2009年01月31日

「歌のおにいさん」第2話(仲)

せっかく大野智を起用しているのにもったいない。

ストーリーは健太(大野智)が氷室(戸次重幸)らからイジメられつづけるだけの単調なもの。もちろん、回を重ねる毎に健太が氷室を圧倒していく展開になるのだろうが、それがわかっていても、面白くない。単なるイジメを観せられているだけだ。

学校や職場でも似たような経験をしている(したことがある)視聴者にとっては苦痛にしか感じられないのではないだろうか。真鍋(木村佳乃)プロデューサーが健太に投げかける𠮟咤も空々しくて説得力がない。こんなドラマを金曜の仕事帰りで楽しんで観る視聴者はいないと思う。

それにしても、半ばやけくそ気味に『おもちゃのチャチャチャ』を歌う健太に子供が飛びつくはずはないと思うのだが。。。

(仲村英一郎)
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2009年01月30日

ドラマの空気を壊すCM

民放のドラマ作りにはCM放送料という名目による企業からの出資が大前提だ。
業界の事はまったく無知だが、それでも自分の企業CMに起用している役者がキャスティングされているドラマにスポンサーとして名を連ねる事は珍しい事ではない。スポンサーを集めるという局側の営業の発想としても、むしろ当然のことだろうと思う。
ただ問題はドラマの途中に差し挟まれるそれらCMのタイミングと内容だ全部ではない、ごく一部だが、すごく気になることがある。
例えば今回の「銭ゲバ」。松山ケンイチが風太郎という役で重い芝居を続けるそのドラマの合間に、ドコモのCMが入る。同じ松山ケンイチがまったく違う設定の青年としてにこやかに現れる。そのギャップにのめりこんで見ていた気持ちがスッと引いてしまうのだ。興ざめ。私だけだろうか?
同様のパターンで、これまでで一番酷いと思ったのは、私自身が好きなドラマとして常に上位に挙げている「北の国から´98時代」だ。このドラマでは後編で、レギュラーの一人である北村草太(岩城滉一)が、事故で死んでしまう。その葬式。子供の頃から弟分として可愛がってもらっていた純(吉岡秀隆)が棺に収まった物言わぬ草太兄ちゃんを見て慟哭する。そういう大切な場面の直後に、なんと爽やかな笑顔の岩城滉一がCMで登場したのだ(確か日産のエルグランド)。CM自体に責任はない。ないが、少なくともそのタイミングはないだろう!と局側の配慮のなさに腹を立てた。実際、その時はかなりの抗議の電話が局に入ったとも聞く。まさか、非難覚悟の意図的なものだったとは思いたくないが…それも有り得ない話ではないので怖い、とも思う。

スポンサーは大事。自社CMで起用したタレントや役者が出演している番組であればスポンサーとしての出資も予定内だろう。CMもどこの時間帯で何回…という細かい決まりごとはあるはずだ。それは仕方がない。再放送時や地方によっては同じCMが流れる訳でもないだろうから大騒ぎをする話ではないかもしれない。でもなおドラマの雰囲気を壊すような入れ方はやはりセンスを疑ってしまう。配慮は欲しい。(むさし)
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2009年01月29日

「トライアングル」第4話(鹿)

江口郷田が妹・相武唯衣に言った「アイツ(=稲垣くろすけ)はやめとけ。お前傷つくぞ」に激しく同意。
稲垣くろすけよりも玉鉄影虎さまぴかぴか(新しい)by天地人の方が遥かに良いと思う!(え)
…という冗談はおいといて。

稲垣吾郎演じる「黒木瞬」は、このドラマにおいてどういうポジションなのかが未だに良く分からない。
最初は誰もが怪しく胡散臭いと感じる中、稲垣くろすけだけは清廉潔白…というか、完全に“外部”の人間ということが理解でき、視聴者と同じ目線でこの事件を追っていくものだと思っていたのだが、北大路パパが絡んでることが分かり、にわかに謎の一翼を担っているような気もしてきた。
今後は尊敬して止まない北大路パパのネガティブな部分から目を逸らせない状況に陥っていくことにより、稲垣くろすけがどのように変化していくのかを見守りたい。

それにしても、元刑事の宮部(浅野和之)の店を訪れたホワイト家のおとーさん(笑)の迫力は凄かった!
相手が演技派・小日向まるすけだから、余計に威圧感が増した。
ストーリー展開もさることながら、演技派の役者陣を贅沢に起用したドラマ構成に唸らずにはいられない。(鹿の使番)

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2009年01月28日

「RESCUE〜特別高度救助隊」第1話

山本耕史くんが登場するとのことで、初回2時間SPを録画で見た。
だが正直、2時間も必要ないと思ってしまった。
しょっぱなの緊張感溢れる消火活動はまだよい。
しかし、これはドキュメントではなくあくまでもドラマだ。
ストーリーの本筋に入るまでの導入部分があまりにも長すぎて、つい早送りをしてしまった。

主人公は横浜市安全管理局西消防署・北島大地(中丸雄一)。
スーパーレンジャー(特別高度救助隊隊員)になる夢を抱き、4週間の訓練に挑む。
ロッカーを開けると「不合格」の紙が貼ってある…という設定はなかなか強烈で面白かった。
次々に候補生が脱落していく中、実地訓練の時がやってくる。

中丸くんはなかなか頑張っていたと思う。
しかし、北島大地というキャラ設定がいただけない。
命を張る消防士だからこそ、命令に背き個人行動に走るなど最もしてはいけない禁則行為ではないだろうか。
上司命令を破り団体行動や隊列を乱した北島の衝動的な行動は、言語道断だ。

命には優劣などない。どの命も等しく平等であるはず。
自らの命さえ守れない人間が、他人の命を守ることができようか。
しかも己の命だけでなく、仲間の命さえも危険に晒してまで窮地に飛び込むというのは愚行以外の何物でもない。
山本扮する宮崎の志を継いで「命を助けたい」と思った北島の行動は、ストーリーとしてはドラマティックだが、それ以上に冷ややかな視点での“出来過ぎ感”が否めなかった。

結局は、要潤の冷静な行動と格好良さが際立った第1回だった。
これから北島は紆余曲折を経てスーパーレンジャーになっていくのだろうが、何と言うか…もはや先が見えてしまい、しかも脚本に捻りがない単純さを感じ、辛辣ながらもう見なくてもいいやと思ってしまった。(鹿の使番)

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「キイナ〜不可能犯罪捜査官」第1話

菅野美穂演じる女性捜査官・春瀬キイナが、常識では考えにくい不可能犯罪事件を科学と直感、自らの能力を生かして解き明かしていく物語。移植した心臓のドナーの記憶が蘇る、ポルターガイスト現象、空から魚が降ってくる…など日本を始め世界中で起こった不可思議現象や怪奇現象とも捉えられるよな出来事をベースに構成したオリジナルストーリーだ。

第1話ではキイナ(菅野美穂)がどのような個性を持ち、そしてその「能力」がどのようなもので、更に周辺の人間関係がひとつの事件の展開と共に説明された。
甘いものが好きで、男に弱く、取り立てて上昇志向もなく、できれば早く結婚して家庭を築きたいと願う29歳の女性だが、驚異的な速読能力を持ち、またひらめきに近いような鋭い直観・観察力が上司の目に止まり、交番勤務から捜査一課の特別班(通称ベッパン)に引き抜かれた切れ者。そういった彼女を認めているのが、管理官の御手洗修司(草刈正雄)、上司の雅一馬(沢村一樹)、同僚の遠藤桜(小池栄子)だ。
のんびりとマイペースな雰囲気から、配属初日、彼女の班につかされた新人刑事の山崎尊(平岡祐太)は、不満顔だが、徐々に彼女の「力」を知り、やがていいコンビになっていくのだろうとは想像がつく。

キイナの元カレという設定で登場する科捜研の技官役・工藤真一郎(塚地武雄←足を骨折したという設定で登場します/笑)も、なかなか温かみのあるいい味役どころで好感が持てる。彼とキイナが付き合っていたという設定がナンとも微笑ましいのだ。

刑事者でも迫力やスピードというテイストとは無縁のようだが、その分気楽に楽しめそうなドラマだ。
当座は1話ごとに一つの事件が解決するパターンだろうから、2話からでも十分楽しめるのでは。(むさし)

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2009年01月27日

「ありふれた奇跡」第3話(む)

中城加奈(仲間由紀恵)は、田崎翔太(加瀬亮)に、自分たちは男女の間柄ではなく「死のうとしたことのある人の会」だと、何やら、やけに直接的で、それでいて距離感のある関係性を提案する。お人よしの翔太は「いいね」と受け入れる。相変わらずじれったい展開だが、第3話となり、そのリズムにも少し慣れて来た気がする。

今回、翔太が何故死のうと思ったか、その理由を告白する場面があった。
大学を卒業して、マイナーな事務用品を販売する会社に就職した彼が、そこで思うように力を発揮できず、上司から酷い罵りを受けながらも、その上司に縋る思いでへつらう毎日だったことを、そしてある日自宅の倉庫で首を吊ろうとして祖父に止められたことを、鬱だと診断されたと苦しい気持ちと共に加奈に吐き出すシーンだ。その理由があまりにもリアルで身につまされた。ドキっとした。おそらく会社勤めの経験のある人なら(もちろん会社に限らないが)、立場はどれであれ、翔太の会社での情景はまざまざと思い浮かぶだろう。そんな事で?と健全な心境なら思い及ばないことでも、そういうストレスの積み重ねは簡単に人を追い詰める。
第2話のレビューで仲村氏も書いているが、私もこのドラマの特徴と魅力は視聴者に媚びないさりげなさだと思う。翔太の自殺(未遂)の動機にしても決して視聴者の気を引くような衝撃的な理由ではない。が、現実味がある。だからすぐ隣で起こっている出来事のような感覚となり、見入ってしまうのだと思う。この「日常」の観察力と表現力、これがベテラン脚本家のベテランたる所以か。(むさし)

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「ラブシャッフル」第2話(仲)

残念ながらこれは野島伸司の失敗作である。

前回のレビューでも触れたが、どことなく古くさい。
昔の「トレンディードラマ」の見栄えをちょっと変えた感じだ。
前の夜の残り物にちょっとだけ手を加えたような味気なさ。

あえて観るべきものでもないと思うので、恐らく今回が最後の視聴。

(仲村英一郎)
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2009年01月26日

「歌のおにいさん」第2話(鹿)

ドングリになってコロコロ転がりまくった大野健太。
戸次王子に衣装の調達、特製ドリンク作り、ヘアサロンの予約、マンションの理事会への出席…これでもかというほど雑務を命じられた結果、肝心の収録に遅刻するという大失態をしてしまう。
それでもひたすら頭を下げる大野健太は、少しずつでも“変わってきている”という印象を受けて、見ているこちら側も嬉しくなってしまった。
ステージの上を雑巾がけする大野健太も可愛かった。

しかし、生放送で最悪のアクシデントが!
戸次王子の新曲「失恋 ひとり旅」のオケテープが紛失してしまう。
ようやく見つかったものの、片瀬うららにより踏みつけられ、事実上再生不可能に。
だが戸次王子が臍を曲げてくれたお陰で、大野クンのナマ歌を聴くことができた。いえーい♪

ジャニでも1、2を争うほど歌が上手い大野くん。
この瞬間を待ってましたー揺れるハート
着ぐるみの大野くんも最高だけど、やはり歌って踊ってこその大野智!!!
しかもア・カペラで歌ってくれたのが、小野パパとの思い出の曲「おもちゃのチャチャチャ」。
ちくしょう、可愛すぎるぜ大野くんっ!

チビッコにタックルされながらも、ようやく「歌のおにいさん」としての一歩を本格的に踏み出した大野健太。
だが、第3話はなんと2週間後の放送…!
一体、どーゆーことだテレ朝めむかっ(怒り)
(鹿の使番)

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「ありふれた奇跡」第3話(仲)

気のせいかも知れないが、中城加奈は仲間由紀恵の等身大の素顔に近いのではないだろうか。仲間の数々の出演作のどれよりも、どこかふっと力が抜けていて、ああきっと彼女はこんな柔和で繊細な性格なんだろうな、と本作を観ながらそう感じる。「ごくせん」「TRICK」などとは、なにかが明らかに違うのだ。

前回のレビューで「まるで自分がその画面の中にいる一人のような錯覚に陥ってしまう」と書いた。その延長線上で、私は彼女に恋をしたかもしれない。いや、確かに恋心が芽生えている。「彼女」が「加奈」なのか「仲間由紀恵」なのかは判然としない。が、彼女が愛おしい。
これまで数々のドラマを観てきたが、こんな経験は初めてだ。

ホームドラマでイジメ役を演じた役者が街角で見知らぬ人から主人公を苛めるなと叱られた、などという話をよく聞くが、私もそれと似たようなものかも知れない。

・・・

しかし、よくよく考えてみると、このドラマの役者は皆演技をしているように見えないことに気がついた。皆がありのままを演じているように感じてしまう。だからこそ「まるで自分がその画面の中にいる一人のような錯覚に陥ってしまう」のだろう。
秀逸な演技と見事な演出だ。タイトル通り、これは「奇跡」だ。

早く「仲間加奈」に会いたくて、木曜日が待ちきれない。

(仲村英一郎)
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2009年01月25日

「銭ゲバ」第1〜2話

さて「銭ゲバ」である。遅ればせながらチェックした。
周囲では結構、評価が分かれていた。ドラマとしての出来不出来というより、その内容に惹かれるか否か、という点で。何せ「金が全て。金のためなら何でもする」という男が主人公だ。人を殺め、他人を嵌め、のし上がり、他人の幸福を奪い取りながら金を掴み取って生き抜いてやろうという生き方しかできなくなった姿をドラマとは言え描いていくのだ。爽快感とは無縁の展開、この不況の折に追い討ちをかけるような重いテーマ、いわゆる理想の道徳観念に背を向ける主人公に嫌悪を抱くという声もあった。
実際、視聴してみてその意見もわからないでもないと思った。確かに好き嫌いは分かれそうだ。
ただ、私は最後まで見てみたいと思う。

何故、彼がお金に執着するようになったか。その理由を説明する子供時代が非常に丁寧に描かれていたことは、最後まで見ようと思った理由のひとつだ。主人公・蒲郡風太郎(松山ケンイチ)の子供時代は貧しさゆえに虐められ、酒に溺れる父親(椎名桔平)の暴力に苦しみながらも、自分を愛してくれる母親(奥貫薫)を思い、健気に頑張る優しい少年だったのだ。その一連の描写が本来の風太郎にもう一度戻って欲しいという願いに似た期待感を持たせる。どんなラストが待っているのか、原作を読んでいない私にはまだ予想もつかないが、この世情の中で敢えてチョイスしたシビアな題材を、脚本家の岡田恵和が絶望的な結末で片付けるとも思いたくない。
(余談ながら風太郎の少年時代を演じたのは齊藤隆成。前クール「流星の絆」で有明功一の子供時代を演じた子役といえばおわかりだろうか。今回も大事な役どころをしっかりと演じているので要チェック。)
それから“明るい貧乏代表”のような野々村家との触れ合いがもたらす風太郎への影響にも期待したい。ひょんな人違いから強引に引っ張り込まれた定食屋を営む一家だ。光石研とりょうが無駄に明るい夫婦として登場する。ドラマの中では唯一賑やかな場面となり、我々視聴者をホッとさせる役割でもある。
そしてもうひとつに松山ケンイチの芝居の上手さ。ひと言も発しない陰鬱で無口な青年と思いきや、人を騙し操る為には饒舌にもなるし、笑顔も見せる、泣いても見せる。その役柄の上での役者っぷりもなかなか面白いのだ。

主人公の境遇を描いた1話、造船会社を経営する三國家に取り入るきっかけを掴んだ第2話、2時間以上を続けて観たが退屈はない。既に3話が気になっている。(むさし)

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2009年01月24日

「ヴォイス」〜命なき者の声〜第2話

タマゴを1パック買って家に戻る帰り道に、突然息絶えた男。死因は急性心不全。だが解剖の過程で感電の痕跡がみつかる。男はどこで感電し、そして道端で絶命したのか。日頃料理などしない男が何故、その時に限ってタマゴを買っていたのだろうか。男の妻(鶴田真由)は、事故の直前に夫に冷たい言葉を投げかけたことを悔やんでいた。おそらく夫は自分を憎んだまま死んで行っただろう、と。

「現場に行ってみない?」
大己(瑛太)のひと言で始まる「最後の言葉」探し。今回もまた、現場に行き、知人や家族から話を聞く…まるで刑事か探偵だが、そこから得た情報から、やがて何故その死に至る行動に出たのかが紐解かれて言った。
男は元アメフトの選手だったが怪我で引退。次の仕事も見つからず不甲斐なく家にこもる日々が続いたある日、妻に言われたひと言に奮起して、かつて一緒に観た映画「クレイマークレイマー」のワンシーンのように、やったことのない料理に挑戦しようとした矢先の感電事故だったことが判明したのだ。不器用だが、優しい人柄を描き出すエピソードのオンパレードは、少々“泣かせ”を意識しすぎる感もあったが、ストーリーとしての後味は悪くなかった。

ただドラマとしては、そういった一つの事件や事故の背景を解明していく部分と、そして彼らゼミ生の青春を描く部分との両方を折り込む構成に若干、(ボリューム的に)無理を感じてしまう。どっちも欲張りすぎると、かえって浅いドラマになってしまわないだろうか。(むさし)

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2009年01月23日

「ありふれた奇跡」第2話(仲)

なんの変哲もないドラマだ。どこにでも起こっていそうな日常をただ綴っただけのシンプルなもの。非日常的なのは主要キャラクター三人が三人とも自殺を考えた(もしくは未遂に終わった?)ことがあることでつながっていることくらいか。
また、ダイアローグも練りに練ったような気の利いたものでもなく、これまた日常的なものだ。

しかし、しかしである。

気がつくと画面に見入ってしまう。何故なのだろうか。ドラマチックな展開がそこにあるわけでもないのにだ。まるで自分がその画面の中にいる一人のような錯覚に陥ってしまう。登場人物にすっかり感情移入してしまうのだ。

そして一つ気がついた。今世間にあふれているドラマは視聴者の気をひこうとしているものが多いことに。だから本作のようなドラマが逆に際立つのだと言うことに。

いずれにしても、本作はさりげない作りながら、視聴者の心を動かす名作となるだろう。最終回まで視聴するつもりだ。

(仲村英一郎)
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2009年01月22日

「トライアングル」第3話(鹿)

ついに佐智絵が書いた手紙の内容が明かされる!
…という真相は、ドラマをご覧頂くとして。

前回までは、個人的に一番怪しいと思っていたのは谷原章介だったのだが、今回堺雅人が怪しく感じた。
「佐智絵に関することはすべて消し去った方がいい」と、唯一の物的証拠である手紙を燃やし…つまり証拠隠滅をしたことに加え、サチの養父・葛城均(大杉連)と裏で提携してそうな雰囲気も醸し出していたからだ。

しかしストーリーが進むに連れ、最も怪し気なのが北大路欣也に変わった。
手紙の差し替えは、一体何の意図があったのだろう。
やはり「唯一挙がった容疑者」に関係があるような気がしてならない。

一方、癒し系の代表・小日向文世演じる“まるすけ”丸山(笑)。
“くろすけ”こと稲垣吾郎と同様、江口郷田の形跡や態度を傍で見ているうちに自然と仲間意識と信頼が芽生えてきているのが何とも微笑ましく、スリリングなドラマ展開の中においてホッとさせられる瞬間だった。
「俺はお前の方を信じる。まぁ、刑事の勘だ」
と照れくさそうに語る小日向まるすけは、非常に可愛らしかった(笑)。

ところで、初回に登場した佐々木蔵之介。
もう出番はないのかなー?(鹿の使番)

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「ラブシャッフル」第1話(仲)

「ラブシャッフル=恋人交換」の説明と登場人物の紹介に終始した第1話。
初回なのでしっくり馴染めないのはよくある話としても、「ラブシャッフル」の意義がよくわからない。登場人物たちが毎週恋の相手を変えて恋愛劇を演ずるということで視聴者の興味をひこうとしているとしか思えない。もちろん、この試みがうまくいくと思って制作しているのだろうが、成功しそうな気配はなかった。始めの数話で視聴中止になりそうな予感がする。

それにしても、登場人物たちの間で交わされる会話の中になんとおやじギャグの多いことか。視聴ターゲットとしている年齢層には受けないのではと思った。シューレス・ジョーやらバケラッタやら脚本家(野島伸司)の世代を感じる。テーマ曲「Fantasy」やバングルスの挿入歌も同じく。

とりあえずもう少し観てみるつもり。

(仲村英一郎)
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2009年01月21日

「歌のおにいさん」第1話(仲)

思ったよりコメディ路線でなくてびっくり。
また、今の世相を反映させていて、少し胸が痛くなったりしてしまった。
金曜ナイトドラマの枠は、思いっきり弾けてくれていいのになぁ、と少し残念。
意外と根性物だったりするのだろうか?

(仲村英一郎)
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2009年01月20日

「本日も晴れ。異状なし」第1話

東京から沖縄の離島へ赴任した警察官・白瀬遼(坂口憲二)と、その島に暮らす人々とのふれあいを描くヒューマンドラマがスタートした。似たようなシチュエーションで大ヒットした「Dr.コトー診療所」と大きく違うのは、この島の人にとって「駐在さん」は全く必要とされてはいないこと。島の暮らしに溶け込むにはそれが最初の大きなハードルで、実際「ウザい」という感覚で受け止められた様子が第1話では描かれる。そこを彼の明るく情熱的な人柄と行動力で、やがて過疎という問題を抱える人々の絶望にも似た気持ちを前向きに変えていく…物語の行き先はそんなところだろうか。
人情を暖かく描くヒューマンドラマは脚本の藤本有紀の得意とするところ。おそらくは毎回収まりのよい展開を楽しむ事はできると思う。が、社会問題を絡めつつ人間を暖かく描くというパターのドラマがこれまでにもいくつも作られている事を踏まえると「平均点」的な作りでは、後々印象に残るドラマにはなりえない。主役の坂口憲二や島の住民として登場する松下奈緒、青木崇高ら役者陣の個性的なキャラクター作りにその成否はかかっているのではないだろうか。

参考までにドラマは全編沖縄ロケだそうだ。のどかな風景、美しい海、輝く太陽の映像は見ているだけでも暖かい。まだまだ寒い季節柄に、この温度感はちょっと嬉しい。
出演は他に前田美波里、夏未エレナ、近藤芳正、半海一晃、岡本麗、宇梶剛士ら。(むさし)

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「必殺仕事人2009」第2話

なんとも大倉忠義が良いのだ。

これはまったく期待していなかった。東山紀之、松岡昌宏のバーターで役を与えられたくらいにしか想像していなかったので、面食らった。
情熱的でいながら表に出すことはなく、どこか憂いを秘めながら悪に対する憤りを隠せない、そんな仕事人像にぴったりとはまっている。東山や松岡の演技が想像内の出来とすれば(これはもちろんいい意味でだ)、大倉の演技は想定外だ(これはもっといい意味でだ)。

今話は、源太(大倉忠義)の友となった佐藤数馬(忍成修吾)の無念を晴らすために、源太自らが仕事の依頼人となったわけだが、その仕事ぶりでは思わず目頭が熱くなってしまった。これには我ながら驚いた。源太を殺した太平(浜田学)を殺めるそのからくり必殺技には、確かに源太の炭火のようなメラメラとした怒りを感じた。
これからは大倉から目が離せない。

余談だが、今回の仕事は良かった。相手が剣豪だからという理由で酒に酔わせたり不意を突いたり。卑怯のオンパレードだ。これでこそ、仕事人。
なかでも東山の不意を突いた一刀切りは格好良かった。美しささえ感じてしまう。

来週が待ちきれない。
金曜日は仕事の日だぜ。

(仲村英一郎)
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2009年01月19日

「天地人」第3話

各話のサブタイトルが分かりやすくていい。
「五歳の家臣」に始まり「泣き虫、与六」「殿の初恋」来週は「年上の女(ひと)」ときた。「女」に(ひと)というルビをわざわざつけるなど、まるで歌謡曲(笑) ま、この長閑というか、戦国時代ものにしては堅苦しさがないというか…そういうソフトな印象でまずは視聴者を懐柔しようという策だろうか。

そして今回の「殿・景勝(北村一輝)の初恋」とは、後に兼続の妻となるお船(常盤貴子)へのひとめぼれ。もともと人付き合いが苦手で、社交的ではない景勝の、どうしていいかわからないような不器用な様子には思わず笑ってしまうこと数回。およそ戦国武将らしからぬウジウジした人柄を描く場面の連続に、もっと男臭い戦いのドラマを期待する大河ファンには物足りないかもしれないが、実年齢では、まもなく40にもなろうという北村一輝の見事な母性本能直下型の“可愛い”芝居に、かなりの女性は“もっていかれた”のでは?と推測。(というか…私もその一人。)大河において「女性ファン」を味方につける事は結構大事。製作者もよくわかっているなぁ、と。
また謙信のもう一人の養子・景虎(玉山鉄二)の完全無欠ぶりとの対比も面白く、この現時点では「負けている」感じの景勝が後に家臣との絆を深め、いかに武将として成長していくのかを見るのは楽しみだ。(…あ、主人公は兼続だっけ?)

前話終盤で妻夫木聡に交代になるまでをプロローグとするならば、この第3話からがいよいよ本編となる。物語が大きく動き出すには今しばらくの話数がかかりそうだが、景虎役の玉山鉄二始め、常盤貴子、相武紗季、吉瀬美智子らの女優陣も加わって画面全体が華やいできたこともあり、見ごたえのある展開は期待できそうだ。(むさし)

「天地人」公式サイト
第3話あらすじ

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「ラブシャッフル」第1話

あるマンションの住人たちが偶然乗り合わせたエレベーターが突然動かなくなったり、恋人を交換することにしたり…と有り得ない設定ではあるが、出演陣が豪華だしノリはいいのでタイミングが合えば観続けようかなとは思う。

キャストは、玉木宏を筆頭に男性陣は松田翔太、谷原章介、DAIGO、女性陣は香里奈、貫地谷しほり、小島聖、吉高由里子…という顔ぶれ。
それにしても、この世界的不況のご時世に、億ションの最上階に住んでいる20〜30代ということ自体がまずありえないだろーーっ!と叫んでしまいたくなるが(苦笑)、その上揃いも揃ってイケメン&イイオンナという全く現実味を帯びていないシチュエイションなので、いっそドリームな完全フィクションとして観られるかもしれない。

個人的にはエレベーターに閉じ込められた4人…という設定だけで、お芝居がひとつ出来上がるんのではないかと思った。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏あたりに脚本を書いてもらえたら、それだけで充分面白くてオチがある舞台を作ってくれそうな気がする…とは余談。

それぞれが陰の想いを抱えている感じなので、それらが徐々に解き明かされていくのだろうが、あくまでもテンポよく、そこそこ筋が通るようなストーリーを望みたいところだ。(鹿の使番)

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2009年01月18日

「歌のおにいさん」第1話

嵐の大野智クンの初コメディドラマ!
とはいえ、初回はそれほどコメディの部分はなく、あくまでもストーリー導入部としての要素が大きかった。
他にも関ジャニ∞の丸山隆平クン、TEAM-NACSの戸次重幸さん、吹越満さんなど出演陣は多彩で、いじり甲斐がありそうなメンバーだ。

余談だが、チビッコの中に与六by天地人こと加藤清史郎クンがいたこともなかなか興味深い。

何をしても中途半端な矢野健太は内定取消しと同時に恋人にも振られ、茫然自失状態でようやく就職できた先が子供番組のバックダンサーだった…というストーリー。
気に入らないことがあると、いつも逃げ出していた健太。
何でも他人のせいにして甘々に生きてきたことに気付き、まずは自分から変わろうと決意する様は非常に分かり易いストーリーで、金曜の夜に見るにはちょうど良い内容だ。
これから社会の荒波に揉まれるごとに大きく成長していく大野健太の姿が見られるかと思うと、今から楽しみで仕方がない。

大野クンが余りに色黒なのには驚いた(笑)。
あれは釣りで日焼けしたんだろうなぁ…。
これからも惜しげもなく気ぐるみ姿をバシバシ見せて、早く「歌のおにいさん」に昇格して欲しい(笑)。
(鹿の使番)

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「ヴォイス」〜命なき者の声〜第1話

今期の月9はドラマ初主演の瑛太を中心に、生田斗真、石原さとみ、佐藤智仁、遠藤雄弥ら法医学生たちの奮闘を描く青春群像劇。
もっとも、解剖のテクニックを学び、医学生としての苦悩や日常を描くのではなく、解剖の症例やデータから、何故その人がこの死に至ったかを仲間と共に突き止めていく筋運びで当座は展開しそうだ。女性監察医を描いた「きらきらひかる」〈鈴木京香・深津絵里ら出演〉の学生版か。
サラリーマン家庭に育ち、その風貌は極めて平凡だが、物事の理由・原因をとことん知りたがる探究心と、直観力・感性を見込まれて法医学ゼミに引き抜かれた加地大己(瑛太)、大病院の跡継ぎ息子・石末亮介(生田斗真)、クールな優等生タイプの久保秋佳奈子(石原さとみ)、“族”あがりの羽井彰(佐藤智仁)、少々オタク気のある桐畑哲平(遠藤雄弥)など5人のゼミ生にはそれぞれ生育環境の違いや個性を割り振っている。ただの探偵ごっこ的なドラマにするのではなく、そういった彼らの生い立ちや、過去、将来の選択、悩みなどもバランスよく織り交ぜて、深みのある青春ドラマとなってくれるといいのだが。

第1話では、何かの落下物により死亡した男(モロ師岡)が、実は建物の屋上から飛び降りた少年を受け止めたための事故だったという事がわかる。過去に同じ年齢くらいの息子をベランダからの転落事故で亡くした経験があった彼は、咄嗟に手を差し伸べたのだろう…それが大己の推測だった。結果的にはそれが正解で、ヒューマニズムで包んだ「いい話」に仕上げていた。ま、推測のまま離婚した彼の妻(美保純)に告げたり、救われた少年についてはちゃんと警察に事情を説明しただろうか…など少々ツッコミたくなる箇所もあるにはあったが、そういう暴走ぶりも含めての彼らの青春物語にするつもりなのだろう。

そういえば、地下鉄の車両事故に遭遇した大己の15年前のシーンがあったが、大己少年を演じていたのは「天地人」で兼続の幼少期を熱演した加藤清史郎君。短い場面だったが、またもやいい芝居をしていた。しばらく引っ張りだこになりそうだ。
出演はその他に時任三郎、矢田亜希子、泉谷しげる、名高達郎、濱田マリなど(むさし)

公式サイト

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2009年01月17日

「Q.E.D. 証明終了」第1〜2話

Q.E.D.とは “Quod Erat Demonstrandum=証明終了” ラテン語で「かく示された」。数学の証明で最後に書かれる略語だそうで、同名のコミックを、ちりとてちんの藤本有紀が脚本化したドラマだ。
主演にモーニング娘。の高橋愛、相方には中村蒼というフレッシュコンビを起用。学園や周囲で起こる数々の事件に、高橋演じる水原可奈の持ち前の好奇心と明るさ、そしてアメリカのMITを15歳で卒業したという天才少年・燈馬想(中村蒼)の数学的・科学的思考で挑むというもの。

元気いっぱいなヒロインは彼女の魅力を生かした設定。中村蒼も小難しい長セリフに芝居を殺されることなく奮闘しており、このドラマ枠のターゲット、すなわち10代の中高生層を対象と割り切っているのならまずまずの出来だと思う。とは言っても、そのターゲットから完全に外れている私が見た感想としては、驚くような推理が楽しめるわけでもなく、全体的な浅さが否めない。主演二人のいずれかのファンならともかく、毎週欠かさずチェックするかどうかは微妙。強いて言うなら「ちりとてちん」を書いた藤本有紀が脚本を担当している、というのが気になるところで、いずれかの回で「お!」と感心するような深み・奥行きのあるストーリーが登場するのでは…そんな期待がまだ捨て切れないではいるが。
ちなみに初回では魚脇実役で友井雄亮が、また次回は上方落語同好会の一人として辻本祐樹が出演。どちらも“ちりとて”メンバーだ。とりあえず、来週は見てみるか…。(むさし)

公式サイト


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2009年01月16日

「ありふれた奇跡」第2話(む)

不器用さを滲み出させるぎこちない会話のやりとり、独特の台詞まわし、そのリズムは舞台のようでもあり、また小説を読んでいるようでもある。
知り合った男女が、メールのやりとりの中で、それぞれが過去に一度は死のうと思った経験があることを告白する。互いに気にはなるのに、と言って、安易に恋愛に向かわない(向かわせない)距離を保ち続ける二人。二人の日常を肉付けするように、それぞれの家族を描く。これと言って大きな出来事のない展開だ。にもかかわらず見入ってしまう。このまったりした感覚を何故「退屈」と感じないのかが不思議だし、そこが山田太一という脚本の魅力のひとつなのだろうか、とも思う。

終盤、田崎翔太(加瀬亮)が、加奈(仲間由紀恵)に、自分の職業、ありのままを知ってもらおうと汚れた左官屋の作業着のままカフェに行くと、店員から退店を促されるような言葉をかけられた。その差別的な対応に腹を立てた加奈が、店員にひとしきり反論し、代金を押し付けて店を飛び出すシーンがある。ドラマとして見た場合は取り立てて大袈裟な場面ではない。けれど、こういった些細なトラブルも、自分の日常で起こったらちょっとしたハプニングだろうな、という事に気付かされる。この事自体を「奇跡」とは呼ばないだろうが、しかし、こういうレベルまで目線を下げていくと、山田太一の言う「私達の日常には奇跡が溢れている。」という言葉の意味が徐々にわかってくるのではないだろうか。そんな気がしてくる。(むさし)

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2009年01月15日

「トライアングル」第1&2話(鹿)

2話をリアルタイムで観て、あまりの訳の分からなさに後から1話をネット動画で慌てて視聴した。
そのため初回のドキドキ感は薄らいでしまったものの、それでも観続けたい印象は変わっていない。

とにかく際立ったのが、豪華キャストだ。
谷原章介や佐々木蔵之介をチョイ役として出演させるという贅沢な手法は、フジテレビ系列(実際には関西テレビ)ならでは。
最重要人物の1人であるサチを広末涼子が演じるのは多少危惧するところだが、周囲を江口洋介や小日向文世、堺雅人や風吹ジュンが固めているので安心して見ていられる。

サチは生きていたのか?という初回の問題提起は第2話によりあっけなく払拭されたが、それ以外にも堀米の自作自演事件などいかにも核心に触れるかのような展開を提示しておきながら、実は傍流に過ぎなかった…という事件が今後も出てきそうである。
しかしそれさえも、我々視聴者にとっては十分に振り回される要因になるのだろうなぁ…。
製作側の意図にまんまとハマっているということか。

そもそも25年も前の事件がなぜ今更表に出てきたのか、という根本的な理由がよく分からないが、これも核心部分のひとつなのだろう。
そして江口郷田がその事件の何を調べているのかも気になる。
郷田が言った「時効(15年)が成立すると、罪はなくなる」という言葉も非常に引っかかる…。

個人的に一番胡散臭いと思ったのは谷原章介だ。まぁ何となく、としか言いようがないが。
堺雅人の役どころも気になる。なぜサチを庇うのか。
そして第2話最後の江口が刺される場面。
サチを殺害したい…引いてはサチに絡む何か、永久に公表されたくない何かを抹消したいと思っている「誰か」がいる、ということだ。
次回を楽しみにしたい。(鹿の使番)

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2009年01月14日

「必殺仕事人2009」第1話

いよいよ連ドラ版仕事人がスタートした。結論から言うと、ほぼ満足できるクオリティになっていて、しっかり楽しませてもらった。

旧来からの仕事人ファンの中には、仕事人の大半をジャニーズタレントが努めることに抵抗がある方もいるらしい。(私の友人もそんなことを言っていた)

私もオールドファンではあるが、今の仕事人のラインアップには全く不満がない。むしろ現代版の仕事人にリニューアルされた感じがして好感すら持つ。

なにに限らずオールドファンは新しい試みに対して抵抗感を抱きやすいものだが、一度先入観を全部捨て去って、新しい仕事人を観てほしい。きっと楽しめるはずだ。

と、ここまで書いたようにほぼ満足のいく新しい仕事人だが、一つだけ気になることがある。それは渡辺小五郎(東山紀之)の仕事(殺し)の技。
仕事人は夜陰に乗じたり、不意をついたりと殺し方としては、すこぶる「卑怯」な手口を使うのが常識であり伝統である。しかし小五郎の殺し方は正面から上段に斬る(しかも顔を隠さず)。まだまだ仕事の技も検討中なのかもしれないが、中村主水(藤田まこと)とは一味違った殺し方を確立してほしい。また、それが非常に楽しみだ。
(仲村英一郎)
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2009年01月13日

「コード・ブルー」〜ドクターヘリ緊急救命 新春SP

昨年夏に放送した連ドラのスペシャル版として放送。
その最終回、高速道路のトンネル内多重衝突事故で、4人のフェロー達は(山下智久、新垣結衣、戸田恵梨香、浅利陽介)ルールを無視して患者を救う行動に出たのだが、それに対して数日間の謹慎という懲罰が与えられた。今回のストーリーはその謹慎明けの一日目に飛び込んできた列車横転事故での活躍がメインだった。
事故現場で数々の難しい救命措置を確実にやってのけるフェロー達の姿に、その成長を描き出そうとしてはいたが、やはり要所要所で中堅組(りょう・柳葉敏郎・杉本哲太など)の絡みがないと、どことなく引き締まらない感じがするのは以前と同じ。また、すぐに身内(今回は戸田演じる緋山)を重傷患者にするのは止めて欲しかった。確かにドラマチックにはなるだろうが、コードブルーでは、そのパターンをあまりにも使い過ぎている。度を越すとリアリティに欠けるし、安易さも否めなくなる。
とは言え、スペシャルと銘打っておきながら大半が総集編だったりするような作りじゃなかっただけでも見る価値はあったか…。(むさし)
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2009年01月12日

「天地人」第2話

家族と引き離された寂しさを紛らわす為、何事にも意固地になる与六(加藤清史郎)。ある日、その頑固ぶりを和尚に叱られ食事を抜かれた与六に、喜平次(溝口琢矢)はこっそり握り飯を差し入れようとするが、声をかけた途端に与六の感情が爆発してしまう。
「どうしてわしを呼んだのじゃ。わしは喜平次様の小姓になどなりとうなかったのに!」

うーん清史郎君、名演技。そしてその与六の激情に、呆然と立ち尽くす喜平次の表情がこれまたなんともいい顔で、見とれてしまった。この後、与六は夜の雪の中を自分の家に向かって山を降りるのだが、漸くたどり着いた家では母親に「帰りなさい」と追い返され打ちひしがれる。と、そんなところに殿、もとい喜平次様がお迎えに来ちゃうわけだ。「戻るのじゃ」と言う喜平次に、家来のクセに「もう歩けん。」と拗ねる与六も可愛いが、その言葉におぶってやるとばかりに黙って屈む喜平次の背中がキラキラしていたのは降らせた雪に照明が反射していたからだけではなさそうだ。そして名場面、雪の中での告白…って、そうじゃないのは分かっているが、「与六、この喜平次のそばに居てくれぬか。いつまでもわしの側にいよ!」とは、どう聞いてもプロポーズだろう(笑) ま、それだけこの物語の中核をなす大事なセリフだったわけだが。
さて、ちびっこ評論家としては(…なんだ、そりゃ)、本音を言うと今しばらく与六&喜平次の戯れっぷりを見ていたかったところだが、幼少期もせいぜい今話までが限界とばかりに、この名場面の後、あっさり妻夫木聡に交代してしまった。残念だが仕方がない。

ちなみに雲洞庵の小姓軍団はよくよく見ると皆、出で立ちが細かくて可笑しい。後の泉沢久秀(東幹久)・又五郎はちゃんと鼻の横にほくろをつけていたし、パパイヤ鈴木演じる甘糟景継となる登坂藤丸の髪のボリュームはちゃんと他の子の2倍はあった(笑) (むさし)

「天地人」公式サイト
第2話あらすじ

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posted by むさし at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 天地人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月11日

「ありふれた奇跡」第1話

私は山田太一のドラマを見たことがない。
ところが、”最後の連ドラ”発言があったというから慌てて視聴した。

ドラマ自体はとても素朴。シンプル。飾ったところがなく、ありのままである。
人との会話のちょっとした気まずさが、とても器用に描かれているのが面白い。
日常の中のちょっとしたドラマチックな瞬間を楽しめる初回だった。

キャストは他のドラマに比べて少ない。
しかし、彼らの間で起こる出来事や感情には深いものが見い出せそうだ。

山田太一ドラマの集大成となるような作品になって欲しい。
(緋炎)
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「トライアングル」第1話

フジテレビ系、火曜夜10時の新ドラマ。

パリ・上海・東京・大阪でロケを行い、キャストも豪華。
第1回はなかなか興味をそそるものだったが、今後もその豪華さに負けないような脚本を期待したい。
ただ、少々気取りすぎな演出もあり、正直冷めてしまうシーンもあったのは否めない。

ひとつひとつのシーン(登場人物の目線や台詞など)に謎が見え隠れする。
サスペンスとしての要素も面白そうだが、”殺されたはずの少女”を取り巻く人々の人間模様も味わいたい。
(緋炎)
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2009年01月10日

「ありふれた奇跡」第1話

放送前の会見で「連ドラはもう書かない。」という発言で話題になった山田太一氏の脚本によるドラマ「ありふれた奇跡」。その話題性も“今時”の視聴者を引き付けるには少々インパクトがなかったか。12.5%という初回の数字からはそんな印象も受けた。そもそも、30代後半以降ならば、好き嫌いはともかく、かろうじてそのブランドネームに反応はできるだろうが、それ以下の世代ではぴんと来なかったのかもしれない。

ある日、中城加奈(仲間由紀恵)は、ホームの端に立つ男・藤本誠(陣内孝則)を見て妙な胸騒ぎを覚えた。死のうとしているのではないか?そう、思ったのだ。やがて滑り込んでくる電車。男がフラリと動き出す。咄嗟に駆け寄る加奈と同時に別の男・田崎翔太(加瀬亮)が、無理矢理、藤本を引き摺り戻した。助けられた男は「自分は死のうとしてなんかいなかった!」と二人を批難するが…。
この出来事の後、二人は互いの直感を確かめるように言葉を交わす。「アノ人、本当に死のうとしてましたよね?」「うん。」「どうして?そうはっきり言える?」「そう…感じたから。」「そうよね。」
後日、藤本が当日事情聴取に立ち会った警官(塩見三省)と共に二人を訪ねてきた。そして本当はあの時死のうとしていたことを告白し、二人に詫びと礼を告げ、さらに訊ねるのだった。「もしかして、お二人とも死のうとした経験があるんじゃないかと…」

スリルや派手なアクション、大掛かりな設定などとは無縁の物語のようだ。日常の風景をそのまま切り取ったかのような空気。しかし山田太一はそういう日常の中に実は「奇跡」は溢れているという。その奇跡に気づくことで、人はもっと希望を持って生きる事が出来るのではないだろうか、そんなメッセージを託しているのだ。

初回だけでこんな予測をするもの失礼な話だが…恐らくはこの後も取り立てて注目されるドラマにはなり得ないだろうと思った。イケメンが出てくるわけでもなし、ストーリーも決して刺激的な展開ではない。いわゆるキャッチーな要素も少ない。けれどそれは数字の話だけで、ドラマとしては地味だがいい作品になるだろうと思う。少なくとも私は最後まで見るつもりだ。エンヤの透明感のある主題歌と共に、ドラマのメッセージが毎回、じんわりと身体に浸透していく感覚を楽しみながら。(むさし)

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posted by むさし at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ありふれた奇跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月09日

もう一度見たい大河ドラマ

あ、大河ドラマといえば…今年の「天地人」は11月で終了だとか。と言っても早々と打ち切りが決まったという話ではなく(笑/何せ初回の数字は篤姫よりよかったらしいし…)、NHKが数年をかけて製作している「坂の上の雲」の第1部を12月の大河枠で放送することが決定したための措置みたいです。
これが局としては予定通りのことなのか、或いはこれにより「天地人」の方で若干の内容の縮小がされるのかは判りませんが、「天地人」にも期待し、また「坂の上…」も楽しみにしている私としては、潰し合いにならないといいなぁ、とちょっと心配してます。

さて、冒頭から横道に逸れましたが、ただいま「Gガイド.テレビ王国」という企業サイトの企画でNHK大河ドラマの人気投票をやっています。投票の他に、これまでの歴代作品の概要を眺めることができるので「おお〜懐かしい!」とか「ああ、あったね〜!」などと独り言を呟きながら楽しんでしまいました。

現在までの状況は3位が「独眼竜政宗」、2位が「篤姫」、そして1位がわれらがウォッチャーズもオススメの「新選組!」となっていて4位以下を大きく引き離しているのが特徴。個人的にも納得&満足な結果なのですが、中でも「独眼竜…」が入っていたのは嬉しいですね〜!先月終了したばかりの「篤姫」や比較的記憶に新しい「新選組!」の人気が衰えないのは予想通りながら、20年以上も前の作品が根強く支持されることに「いいものは色あせない」という力強さを感じました。ここで1位、2位となった2作品についても果たして20年後に同様に上位にランクインするかどうか楽しみです。もちろん、そうなって欲しいという気持はあります。と、同時にそれ以上の作品がこの先でどんどん出て欲しいという気持ちもウォッチャーズとしては否めません。

みなさんは、どの作品がお好きでしたか?(むさし)

企画ページはこちら

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「トライアングル」第1話

江口洋介、広末涼子、稲垣吾郎らによるサスペンスがスタートした。
25年前に起きた小学生女子殺害事件。事件は10年前に未解決のまま時効を迎え、当時の同級生達に大小の影を齎しながらも月日が過ぎていたが、ある日、殺された筈の少女と同名の女が同窓会場に突如現れたことで、物語は動き出す。

冒頭、少女が河川敷に無残に横たわるシーン、続いて手を血で染めた少年、15年後、江口演ずる郷田が手術を執刀する場面、そして再び回想で「時効が成立するまで捕まらなければいいんだ。」と兄らしき人物に言われる少年…という流れから、まずはこの郷田が犯人のように印象付ける。(郷田にはまた時効成立を機に何故か医者を辞め、国際警察に転身しているという設定がつく。)が、もちろんそんな簡単な筋書きではないらしい。死んだ筈の少女が何故再び現れたのか、という仕掛けもさることながら、それぞれが何らかの情報を持っているような同級生達(谷原章介・佐々木蔵之介・マギー等)、謎の男・志摩野鷹也(堺雅人)、郷田の日本での研修先で同僚となる黒木(稲垣吾郎)、そして事件当時の担当捜査官で黒木の父でもある新造(北大路欣也)などが登場するたびに、見る側の「疑惑」の視点が振り回され、素直に先が気になった。サスペンスとしては悪くないスタートだと思う。

初回は郷田亮二(江口洋介)と葛城サチ(広末涼子)らの出会いのシーンにパリロケが敢行され、また、登場人物の設定やセリフから、東京、パリだけでなく大阪や上海も舞台として絡んでくる様相だ。関西テレビ放送開局50周年記念という冠つきのドラマだけに気合の程が伺えるが、ただ派手に予算を使うだけで終わらない、大人向けの上質な物語となることを期待する。

余談ながら…スポンサーにソフトバンクが名を連ねていなくて正解。(この番組ではKDDIが入っていた)何せ北大路欣也がセリフを口にする度に「白戸家・父」に聞こえて仕方がないのだ(笑) あの声は知らないうちに意識に潜り込んでいたようで…。(むさし)

ドラマ公式サイト

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2009年01月08日

TVウォッチャーズ的おすすめドラマ「王様のレストラン」(仲)

「人生で起こることは、すべて、皿の上でも起こる」

「王様のレストラン」は1995年春クールにフジテレビ系列で放送された連ドラ。
脚本はその前年に「警部補古畑任三郎」をヒットさせた三谷幸喜。
私個人は数ある三谷作品の中でもNo.1だと思っている。
コメディの体裁をとっているが、その中に温かいヒューマニズムが織り込まれ、名シーン、名セリフが随所に現れる。この作品以上に上質なドラマを私は知らない。

舞台は、とあるフレンチレストラン。以前は活況を呈していたが、天才的オーナーシェフの急逝により、店は傾き始め閉店まぎわまで追い込まれていた。
そんなある夜、一人の青年(筒井道隆)が来店する。ガラガラの店内の席に着いた彼は、実はある男を待っていた。やがて現れる中年男(松本幸四郎)が、そのフレンチレストラン「ベル・エキップ」に奇跡をもたらすことに、まだ誰も気づいていなかった。

キャストは松本、筒井の他に、山口智子、鈴木京香、西村雅彦、小野武彦、梶原善、伊藤俊人、田口浩正、白井晃など。小野、梶原、伊藤、白井ら舞台役者はこのドラマをきっかけにテレビの世界でもブレイクした。
ロケはほとんどなく、レストラン内だけの舞台設定は当時画期的だった。まるで舞台をテレビで観ているような感覚が新鮮だった。
主題歌は当時無名だった平井堅のデビュー曲「Precious Junk」。

どのシーンのどの一言にも全く無駄がなく、巧妙に張り巡らされた伏線とオチ。見終わると心が温かくなる感動。どれをとっても文句のつけようがない。まさに完璧なドラマだ。ドラマ史上に残る不朽の名作と自信をもってオススメする。

(仲村英一郎)
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王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe
王様のレストラン DVD-BOX La Belle Equipe平井堅 服部隆之 三谷幸喜

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stars完全無敵!!
stars素晴らしい!懐かしい!
stars世代を超えて
starsいいドラマです。
stars奇跡を見たければ、その店へ行け。

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2009年01月07日

「相棒 Season7」元日SP(第10話)

寺脇康文降板後初の回ということで、多くの相棒ファンが観たことと思う。
次の右京(水谷豊)の「相棒」は誰なのか?という一点に皆の関心が注がれたことだろう。
どうやら当面は各回で相棒を変えていく方式をとるようだ。今回の相棒は法務省官房長補佐官・姉川(田畑智子)。
田畑のせいではないが、良くも悪くもない印象だ。というか、ありふれた2時間ドラマに「相棒」が成り下がった感が否めない。
特命係で一人紅茶をカップに注ぐ右京の姿は寂しすぎる。陰と陽、静と動、冷静と情熱、このバランスがとれてこその「相棒」だったと思うのだが。

(仲村英一郎)
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2009年01月06日

「必殺仕事人2009」新春SP

ほぼ期待通り、満足のいくSPであった。

この新作で一番気になっていたのは、音楽は誰が担当するのか、ということだった。仕事(殺し)の場面を筆頭に、ドラマ全体を印象付けるのに、「必殺シリーズ」では音楽が非常に大きな要素を占めているからだ。

蓋を開けてみると、仕事のシーンでは過去の必殺シリーズのテーマ曲のオンパレード。往年のファンにはなじみ深いものだったし、初めて観る視聴者にとっては新鮮なものだっただろう。さすがに必殺シリーズを長く手がけてきた平尾昌明の仕事に感服。彼の哀愁を帯びたメロディなくして必殺は語れないと改めて思い知った。

必殺シリーズは、他の時代劇とは違い、時事ネタを題材にしたストーリーが作られることが多い。このSPにおいても、現代社会の高齢化と高齢者に対する圧政をモチーフにしている。視聴者は時代劇ドラマを観ながら現在の社会をダブらせて観るわけだ。この手法も往年の通り。うまくその手法を踏襲していた。

役者陣も申し分ない。東山紀之、松岡昌宏、大倉忠義という豪華なジャニーズトリオの演技はそれぞれ個性を生かしたもので、全く違和感がなかった。前SPの「必殺仕事人2007」以上に良い出来映えだったと思う。ただひとつ残念だったのが、玉櫛役の水川あさみがこのSPを最後に降板してしまったこと。シリアス、コメディどちらでも演じ分けられる彼女がいなくなってしまうとは予想だにしていなかった。なんとも残念。ただそのポジションに谷村美月が入るようなので、楽しみではある。
そして忘れてはならないのは、中村主水役の藤田まこと。彼が画面に現れるだけできりっと引き締まるのはさすが貫禄だ。

連ドラは1月9日(金)21時からTV朝日系でスタート。
大いに楽しみにしている。

余談だが、エンディングで流れる主題歌は2月4日リリース予定の「The SHIGOTONIN(東山、松岡、大倉のユニット)」の「鏡花水月」。こんなところにもなかなか気が利いている。
(仲村英一郎)
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2009年01月05日

「天地人」第1話

ここ数年来で私が1度も欠かさずに見続けた大河ドラマは実は「利家とまつ」「新選組!」「篤姫」だけなのだが、それでも一応はどの作品も初回、もしくは最初の一ヶ月くらいはちゃんと見てきた。単純に自分にとって面白いかどうかを見定めるためでもあるが、第1話にこだわるのは「子役」が活躍する事が比較的多いから、でもある。極めて個人的な嗜好で恐縮だが。

今回の「天地人」の第1話など、タイトルからして「五歳の家臣」だ。いくら妻夫木聡が童顔でも5歳は無理…ということで当然子役の起用となるが、直江兼続の幼少期・与六を演じた加藤清史郎は泣くも笑うも自由自在というような役者ぶりでなかなかの芸達者。第1話はわずか5歳にして喜平次(後の上杉景勝)の家臣になるべく家族から引き離される「別れ」がメインテーマだっただけに子役とは言えその役割は大きいが、視聴者を次回へと引き付けておかなければならない大切な役割をきちんと果たせていた。そしてもう一人。景勝の少年期・喜平次を演じた溝口琢矢が、これまたいい。「義経」や「新選組!!」で池松壮亮を使った時もNHKは子役チョイスのセンスがいいなぁと思ったが、それに次ぐヒットだ(個人的にね)。寡黙でありながら内に秘めた熱さを垣間見せる繊細な役どころをきちんと表現していたし、おそらくこの先の北村一輝へのバトンタッチもスムーズではないだろうか。

さて、そういった子役達を中心とした場面展開で主人公・直江兼続がなぜ上杉景勝の家臣として育てられたかを描いた初回だったが、(初回にしては)時代背景や登場人物の説明に時間を割き過ぎることなく(そのあたりは適度にセリフの中に織り込んでいた)、退屈することなく75分を見終わった。「大人組」の中では上杉謙信役の阿部寛に圧倒的な存在感を感じたが、まだまだ序盤だ。これから続々登場する魅力的な俳優たちの熱演が楽しみでもある。
昨年の「篤姫」同様に1年間楽しめるドラマになると嬉しい。
(むさし)

原作 火坂雅志
脚本 小松江里子 (どんど晴れ、若葉のころ など)
音楽 大島ミチル (ショムニ、純情きらり、ごくせん など)

●天地人公式サイト
●第1話あらすじ


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TVウォッチャーズ的おすすめドラマ「のだめカンタービレ」(鹿)

クラシックという一種敷居が高いジャンルが身近に感じられるようになるきっかけを作ったドラマが「のだめカンタービレ」だ。

マンガが原作だが、ドラマの良いところはそのシーンとBGMであるクラシックが同時に目と耳で感じられることだ。
それによって、あのシーンで使われた曲名は誰の何と言うものか一般視聴者にも興味が湧き、また映像シーンと曲を結びつけてイメージすることが容易となったため、クラシックコンサートに足を運ぶ人々やクラシックをダウンロードする人が一気に増える契機となった。
何よりマイナー曲であったベートーベン交響曲第7番…別名「ベト7」がここまで有名になり得たのは、ひとえに「のだめ〜」の力によるものだと言えよう。
これはスゴイことだ。

殴られて見事に吹っ飛ばされるシーンや、ハートマーク、お星様キラキラが宙に飛び交う場面など、マンガでは何ということないシーンも実写で見事に再現されている。
こうい画期的なシーンを表現することがフジテレビは実に巧みで上手い。
原作のマンガもコミカルな部分が非常に多いが、ドラマ化されてもそのギャグ部分と原作独特の雰囲気をを見事に表現し、出演俳優陣の代表作のひとつとなったことは言うまでもない。

千秋を演じた玉木宏にとっても当たり役となった。
また、のだめ扮する上野樹里は原作の野田恵と非常に似ていたため、彼女がのだめを演じてこその高視聴率だったように思う。
今は人気俳優の一人となった瑛太にとっても、コンマス峰クンを演じたことは大きなきっかけだったように感じる。

来年には映画化も決定されている。
舞台は日本からヨーロッパへと移ってはいるが、彼らの関係の進展、またクラシック界での彼らの成長を見られることが今から楽しみだ(鹿の使番)。

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2009年01月04日

TVウォッチャーズ的おすすめ番組「世界!弾丸トラベラー」(緋)

私が紹介するのは、ドラマではなく旅行番組です。
毎週土曜日の夜に放送している、「世界!弾丸トラベラー」。
梨花・中川翔子・山崎静代がMCを務めています。

”週末のシンデレラ”というサブタイトルがついているように、内容は主に女性向けのもの。
毎回、女性タレントが1泊2日などと短い日程で海外旅行に行くという企画です。
30分ほどの番組ですが、各国の名所・名物がサクサク見られるのが楽しい。
海外旅行に興味がある方は、この番組で魅力的な旅先を見つけてみては。

(緋炎)
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posted by 緋炎 at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TVウォッチャーズ的おすすめドラマ「新選組!」(鹿)

2004年の大河「新選組!」、私はこれで幕末にハマりました。
出演者はSMAPの香取慎吾、山本耕史、藤原竜也、オダギリジョー、佐藤浩市、堺雅人など今見ても豪華出演陣である。しかも脚本は三谷幸喜。
まさに“イケメン・パラダイス”、面白くないわけがない。

世情がどのように動こうとも、流されず己の信念(誠)を貫き必死に戦った彼らの姿勢が、翻弄されやすい現代の情勢にマッチして多くの共感を得たのだろう。

幕末という激動の時代の中で、歴史の表舞台に上がることはなかった「新選組」。
その組織をクローズアップし、賊軍という汚名を果たそうと誠のままに突き進み見事に散華したラスト・サムライたちに光を当てたことで、世の中に新選組ブームを巻き起こしたといえよう。

山本耕史が土方歳三に適役で、続編「新選組!!土方歳三最期の一日」が作られたことは大河始まって以来初めてのことだった。
「篤姫」で徳川第13代将軍家定公を演じた堺雅人は、山南敬助の役が大当たりし、現在のような人気役者の仲間入りを果たしたことは記憶に新しい(元々舞台俳優としては定評があったが)。
なにせ「山南敬助助命嘆願」メールや電話が何千とNHKに届いたというから、その人気の高さがうかがい知れよう。
歴史の影の部分を描いているため、落日以降は涙なしでは見られないストーリーだが、それをライトで明るくコミカルに表現したことは三谷氏の脚本の力に起因するところが大きい。

私にとっては1年間欠かさず見続けた人生初の大河ドラマであり、受けた影響は計り知れない。
確実に私の人生を変えたと言っても過言ではないドラマだ。(鹿の使番)

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stars大河のみならず、全ドラマの中でNo1
stars新撰組を舐めている!!
stars三谷幸喜さん。やはり貴方は凄い。
stars面白うてやがて哀しき
stars若い世代向けかな?

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stars実にいい出来です。
stars新撰組!
stars『滅びの美学』
stars新選組ギライでしたが…
stars三谷幸喜さん。あんたは・・・

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starsもう少し味がでるとよかったかなでも満足
stars見事に完結
stars栗塚旭、伊原剛志さんの土方歳三に及ばない。
stars土方歳三の心の葛藤と函館戦争
starsWonderful!

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posted by 鹿の使番 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月03日

TVウォッチャーズ的おすすめドラマ「踊る大捜査線」(鹿)

それまでの“刑事vs犯人”という二大対極構造を根底から覆した画期的な作品。
古いところでは「太陽にほえろ」や「西部警察」、「あぶない刑事」などに代表されるような“刑事(デカ)はあくまで格好良く、殉職が最大の勲章”というイメージを見事に払拭し、組織内部の確執や理想との葛藤、刑事もサラリーマンである…というような、カッコ良くはないけどそれも悪くはない、と思わせる新しい刑事像を生み出した作品といえる。

コミカルな描写や小ネタも多く、カエル急便やレインボーもなか、スリーアミーゴスなどシリーズを通して描かれた小道具やギャグも沢山あり、マニアを増加させた。
葛藤と挫折を繰り返しながらも、熱くて一途で真摯な青島刑事。
青島刑事の緑色のアーミーコートは一大ブームを巻き起こし、「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」の名セリフも残した。
また柳葉敏郎扮する室井管理官との友情、いかりや長介演じる和久刑事との上下関係、ユースケ・サンタマリアや深津絵里とのボケツッコミなど、緩急あるストーリー展開は秀逸の極み。
今見ても非常に面白く、大好きなテレビドラマのひとつである。

スペシャル版やスピンオフ、映画版も次々にヒットを飛ばしたことはご承知のとおり。
BGMも素晴らしかったし、毎回変わる犯人の豪華ゲスト出演も楽しみだった。
また次回映画作品が作られるという情報も入ってきているし、いまだに続編が楽しみな作品だ。(鹿の使番)

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踊る大捜査線 THE MOVIE [DVD]
踊る大捜査線 THE MOVIE [DVD]織田裕二, 本広克行, 柳葉敏郎, 深津絵里

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stars面白いです。
stars誰が何と言おうと名作
stars脚本の発想力はタダモノではない。
starsこれぞ!
stars現代の社会が持つ姿を鋭く切り取った作品

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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! [DVD]
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! [DVD]織田裕二, 柳葉敏郎, 深津絵里, 水野美紀, 本広克行

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stars前作から
starsちょっと詰め込みすぎの気がします。
starsこれぞ日本映画の最高峰!だ
stars一体、どうしちゃったのか?
stars心の痛みに応える織田裕二の名演

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踊る大捜査線 コンプリートDVD-BOX (初回限定生産)
踊る大捜査線 コンプリートDVD-BOX (初回限定生産)君塚良一

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starsいわずとしれた
starsまぁまぁ満足…
starsコンプリートと言うものの
stars最高ですね!
stars刑事ドラマの歴史を変えた!!

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posted by 鹿の使番 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする