展開だ。7歳の時の石原さとみ役の少女があまりにも大人っぽくて、ランドセル姿が妙に艶かしかったりと意地悪なツッコミどころも多々あったものの、最後は片平なぎさの快活な肝っ玉かあさんぶりに情を持っていかれてしまった。
4話では大病院の跡継ぎである石末亮介(生田斗真)の苦悩と前進。院長である父親(名高達郎)からゼミの変更を指図され悩むが、高校時代の友人・富士夫(田中圭)の死を解明していくうちに、親にきちんと向き合って自分の思いを告げようと決意する。終盤で死んだ友人から亮介へ届いたメッセージ、「高校3年の時、机にバレンタインのチョコ3つ入ってたって大騒ぎしてたろ?あれ入れたの俺だ。ざまあみろ!」には少々涙腺を刺激されてしまった。あまりにも“泣かせ”を狙い過ぎてるよなぁ…と頭の片隅で批判しつつも。(むさし)

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ようやく視聴率調査が改善の方向へ

録画も視聴率測定、テレビ音声で番組判別…ビデオリサーチ

2月5日15時18分配信 読売新聞

 テレビ視聴率調査の「ビデオリサーチ」は、これまで集計できなかった「録画による視聴率」を測定できる装置を開発した。

 番組放送時の視聴データしか測定できない現在の視聴率が、実態を反映していないという批判が多いだけに、視聴率そのものを根本的に見直す契機になりそうだ。

 現在、テレビ地上波放送の視聴率は、ビデオリサーチが唯一の調査会社。同社は、全国の地域ごとに一定数の世帯を抽出、視聴率測定機器を各家庭のテレビに設置し、視聴データをオンラインで集計している。しかし、測定されるのは放送時に視聴された番組だけで、録画後の視聴やチューナー内蔵パソコンなどによる視聴は技術的に集計できなかった。

 今回、同社が開発した新測定機器は、録画番組の視聴時にテレビから出る音声をデータベースと照合することで、どの番組を見たかを判定できる。チューナー内蔵パソコンによるテレビ視聴を測定する装置も開発した。これらは同社が5、6日に東京都内で開くフォーラム「データビジョン2009」で正式に公表する。同社は、「この技術により、より正確な番組視聴実態の把握が可能になった。導入にはテレビ局や広告主企業など関係業界の意見の調整が必要。検討してもらいたい」としている。


と、いうことです。

VHSが普及してからもう20年以上経つというのに、と、今更感はしますが、まぁ改善することには大賛成です。
ただ、「録画番組の視聴時にテレビから出る音声をデータベースと照合する」という手法がなんだかアナログ的な気もしますが。。。
いずれにしてもより正確な視聴率調査の技術を高めていってほしいものです。

(仲村英一郎)
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タグ:視聴率
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2009年02月08日

「歌のおにいさん」第3回(鹿)

歌おう、歌おう、笑顔でね♪
歌おう、歌おう、元気よく〜♪


…とすっかり「みんなで歌おうパピプペポン」が歌えるようになった今日この頃(笑)。
ついに大野健太が“歌のおにいさんぴかぴか(新しい)”になる決意をしてくれた!

スタジオでも家でも、相変わらずふてくされた日々を送っていた大野健太。
戸次王子に「君のやりたいことは一体何なんだ!」と指摘されても、周囲から笑えと言われても、笑うことができなかった大野健太。

確かに健太は甘ちゃんだし、元カノから「今度なんてない」とはっきり指摘されるまで未練タラタラで動き出せない男だが、「嘘なんてついたまま歌なんて歌えねぇよ。笑えない」と言えてしまえるのは、きっと自分に正直で素直だからこそなのだろう。
そう考えると、彼ほど“子供”目線に近い人物はいない。裏を返せば、もし彼が歌う決心をしたら、他の誰も彼には敵わない最強の「歌のおにいさん」になるような気がする。

専務の孫・わたるくんに熱心にダンスを教える大野クンは最高に可愛かった!
そして、「歌のおにいさん、歌ってくれてありがとう!」と言われた時に返した、精一杯の大野クンの笑顔ったら…!!!

歌のおにいさんっ、笑ってくれてありがとーーーっ揺れるハート

(鹿の使番)

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2009年02月07日

「トライアングル」(仲)

前クールで「ブラッディ・マンデイ」というのがあった。芯のあるストーリーもなく、その場その場のドキドキ感を視聴者に振りまく手合いの物だった。

この「トライアングル」も同じ手法を使っている。視聴ターゲットが「ブラッディ・マンデイ」よりは10歳以上上なので、それなりのしっとり感のあるサスペンスだが、いかんせんストーリーに芯がない。回を重ねるうちに芯が見えてくるのかもしれないが、前話でAと言ったことが翌週になるとBになったりと、一貫して筋が通らない。
筋が通らなくても楽しめるドラマは数あるわけだが、このドラマはやけに仰々しくておおげさで意味深で、かつ、嘆かわしいことに浅薄だ。
まだ「ブラッディ・マンデイ」の方がテンポがあった分、良かったとすら思う。

関テレ開局50周年かなにかしらないが、パリ・上海など、無意味なロケが多すぎ。いっそCGでもよかったと思うし、もっとストーリーに知恵を絞るべきだった。
折角豪華なキャストを揃えているというのに、勿体ない。

以上の理由から個人的には視聴リスト落ち決定。

(仲村英一郎)
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2009年02月06日

「銭ゲバ」第1〜3話

貧しい人間と裕福な人間、2種類の人間たちのそれぞれの生き様が描かれているドラマだ。
ただし、視聴者の多くを占めるのはその中間層に位置する人々だろう。
そんな私たちはこのドラマを、この時代にどう受け止めるだろうか。

職の問題や貧富の差の問題も取り入られているため、見ているのが辛いシーンも多いが、”ピカレスクドラマ”としても楽しめるかもしれない。
キャストはなかなか味があり、何より松山ケンイチの存在感が圧倒的だ。
ただ、明るさと暗さのバランスを保つために光石研らの定食屋のシーンが入れられているのだろうが、そこは少々冷めてしまう部分があるのは否めない。

また、回が進むごとに演出が凝っていっているのが面白い。
(緋炎)
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「銭ゲバ」第1話(仲)

遅ればせながら、「銭ゲバ」第1話を観た。

個人的にジョージ秋山の原作は好きではなかったので、観たくはなかったのだが、脚本が岡田惠和であることが気になって、第1話だけ観てみた。

想像していた通りの目を背けたくなるような陰鬱としたドラマだ。今の風太郎(松山ケンイチ)がどうやって形成されてきたか、に重点が置かれたストーリーだった。子供時代の風太郎が、普段からよくしてもらった知り合いの新聞配達員をバット(しかも彼からもらった)で撲殺するシーンは悲しいを通り越して胸が痛い。痛すぎる。

ただ、感じたのは、このドラマを今の大不況の時代にやる、という意義だ。心がすさみ国民みんなが風太郎のように「ゼニのためならなんでもするズラ」という時代になぜとりあげたのか。しかもなぜ岡田を起用したのか。
そこが気になってしまった。その謎が解けるまで、なんとなく気は重いが、次回も観てみようと思う。

(仲村英一郎)
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2009年02月05日

「トライアングル」第5話

堺雅人さん…回を追うごとに格好良くなっていくなー揺れるハート

前回期待していた稲垣くろすけの北大路パパへの訣別…いよいよ“その時”がやって来たのだが。
うーむ、やはりゴロちゃんだとインパクトが弱いというか、表情が今ひとつという感が拭えない。
一瞬だけ躊躇し、しかし「己の道」を選ぶ決意をする表情…慎吾ちゃんやキムタクならその表情を上手く表現できるだろうに、とつい考えてしまった。

その分、素晴らしかったのが小日向まるすけ!
皆の前で、震える手で賞状を引き破ろうとし少しだけ裂いた後、やはり返却するという行為が、今まで“上”に逆らうことなど全く考えもせず、組織内部でほそぼそと生きてきた「丸山」という人物を良く表現していたように思う。
まるすけにとっては、それこそ清水の舞台から飛び降りるくらいの、己の首を賭けた勇気ある決断だったのだろう。
北大路パパの「君は案外、簡単な男だったな」という言葉が、小日向まるすけを傷つけただけではなく、逆に挑発に乗せてしまった気がする。
江口郷田が「まるすけ!」と叫んだシーンも可愛くて、3人の結束がより強固になった瞬間だったように思う。(鹿の使番)

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2009年02月04日

「天地人」第4〜5話

第4話「年上の女(ひと)」は兼続(妻夫木聡)とお船(常盤貴子)のやりとりをメインに。先々夫婦になる展開は前もってわかっているだけに、お船が近くに来る度に妙に意識しすぎて挙動不審になる景勝(北村一輝)が可笑しいやら、可哀想やら。ここのトライアングルはどう収拾をつけるのだろうか…興味あるなぁ。
第5話「信長は鬼か」。兼続が信長(吉川晃司)の元へ使者として共をしたエピソードと、その信長を打つべし!と謙信(阿部寛)が蜂起するまでの展開。
吉川晃司版の信長、個人的にはかなり気に入っている。不敵で威圧的。しかし暴君とは最早言えない溢れるカリスマ性。演じる吉川晃司も年齢を重ねてなかなか面白い芝居と存在感を見せるようになったなぁと思った。しばし楽しみたい。
そして一部の方にお待ちかね!の石田佐吉(小栗旬/後の三成)の登場。兼続とは後々友の間柄になる人物ゆえに、その最初のかかわりのシーンに期待を寄せていたが、殆ど暗闇の中での兼続とのやりとりだった為、その「お姿」はあまり堪能できず。しかし小栗旬は、やっぱりこの後はあの髪型にしてしまうのだろうか。変えない方が良かったのに。(苦笑)

後はひたすら回想シーン頼みの子役チェック。4話は「雪上の求婚、アゲイン」にニヤニヤ。やはりアノ場面は“色々な意味”で名場面だと再確認。5話では山頂で義を語る謙信公と並ぶ景勝少年の後ろ姿のみ。顔は拝めず。(むさし)

「天地人」公式サイト
第4話あらすじ
第5話あらすじ

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2009年02月03日

「ありふれた奇跡」第4話(む)

中城加奈(仲間由紀恵)が、唐突に、翔太(加瀬亮)の家を見てみたいと言う。男女の関係になることには強い躊躇いがあるのに、家が見たいとは…。「わっかんねぇ〜」と、加奈の言葉の意味を受け取りかねて思わず漏らした翔太のセリフが可笑しかった。互いに恋愛にはどこか消極的でありながら、やはり「美しいお姉さん」を前にすれば、あれこれ妄想にも似た期待で振り回されるのも無理もない。

今回、田崎翔太という人物を描くにあたって、「アイリッシュダンス」を絡ませた事は面白いと思った。ステップを踏んでダンスの真似事に興じる二人の足音が、父親と(風間杜夫)と祖父(井川比佐志)に多大なる誤解を招いた事はこの際置いといて…800年という長い時間をイギリスの強い支配下に置かれた人々が、それでも、なお踊りたい、そして踊ったというそんな経緯で生まれたアイリッシュダンス(上半身は動かさず下半身のみでタップを踏んで踊る)に、翔太は強さや逞しさを感じ、そして励まされるという。工務店の2階の小さな和室に絨毯。襖にはケルトの壁紙、アイリッシュダンスの写真。本棚には関連書籍…どこかちぐはぐな風景の中で、けれど翔太の根底にある生き方に対する感性がその言葉と共にスッと理解できたように感じた。生い立ちや過去の出来事で人物の内面を説明する場面はよくあるが、こういう間接的な手法も柔らかくていい。

さて、父二人(風間・岸辺一徳)、何やら奇妙なコネクションがあったようだ。次週予告でチラリと映った「アレ」がそうか?(そういえば、放送前の番宣でネタになっていたなぁ)
うーん、こっちは「奇跡」というより「奇遇」の域??(むさし)

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2009年02月02日

「ありふれた奇跡」第4話(仲)

なんという美しいキスシーンだったことか。

オレンジ色の夕陽をバックに二人の重なり合うシルエット。余計な説明は一切無い。

加奈(仲間由紀恵)が翔太(加瀬亮)の家を訪れ一家に歓迎され、翔太の部屋で翔太の意外な趣味(ケルトやアイリッシュダンス)を発見した加奈は一緒にアイリッシュダンスを踊る。興じあった二人はやがて疲れて床に座り、ごく自然にキスを交わす。

二人の気持ちが手に取るように伝わってくるのだ。それも野暮なセリフなど一切無く、とつとつとしたセリフだけで、感情が伝わってくる。

言葉は感情の代弁者である。しかし時に言葉はウソをつき、誤解や不信を生むこともある。虚実混じり合った言葉が気が遠くなるほどの回数かわされる。そうやって人間は他の人間との距離を縮めたり遠くしたりする。そんな繰り返しなのだ。
その結果として、恋が生まれたり、憎しみに変わったり、いとおしさになったり、悲しみになったりする。
それが人間だ。

それをすべて飲み込んでシナリオに書き出す山田太一はやはり凄い。
大御所らしいシナリオだ。唸らざるをえない。

(仲村英一郎)
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2009年02月01日

「ラブシャッフル」第1話

野島伸司が脚本を担当、キャストもなかなか豪華なドラマだ。

初回を見始めてすぐ、その笑いや台詞についていけなくなってしまった。
正直、10代の視聴者の多くはその空気の差を感じたのではないだろうか。
せっかくこれだけ若者に人気の俳優を集めたのに、なぜネタが古いのか?
あまりのちぐはぐさに苦笑してしまった。
ストーリーの深さだとか登場人物に感情移入する前に、その設定や脚本のついていけなさに参ってしまった。
(緋炎)
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「必殺仕事人2009」第3話

第3話「偽装詐欺」
貧乏絵師の平吉は、妻・お静のために
浮世絵の版元・鶴屋忠左衛門の下で働き始める。
だが、鶴屋には裏の顔があった……

あらすじは、公式サイトを読んでいただくとして、、、
今回もしっかり楽しめた。個人的には一番楽しんで観ている。偉大なるマンネリズム。これはこれでいいのだ、作品自体が面白ければ。

さて、第1話のレビューで渡辺小五郎(東山紀之)の仕事の方法について異論を唱えたのだが、第3話に至って、これを撤回することとさせていただく。
小五郎は正面から上段の構えで斬りつけるという仕事をするのだが、そこに至るまでの経緯が「卑怯」だ。いかにも仕事人らしい手口である。
そして、なにより東山の斬り方が美しいのだ。舞いを踊っているかのようにすら感じてしまう。東山の所作の美しさを充分に考慮した仕事の手口だと気がついた。
浅慮なレビューを書いてしまったことをここにお詫びしたい。

余談であるが、前回のミュージックステーションに、主題歌「鏡花水月」を歌う「The SHIGOTONIN」が出演していた。
東山紀之、松岡昌宏(TOKIO)、大倉忠義(関ジャニ∞)というジャニーズユニットによるバラードだが、これがなかなか見応えがあった。男性でも見惚れる東山の格好良さ、TOKIOではほとんど歌うことのない松岡のボーカル、憂いを秘めた大倉の表情、どれも魅力充分。しかも詞も曲も仕事人にふさわしい哀愁を感じさせる。

CDは2月4日発売。Amazonではミュージッククリップを収録したDVD付き完全初回限定版をまだ予約できるようだ。DVD付きの初回限定版の方が「The SHIGOTONIN」ファンにとっては通常版よりも魅力があるはず。
ちなみに個人的にも完全初回限定版を予約した(笑)。
ご興味のある方はお早めに。

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